Le mercier de B.A.T
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セレクトショップ“B.A.T”の取扱いアイテムを中心に、旅や食べや心に浮かび行く由無し事をそこはかとなく書き綴るブログです
ja-jp
2024-03-19T12:21:01+09:00
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梅春の銘作紹介 vol.15 ROYAL ROWのWater Repellent Cotton/Nylon Fisherman Coat
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232750
一転23℃→13℃はそれだけでもなかなかに寒いものですが、加えてまぁ酷い強風で出かけるのが億劫な1日でした。この時期ってのは20℃を超える最高気温の日はそこ迄多くはないものの、最低気温は10℃を越える日は少ないですし、朝から晩まで外で過ごすという事を想定しなくても、日が暮れたら気温は下がるので20℃近くから13℃程度の間で快適に過ごせる服、というのが最適です。そして日本の冬が暖冬化している事からこの気温帯に対応した服が最適な時期が年間に占める割合が拡大しており。となるとまぁその辺のアイテムってどんどん掘り起こして紹介しておべきだよな、と思う訳です。というのもこの手のアイテムって個人的にはとても好きなこなしの服なので、所謂相物と言われる物なのですが、毎シーズン提案してきているのでB.A.Tのストックの中で最もバリエーションがあるものなのです。しかも季節としての春と秋が短くなってはいるものの、気温としての相物の時期は長くなってますので提案時期さえ合わせられれば魅力的な提案ができるな、と思っております。特に最近紹介しているデニムのトップスは着用時期が長い上に汎用性も高いのでおすすめではあるのですが、トラディショナルな起源を持つ物(トレンチとかスティアンコルとか)になるとドカジュアルなブランドが作った春アウターって途端にカジュアル感がボーダーラインを超えちゃってなんかバランス取れないんだよなぁ、という事になりがち。なので今日紹介する様な、元々ドレスアイテムじゃない漁師のアウターだった物をドレス仕様にしてクロージングブランドが作ったものというぐらいで漸く丁度良い感じになるんじゃなかろうかと。ロイヤルロウ、実は雷秋冬、復活します。しますというかさせますというか、アクアスキュータム本体を継承している為にロイヤルロウは休止しておりましたがやっぱそれはそれで欲しいんだよ、とリクエストしていたら来秋冬にアイテムはかなり限定されておりましたが復活。とはいえ日本で取り扱っているのがもうB.A.Tだけですので少なくとも来秋冬に関しては専売モデルになります。そしてこの一見高密度な綿にしか見えない撥水耐水の生地を使ったフィッシャーマンコート、ネームをアクアスキュータムに変えただけで展開されており。元々英国のコーディネートやスタイリングをイタリアンな縫製仕様で軽く着易くしたものを提案しているロイヤ ..
2024-03-18T23:20:00+09:00
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梅春の銘作紹介 vol.14 norbitのCordura French Terry Soft Mounain Pant
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232749
今日も暖かく過ごし易くはありましたが、20℃台2日目ともなれば花粉の飛散量も更に増加していたらしく、いらしたお客様で花粉症の方は非常にしんどそうでした。とはいえまぁまだこの辺はマシなんですけどね、まだこの辺からだと山際までそれなりに距離がありますが、中央線で西八王子から先、京王線だと北野から先高尾山口方面だと山林の丘陵から続く山なんでスギ花粉全開でしょうから。とはいえ、そんな中で春アイテム、本格的に動き始めております。ただ本格的な春の訪れは昨年よりも若干遅れているみたいで、春の新作紹介に切り替えるのは予定通り春分の日からにします。気温的には明日以降はまた冬の気温に逆戻りで15℃以下の日が続くみたいですし。という事で本日は今から履けて当面履ける、そして気温がそこそこまで上がっても夏日にならなければ快適に過ごせるパンツ、というのを紹介しておこうと思います。スウェット生地には様々なバリエーションがある中で、個人的にゴリゴリの裏毛の物とこのフレンチテリーが特に好みです。というのも起毛やカットパイルだと暖かさという点においては良いんですが、言ってみれば内側はフリースと同等な質感なので、どうしても空気の層がしっかり出来てしまい暖かくなってしまうんです。それに対して鬼裏毛やフレンチテリーはざっくりとした裏側の質感なので肌触りはさらりとして爽やか。なので通年使いのアイテムとして考えると裏側がフラットに近いフレンチテリーの汎用性が最も高い、という事に。これコーデュラナイロンを芯に使って綿で巻いた糸を使ってまして、強度においては綿100%に比べて圧倒的、一般的なナイロンと綿の糸を比べてもおよそ10倍とされてますが、コーデュラナイロンはその一般的なナイロンに比して引き裂き強度で11倍以上、引っ張り強度で約12倍という検証結果が出ております。表面を綿で巻いているので摩耗性能に関しては綿ですが、引き裂きと引っ張りに関しては担保されたフレンチテリーという事になります。本体にはそれを使っていますが摩耗性能が必要とされる部分にはストレッチ性のあるポリエステルの補強布を使っておりますので、本体はカットソー生地の伸縮性、部分的には耐摩耗性のある化繊の生地と理想的に使い分けたスウェットパンツなのです。しかもしっかりと表側には耐久撥水加工を施してあり、スウェットなのにちょっとした雨程度ではものともしないの ..
