August 15, 2024
夏の新作紹介 vol.38 US ARMY MEDICAL SERVICE CORPSの1940's Personal Effects Bag (Dead Stock)
ううっ、結局明日の台風の影響を恐れて午前中からいらっしゃった取引先の営業さんと、自社のサービス会員向けのサービス提供を依頼してきた葬儀屋の李行さん、そして元々予定されていたお客様以外は２名様のご来店で終わった今日。しかも20時以降は台風の影響がで始める予報になってましたので、19時以降は街まで静かになってました。まぁ仕方がないですね、これは。
当然明日は１日台風が抜ける夕方以降まで荒天が続くみたいですので営業してもどうなのよ、という感じですし、こうなるとファイナルセール期間はほぼ週末、土日のみとなってしまいました。やれやれ。新幹線も東京名古屋間は止まるみたいですしそれでいて東海道線は動くみたいなのでどうなのよそれ、と思わなくもないんですけどまぁ来てみないと判らないから仕方がないですよね。
そして本日は終戦の日。それに因んだ訳ではありませんが、未紹介だったデッドストックミリタリーアイテムで何と第二次対戦中の物が出てきたのを押さえておいたアイテムを丁度良いタイミングですので本日の紹介にさせて頂きます。
太平洋戦争で我が国が無条件降伏をして今年で79年。米陸軍医療部隊用パーソナルエフェクツバッグです。米陸軍医療部隊のマークが入ったこのパーソナルエフェクツバッグ、NATO軍のストック倉庫の最奥から掘り出された物で、1948年のブリュッセル条約締結以降、米軍とNATO軍両方の経済顧問を勤めたのがゼーラントだったのでNATO軍創設前からの連合軍(と言っても実質米軍です)の資材も一括管理された事から保管環境の良い状態でNATO軍のストック倉庫に残っていた物があった様です。おそらく他にも色々ともっと美味しいアイテムがあったんでしょうけどこの79年の間に掘り出され払い下げられ、奇跡的に完璧な状態で残っていたのがこのパーソナルエフェクツバッグなのです。
ですから太平洋戦争で使われた物ではなく、ノルマンディー上陸作戦以降苛烈を極めたドイツ戦線で負傷した米兵が運び込まれる野戦病院で使用する為の資材だった、という事になります。通常のパーソナルエフェクツバッグは個人の身元を示す物やもしもの時に遺族に残す為の物を入れておくバッグ。それに対してこれは野戦病院に運び込まれた負傷兵の千切れた身体の一部等を入れておく為の物。それだけに血液や体液で汚れる事を想定してラバーコーティングしたキャンバスで作られており、着替えた服を入れても良いですし、濡れたら困る物を入れるのも良いでしょう。本来そんな時代の物というのは骨董品の域に入ってますし、とんでもない価格で取引されてもおかしくはありません。ですが実用品は使ってなんぼ。折角ですのでブラピ主演のフューリーでも見て当時に想いを馳せつつ愛用して貰えればそれが一番、という事でこれで5,280円(税込)とあり得ない価格で提供しております。残り僅かになっておりますので、気になった方はお早めに。
さて、そんな訳で明日というかもうそろそろ台風の影響が出てきそうな感じになりつつあり、明日は朝の９時頃から本降り予報になっております。本降りの峠を越えるのが17時頃で雨自体は日付が変わる頃まで降り続く様です。とはいえどうやら在来線が止まるレベルの災害にはならないみたいですので、店は開けておりますからいらっしゃれる方は是非お越し頂ければと思います。無理しない範囲で。
アイテム紹介ですが、明日でお盆も終わりです、夏のと銘打ったアイテム紹介は明日までにして、明後日からは晩夏初秋のに切り替えさせて頂きますので、明日は最後の夏ドンズバのアイテムとして、こんな物もあるんですよ、という事でタンクトップの紹介を予定しております、お楽しみに。
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