2024-03-17T23:25:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.13 NORDISKのTechnical Cotton Pellow Tote (Seasonal Limited)
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232748
流石に20℃ともなれば暖かかったですねぇ。でも先月もっと暖かい日があったのを思い返すとどうかと思うんです。まだそこまでにはなっていないな、と。でもこの時期になると花粉が凄いみたいで今日いらしたお客様も結構花粉にやられていました。でもそんな1日だからでしょうか、お客様がドカッといらした結果、困った事になりました。いやありがたくもあるのですが。集中して同じ物が売れてしまうのってありがたくもあり、困った事でもあり。昨日紹介したノルディスクの長袖Tシャツがあっさり完売。合わせて未紹介の半袖Tシャツもごっそりサイズが欠け。更にこのところで紹介したロイヤルネイビーの別注ベンタイルシャツジャケやnarifuri×Wild Thingsの2ウェイハッピージャケットも数を減らしております。こりゃ明日もどんどん減る可能性がありますので、アイテム紹介を進めておかないと危ないですね。例年2月後半から3月前半は季節の変わり目で売り上げの谷間なのですが、今週も前半はいらっしゃるお客様が極端に少なくどうしてくれようかと思っていましたけどここにきて一気に動き始めました。このピロートートバッグ、昨年から取り扱いを始めましたが、昨年のモデルはあっという間に完売。一見チープな様で素材はノルディスクのクラシックテントと同じテクニカルコットンが使われております。ここ1年で上がった資材価格や工賃の上昇の影響で今シーズンのモデルは価格が上がって9,900円(税込)となっておりますが、それでも今シーズンは日本製を貫いております。そして限定カラーのマダムブルーとカーキの2色を今回はラインナップ。前回やった時はオリーブ1色だったのですが、Tシャツの新色も実はテントの限定カラーモデルに合わせて増やされていて、そのままテント生地を使って同色で展開していたのがこのピロートートバッグ。キャンプの際に中に着ていた物を入れて半分にして内側についていた紐を使って閉じると枕になる仕様です。外側に2つのポケットも付いていて日常使いにもとても便利。これもまたあっという間に売れてしまう気がします、気になった方はお早めに。という事で明日も暖かいみたいですので、この時期の気温に即したアイテムが減っていくと思われます、ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。アイテム紹介ですが、明日はこの時期ならではなパンツの紹介を。お楽しみに。 人気ブログラ ..
2024-03-16T21:45:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.12 NORDISKのOrganic Cotton Embroidery Logo L/S Tee (Seasonal Color)
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232747
明日はもっと暖かいみたいですが、今日も17℃となかなかな最高気温で春めいており。そしてそんな今日は今日で色々と進展があり。春物ですが、フォックスファイヤーの今春夏のアウターが来週入荷予定。これでほぼアウターは入荷した事になりそうです。そして秋冬の発注にも動きが。イタリアから新たなイタリア製クロージングブランドを引こうと思っていたのですが、そちらのデータが漸く送られてきまして、そのチェックをしつつエージェントとメールのやり取りをしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。暖かくなってきている中で春夏の入荷と秋冬の発注の両立をするのが気分的にも感覚的にも微妙な感じではあるのですが、今日紹介するのは先日から告知している通りノルディスクの長袖Tシャツ。最近の日本の気候からしてデニムを中心とした綿の一重やライトウェイトな化繊のシェルといったアウターと、そのインナーに使えるカットソーが年間通じて使えるアイテムの中心になりますが、そうなるとそもそも流通しているアイテム数が少ない長袖Tシャツ、なかなかに美味しいアイテムになります。今シーズンのノルディスク、レトロテントに使われているテクニカルコットン(綿ポリ素材)と最新のテントに使われている防水透湿素材のそれぞれを使ったアウターはありましたが、色を含めて今一つピンと来なかったのでパス。3レイヤーの最新素材を使って作るアウターは発注したモデルはボツ。という事で今シーズンのアイテムは長袖と半袖のTシャツ、そして人気の小物であるピロートートバッグだけになってしまいました。しかしノルディスクの今まで展開してきたアイテムの中でもカットソーの人気はかなりなもので。そしてY.の方では出ていましたが、ノルディスクネームでの長袖Tシャツは今回が初めてのリリース。そして何より通常のMサイズに相当するサイズである44サイズが無かったのですが、今回の長袖Tシャツをリリースするのに当たってしっかり44サイズがラインナップされてまして。これはやっておかねばと。しかもオーガニックコットンを使ったしっかりとしたボディなのにも関わらず、現在出ているスペシャルカラーのテントと同じマダムブルーという燻んだターコイズみたいな色とカーキの2色が今までに出た事のない色だったので、この手の素性の良い生地を謳うアイテムは定番色が圧倒的に多い物ですからこりゃやっておこう、とい ..
2024-03-15T21:35:00+09:00
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価格上昇はどうにもこうにも・・・
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232745
今日は展示会日和と言って良いぐらいの程よい暖かさの1日でした。まずはノービットからスタートしたのですが、この1年での価格の上昇にビックリ。だってドルもユーロも上がったと言ってもこの1年はどちらかというと高止まりでそこまで変動はなかったので。それでも値上げせずに頑張ってきちゃったからこのタイミングで値上げする、というところは沢山ありますし、クオリティ的には妥協のない物作りという点で他の同ジャンルのブランドと比べて圧倒的な作り込みをしているので、クオリティに対してコスパが良い、という認識をノービットには持っていたのですが、その複雑な縫製仕様のアイテムを縫っている工場は1度作るとコストを上げてもやりたくない、という事で毎回生産工場を探すという事を繰り返していたら、日本でも複雑なパターンワークで知られるモードブランドや海外でも同等のアイテムを作っているハイレベルなブランドの生産を請け負う、高いけどノーと言わない工場というのに出さざるを得なくなってしまっている様で。つまり最早縫製工賃がドル建てユーロ建てで通る範囲であれば、企画を現実に生産してくれる工場で生産するしかない、という事になり、結果日本円で価格を出すとコスパについては追いかける事が出来なくなってしまったというかコスパを追求する事はやめた、というのが正しいのでしょう。中途半端に妥協してディテールを削って価格を下げたところで評価される事はない、という判断をした、という事です。なのでこの秋冬で78,000円で出していたムーンツィードを表の層に使った3レイヤー生地のフィールドコートは98,000円、同ベストは58,000円→78,000円と全体的に大幅な値上げになっており。こうなると新作以外は取れないですし、旧作の在庫のコスパが相対的に良くなってきます。そんな中でも幾つかはこれならコスト的にもアイテム的にも良いんじゃないか、というアイテムがありましたので、それは発注するのですが、全体的にはかなり絞り込んだ発注になると思います。とはいえブランドとしての方向性は間違えていないな、と私としては思いました。私は既存のお客様に対してその収入から日々の出来事迄ある程度把握した上でご提案させて頂いているので、クオリティを上げる分価格も上げて買える層がごく一部のファッショニスタ的な方々だけにしてしまう、という選択肢は選びません。それはその既 ..
2024-03-14T22:10:00+09:00
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梅春の銘作紹介 vol.13 PAY DAYのCoverall Railroad Jacket “50's Indigo Nepped ”
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232744
予定通りに本日入荷がありましたが、ノルディスク初の長袖Tシャツのサイズ44、とても良いサイズです。やっぱこのぐらいの大きさじゃないと流行を追わないB.A.Tのお客様にはちょっと大きかったですから。しかも今シーズンの物は全て日本製ですが、来秋冬には一時的にかもしれませんがカットソーも全て中国製になる事が決まっていて、ノルディスクの価値としては今までの物と今シーズンのアイテム迄が1ランク差の付いたアイテムと言えるかもしれません。まぁその辺の紹介は明後日以降にするとして、本日は昨日告知した通りペイデイのファーストモデルである50年代の物が良い感じに使い込まれて見つかった古着のイメージで作られたバージョンのレイルロードジャケットの紹介をさせて頂きます。加えて明日はノービットとインポート諸々の展示会を廻るのでそのご報告になりますので。この雰囲気を出す為にピュアインディゴで染めた元々インディゴブルーな色の縦糸のデニムを使用。しかも拡大するとよくわかるのですが、緯糸にネップが散っていてそれが良い感じに表に出てきて洗い加工をする事で状態の良い古着の様な表情になります。そもそもペイデイやビックマックといったJ.C.PENNEYのプライベートブランドだったワークウェアは古着として人気のアイテムで、それがライセンスで現代に復刻提案されているので。その風合いを現代に再現する、というのが元々のライセンスブランドのコンセプト。そこを忠実に追求した最初の1着がこのモデルなんですが、10ozとライトウェイトですけどこだわったデニムを使って更に加工を施しているので価格は29,700円(税込)と昨日紹介したモデルよりも若干高くなっております。サイズもこちらは初回でサイズ感が今一つ判らなかったのでSとMの2サイズ展開で、何とか両サイズとも残っておりますので、大きめのサイズがよろしい方はMサイズをどうぞ。色的に春らしいのはこっちですしね。という事で明日は展示会廻りに行って参ります、間違いなく成果のあるところばかりですので、ご報告をお楽しみに。いつも通り17時過ぎには戻ってきてブログを書いておりますので、お時間の合う方は定休日ですがお気軽にお立ち寄り下さいませ。 人気ブログランキング ..
2024-03-13T22:20:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.11 PAY DAYのCoverall Railroad Jacket “One Wash”(Only at B.A.T)
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232743
1日中雨というのはうんざりしますし、しかも夕方から最後の足掻きで寒冷前線が通過した後のところで雨が激しくなっていて、終業以降にお客様がいらっしゃる事もなく、寒いだけで残念な1日でした。でも一つだけ、narifuriからの入荷がありまして、長袖Tシャツがベストセラーアイテムとなっているマルチテックス(別注仕様のSOLOTEX)を使ったワッフル生地で遂に出た半袖バージョンが入荷して参りました。今までに取ってきていなかった新色を含めた3色をセレクトしてまして、白・ブラウン・グレージュの3色展開となっております。どれも良い感じでしたが、半袖ですんで先に入荷しているコブマスターのと同じで春分の日を超えて春の新作紹介の時期になったら紹介しますね。それとは別に明日、ノルディスクの長袖Tシャツ&半袖Tシャツとピロートートバッグが入荷します。長袖Tシャツとピロートートバッグに関しては梅春の新作紹介の間に紹介する予定です。とまぁそれはさておき。昨日予告した通りで本日は未紹介だったカバーオールの紹介なのですが、散々検索してみたんですけど何とこの仕様のモデル全く掠りもせず。今日紹介するのがワンウォッシュバージョン、明日紹介予定なのがユーズド加工をした物なのですが、ちょっと変則的な出方をしていた結果今日紹介する方を全く紹介しないまま来てしまった、という事が判明。本来銘作紹介とすべきアイテムではあるのですが、未紹介な上に色々と魅力的な事もあってB.A.Tにしかないのであれば一度は新作紹介で紹介させて頂く事にしました。PAY DAY、元々は米国の今は無きスーパーマーケットチェーンJ.C.PENNEYのプライベートブランド。私もかつてスニーカーの買い付けとかで米国を廻っていた頃よく立ち寄ってましたがスーパーマーケットと言っても日本でのイメージ的にはイトーヨーカドーみたいな感じなんですが、一部今でいうところのホームセンター的な側面もありまして、ワークウェアをプライベートブランドとして展開していたんですね。店頭にはリーバイスもラングラーも並んでましたがそれと合わせてプライベートブランドであるペイデイも並んでました。しかしネット通販、特に米国では日本に先駆けてガーファの一角であるAmazonが急成長してきた為に既存のスーパーや百貨店、更にショッピングセンターが押されて売り上げを落としており、J.C.PE ..
2024-03-12T22:50:00+09:00
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梅春の銘作紹介 vol.12 narifuri×LeeのCordura Stretch Denim Cycle Jacket 91-B
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232742
今日はバタバタでした。と言ってもお店が忙しかったのではなく、確定申告に行きつつ、途中でブログに書く様なネタではなく終わりを見たらそこから書こう、と思っていた事がようやく終わりを見たのですが、その最後の処理もあって昼過ぎまでバタバタしていた、という。確定申告は出しに行くだけですので問題なかったのですが、行ってみたら告知された時代の変革とも言うべき事実が。来年から確定申告書に税務署が捺す収受印が廃止されるそうな。つまりこの収受印を貰う為に紙で申告し続けていましたが、兎に角ペーパーレス化を推進するとの事ですし、来年からはe-taxにする事を検討する事にします。でも金融機関から融資を受ける際に税務署の収受印の捺印された確定申告書の控えの提出を求められるので面倒でも紙にしていたのに、この国税庁の対応は一方的らしく、まぁ国がそうするって言ってるんだから金融機関も追従するしかないでしょうけど、どうなるのか微妙なところです。それとは別にもう1件の問題も税務署案件でして、何とですね、貧乏暇なしで利益なんて碌々出ていない零細企業の弊社に来ても経費の無駄遣いじゃないかと思うのですが、昨年11月からなんと税務調査というのが来てまして。基本的には一部記載漏れがあるとの事でそこから同じ問題が過去の納税にもあるんじゃないかという事で調査、という事でしたがまぁこれが11月に1回、12月に2回、1月に1回と2月に1回、計5回もやってきて店内で調査したり書類を持って行ったりをやって、今日も最終的に修正申告する事になったのでその書類に自筆で記載をという事だったので、だったら確定申告に行くからついでに税務署で済ませましょう、という事になりまして。長くなるのでこんな事があったんですよ、という話だけ書かせて頂きましたが、そこ迄無事に終えて11時50分。久々に相模原に行ったので、帰り道の途中に相模原の有名町中華な自由軒がありまして、折角だし、と思って寄ったのが更なる開店遅延につながってしまいました。いやぁ、久々に行ったらこれがこの上なくマイペース。12時開店で12時6分に入店し、1巡目の最後で10番目ぐらいだったのですが、着丼したのは13時近くになってましたから。老夫婦のみでやっている店ですからまぁ仕方がないんですけどね。盛りの良さとガッツリ具材でコスパ最高な店なので誰も何も言いません。とまぁそんな感じでお昼食 ..
2024-03-11T23:45:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.10 Cobentry Design Hommage GraphicのDisguising The Movie Hero Front Zip Sweat Parka “JACK” (B.A.T別注)
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232741
気温は上がりませんが風がそれ程でもなく、足踏み状態でもなんか春に近づいているんじゃないかという気がしなくもないです。それもあってか今日もロイヤルネイビーのシャツジャケが動いていたり、昨日今日で紹介しているスウェットパーカの今回バージョンも先に紹介しているのも動いていたり。この時期に着る服って先日も書きましたが春らしさを演出しつつこの気温に耐えられるコーディネートを考える事になります。行けるところまでダウンを着続ける、というのは経済的ではあるけれど日中は暑くなる時期が近づいておりますし、来週末にも東京近郊でのソメイヨシノの開花宣言が出る予想になってますが、花見に行くのに冬の格好では流石に格好もつかないし気分も出ないでしょう。取り敢えず本日は昨日に引き続きイレギュラーに出来てしまったスペシャルなスウェットパーカの別柄の紹介です。基本的な説明は昨日してしまったので。こちらのバージョンもありますよ、という紹介になってしまいますが。偶さか既存のオマージュグラフィックシリーズの絵柄の中から2つ選んで別注展開するぞ、と思い立った時にそれ迄に取り扱いをしていない絵柄の中から何かしらかの関連性のある2柄を選ぼうとしたらこの2柄がジョニー・デップ繋がりだったからなのです。個人的にジョニー・デップがとても好き、という訳ではありませんが、俳優歴の長いジョニー・デップが出演している映画って多岐に渡っており、カルトムービーと言って良い映画にも多数出演しております。なにしろ初出演がかのエルム街の悪夢ですし、シザーハンズのエドワードも悲しい人造人間でしたし、英国人に大人気のウィリアム・ブレイクやモテ男ドンファンを演じたり、かの奇才監督エド・ウッドも演じております。オマージュに関してはパッと見で判らないといけませんがら大ヒット作の主演キャラをデザインするしかありませんが、実はこの春夏にステイクリエイティブがテーマにしている映画の一つが1998年の“Fear and Loathing in Las Vegas(邦題:ラスベガスをやっつけろ)”でして。これもジョニー・デップが主演してるのですが、ラスベガスでドラッグキメまくって好き放題やる映画で我が国においては全くヒットしていないのですが、これサウンドトラックの一部楽曲に布袋寅泰氏が参加していたり、バギーレースに参加していたりでなかなかに格好良いので欧米 ..
2024-03-10T22:25:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.9 Cobentry Design Hommage GraphicのDisguising The Movie Hero Front Zip Sweat Parka “WONKA” (B.A.T別注)
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今日は春物を物色しにいらしたお客様が複数いらして下さいまして、なかなかに忙しく過ごしておりました。ここのところで紹介してきたnarifuri×Leeのコラボジージャンやゴアテックスに代表される春メインのシェルなんかを見にいらしたお客様が多く、紹介している新作に対して対抗馬というか横並びに選択肢として違ったコンセプトで作られているアイテムをお見せしたら色々と悩んだ挙句にこれだな、という事でお買い上げ、というのが複数あり。その辺をいらしたお客様に紹介しながらこれはこのブログでも紹介しないとな、と思っておりました。今日は新作紹介をさせて頂きますが、その辺の紹介を進めておかないとな、と沁み沁み思っております。でも本日と明日はこのタイミングで紹介しておかないと、というスウェットパーカがありますのでそれの紹介をさせて頂きます。これ昨年10月に秋の新作紹介で紹介しているのと同じボディで同じプリント柄なのですが。大変に曰く付きなバリエーションが出来てしまっておりまして。何が起こったのかと言いますと、ぶっちゃけプリント工場が間違えたんです。本来はこの白と黒のプリント色だけで展開しているのですが、そもそも前開きのスウェットパーカがラインナップになく、でもボディ自体は存在しているとの事で折角だからそれを使って、どうせならプリント色も別注で展開しよう、という事で別注色でプリントして頂く事になったんです。それで2柄やる事にして、テーマにジョニー・デップ主演映画というのを据えまして選んだ2柄の内昨年続編というか前日譚を映画化したものが大ヒットしたチャーリーとチョコレート工場シリーズの物がこちら。ところがですね、当初の納品予定日前々日になったらメーカーにぷりっjと工場から連絡が入りまして、くれぐれも間違えるなよ、と伝えていたそうなんですがすっかり忘れてそのまんま白黒でプリントしてしまっていたんだそうで。納品前になってからそういえばこれ別注で通常のプリントと同じ流れでやっちゃ駄目だったじゃん!というのに気がついてしまって、慌てて連絡してきたんだそうな。そこからサイドボディを取り直して最優先で作り直してくれるという事になり、2週間遅れで納品されて事なきを得たは得たのですが。問題なのは2柄共(明日もう1柄の方を紹介となります)ボディはスペシャルですが通常の白と黒のプリントで作ってしまった最初のプリント ..
2024-03-09T22:45:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.8 HIROSHI TSUBOUCHIのHolecut / Saddle Plain Toe (B.A.T別注)
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232738
一応階段の端っこぐらいにはシャーベット状の雪が残っておりましたが。開店時には完全に晴れていて気温は12℃程度とはいえ、高尾から先の中央線とその支線である青梅線と武蔵五日市線以外は全く止まらず平常運行でしたから良かったですねぇ。なんて思っていたら鳥山明氏が今月1日に亡くなっていたという衝撃的なニュースが飛び込んで来てびっくりな1日に。そして本日、今年最初の半袖Tシャツの入荷があり。想定よりも早くコブマスターのTシャツが届いたのですが、これがまた想定以上に良い出来でした。通常のプリントTに使っている急患速乾機能を持たせたヘヴィウェイト天竺よりも更にヘヴィな生地を使い、胸に同色のブランドロゴ刺繍がある以外は一見何もない、とてもシンプルなTシャツに見えるのですが、ギミック満載でコブマスターとしては新しい提案です。来週にはnarifuriのワッフルの半袖Tシャツやノルディスクの長袖&半袖Tシャツが投入されてくるという連絡が来てますし、一昨日投入されてきたアンブローズのベルトや今日紹介するヒロシツボウチのシューズは春らしいアイテムとしては、コスパとクオリティとオリジナリティをバランス良くまとめているという点において屈指の出来栄えですので、そろそろ梅春アイテムとして紹介しているものを見にいらして頂ければ、と思います。その為にも本日の新作紹介、要チェックです。今回のこのモデル、ヒロシツボウチとしても今までほぼ提案された事のないステッチダウン製法です。アッパーを直接ラバーの中底に縫い留め、その後クレープソールを貼り合わせております。結果として非常に軽く曲がり易く、一般的なスニーカー以上に快適な履き味になっております。その基本となるラストはしっかりヒールを小さく指の付け根の一番幅が必要な部分は広めに取った見た目と履き易さを両立しているヒロシツボウチのドレスシューズに使われているディフォルメされたかの様に見える秀逸なラスト。個人的にはこれ、スニーカーと革靴の間、というポジションの靴として、言うなればクラークスなんかがそこに当てはまる感じの靴を提案したいな、というところからセレクトしております。ヒロシツボウチからはアッパーを革靴のデザイン、ソールをスニーカーソールにした物を長年提案してきていて、それはそれで同じポジションを狙った物なのですが、どうしても今時感のあるスニーカーソールを充てると ..
2024-03-08T23:20:00+09:00
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意外な刺客が!
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232736
寒かったですが本日は10時に青山スタートだったので9時前に電車に乗っていなければならず、そこそこに早い出発になりました。とはいえ今晩雪予報になってしまいましたが、そうでなくとも天気が崩れる予報ではあったのでので、帰ってとっととブログを書くか!と早めに切り上げるつもりで早めのスタート時間でアポイントを取っておりました。最初は昨日書いた通りステイクリエイティブでしたが、来秋冬シーズンから日本以外のEUと北米でもホールセールを始める事になった事もあって、そこそこにアイテム数がありました。ただステイクリエイティブの真骨頂ともいうべきカルトムービーネタは完全に新しいのは1つだけ。とはいえそれはかなりなカルトな作品でして、それに加えてもう1つ、中国(香港)を代表する映画監督であり、その美しい映像表現やインターナショナルなミュージシャンの名曲を起用したサウンドトラックから日本でもファンの多いウォン・カーウァイ監督の名作、Fallen Angels(邦題:天使の涙)がピックアップされております。まぁどちらもTシャツやスウェットは良い感じではあり、良いんですけど絶対このブランド、もう2ネタ3ネタライ秋冬までに突っ込んでくるんですよねぇ。そっちもやりたいから何とかして欲しいのですが、現段階では情報がなく。それに対して布帛アイテムを積極的に作り込んでくれていて、特にパンツのラインナップはとても良い感じでした。この秋冬では日本で布帛を押さえられたの、B.A.Tだけで他では布帛アイテムの展開がなく、この春も圧倒的に少ない様ではあるのですが、来秋冬に提案されているオーバーシャツとパンツのセットアップ、どちらも秀逸でしたし、単品のパンツもなかなかに良い感じでした。アウターは全体的にショート丈での提案でしたが、まぁ1型ぐらいは取るか、といった感じですね。それにしてもここのブランドと代理店勝者は良い感じに交渉出来ていて、英国本土での販売価格と同じぐらいの価格で日本で展開出来ており。それが現在の円安下でのインポート価格を考えるととても頑張っている感があり、これなら良いな、という。ポルトガル製とはいえこんなに作り込んだパンツで2万円台半ばで抑えてきたのは他にはないので2型はやろうと思っております。とまぁこれは予想されていた通りの収穫ではありますが、単体の展示会でアイテム数もそこそこでしかない事を考えると ..
2024-03-07T22:50:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.7 Ambrose LeathercraftのBridle Leather 35mm 2Keeper Belt Natural
http://blog.bat-online.com//index.php?itemid=232734
今日も寒かったですねぇ、予報通りとはいえ。とはいえそんな中でも予定通りに入荷はあり。いやどちらも良い、凄く良い。アンブローズの35mmの素上げの2キーパーは今日紹介するとして、ヒロシツボウチの今シーズンの別注、ホールカットとサドルシューズのハイブリッドシューズも入荷したのですが、これまたとても良い感じでして。明日は展示会廻りでそのご報告になると思いますが、明後日はそのヒロシツボウチの紹介になると思います。今日もですけどこれはという別注や他での取り扱いがほぼない様なアイテムの新作紹介は書いていて萌えますwちなみに明日の展示会、ステイクリエイティブと他に複数のインポート展、それと合同展が1件です。ステイクリエイティブに関しては必ず取る物があるでしょうから報告出来ますが、残りはどうなるか・・・明日の報告をご期待して頂くとして、今日はそんな訳でアンブローズレザークラフトのスペシャルアイテムの紹介を。アンブローズレザークラフト、30mmの素上げを昨年の春に作り、秋に35mmの黒とチョコを発注したのですが、現在30mmの素上げも35mmの黒とチョコもどちらもネット上ではB.A.T以外に展開しているところがなく。35mmの紹介の時に書いているのですが、この35mmのサンプルが代理店商社になく、35mmも出来ますよ、というだけでオーダーを募っていて、サンプルがないので発注が今一つ、という状況。それもあって全くネット上にも取り扱っているところが上がってこない状況でして。素上げの30mmに関しても革のサンプルがなく写真だけという事もあって発注がほぼない状況だそうで。その辺私はアンブローズレザークラフトに革を供給しているセドウィック社のブライドルレザーのカラースワッチを他で見ておりますので問題なく発注出来ますし、2キーパーのベルトを出しているところは複数ありますが、35mmを出しているところは他に1社しか確認出来ず。それも私が日本に入ってきているほぼ全ての英国製のベルトメーカーを把握しているからこそ知っている事であり、来秋冬に他社で同じセドウィックの革で35mmを出すのですが、そちらはホールもナンバリングになっていてその点は良いんですけど価格がアンブローズが14,080円(税込)なのに対してそちらは18,480円(税込)ですからそうなるとやっぱそこはアンブローズの方が、という事に。ちなみ ..
2024-03-06T23:20:00+09:00
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梅春の新作紹介 vol.6 M.V.P×BAMBOO SHOOTS×NANGAのReversible Inner Down Vest
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いや寒いですねぇ、でも明日の方が更に寒いみたいですし、この寒気のピークは金曜日になるみたいで、場合によっては雪になるかも、みたいな予報です。夕方から本格的に降り始めた今日の雨も夜中には雪になる可能性があるみたいですし、名残雪だなんて別れのシーンで降っている分には歌い継がれるぐらいに風情のあるものですが、朝の通勤通学タイムに降っていて交通機関が乱れたりするとゲンナリしますからねぇ。でですね、今日紹介するのは埋もれていた未紹介アイテム。なので新作紹介と書くのもどうかと思ったのですが、イヤでもこれ殆ど店頭にすら出していなかったのもあって、そして一度ぐらいしっかり紹介しときたいな、というのもあり。もうすぐ春、でも言葉通りの春は名のみなこの時期にこそ、こういうアイテムは紹介しとくべきですしね。作っているのはNANGA。しかも現在では一部のオーロラダウンジャケットを含む数型だけしか日本製じゃありませんが、このベストはしっかりと日本製。ダウン工場に端を発するダウンメインなブランドであるNANGA、同ネームでオリジナルブランドも展開している中目黒の老舗アウトドアショップであるBAMBOO SHOOTS、そしてヴィンテージキング→ヘクティクとヴィンテージ古着を極めストリートブランドをレジェンド級にヒットさせた真柄氏のプライベートブランドM.V.Pのトリプルコラボによるこのベスト、3ブランドのタグがポケットの中に付いてますがNANGAのネーム、通常の物と違ってスペシャルアイテムにつく金のロゴの物が付いております。首元はジャケットでも使い易いVネックで裾の部分をエラスティックでパイピングしていて裾がピッタリと身体に沿って裾からの風の流入を防ぎます。こちらはダイヤパターンのキルティングが入っておりますが、ダウンジャケット並みの大きさの柄でレトロアウトドア感を演出。そしてこれ、タイトル通りでリバーシブルに使えます。キルティング面がグレーの裏がワイン、黒の裏がグレーです。こちらはキルティング面と同じ30デニールのナイロンタフタ生地ですがステッチを入れずプレーンなまま。封入されているダウンは760フィルパワーの厳選したヨーロッパ産の物を使用し、米原のNANGAの工場で作られた今ではとても珍しい国内縫製。これで20,900円(税込)というのはもう今では出せない価格ですし、NANGA、何年も展示会に ..
2024-03-05T22:40:00+09:00
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梅春の銘作紹介 vol.11 Yarmoth OilskinsのLight oz Denim Shopkeeper Coat
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なんかいまひとつ暖かかった気がしないのですが、昨日よりは暖かかった、という事にはなっており。体感温度は変わらず冬です。そして週末まで10℃以下の最高気温の日が続く真冬の天気になります。春は名のみと言うぐらいですから冬も終盤ともなれば春との境目が微妙な時期、にも関わらずしっかり真冬の気温になると、気候にそんな意思があるはずもありませんが、最後の抵抗というかしぶとく息を吹き返してきたというか、すんなり春物の紹介を続けて丁度良い気候という訳にはいかん気温が続きます。ですが春というのは今の日本ではなった!と思ったらあっという間に過ぎてしまうので。四季とはいっても春らしい春、秋らしい秋の時期は短くなっていて、本来の暦の上では春なのに寒い日々という意味とは逆で、春という期間は名のみでちょこっとしかない、という意味で春は名のみという言葉が使われる様になるんじゃないかと思うぐらいなので春物の紹介を続けない訳にもいかず。この時期は本当に何年やっていてもモヤモヤしますねぇ。やれやれです。でもそんな訳で梅春時期に紹介すべきアイテムはどんどん紹介していこうと思っております。ヤーマスオイルスキン、リーズナブルな英国製ワークウェアを提供してくれるヤーモを作っているファクトリーのメインブランドともいうべき、英国人の熟練の縫製職人だけで生産されるこだわりのライン。現在そのオフィシャルサイトのラインナップにもないのがこのショップキーパーコートです。スタッフ用のアイテムとして企画されたライトデニムのワークコートですが、ヤーモと違ってポケット縁や袖口の裏側を綿の杉綾テープで補強されていて、縮率が違うので微妙に皺が縒って良い味を出しております。ボーダーTシャツの上にデニムのアウターを合わせるのはそれがジージャンでもカバーオールでも良いのですが、それだととても判り易いコーディネート。そこを同じ素材感とカラーコーデであっても出物の少ないロングコートにするだけで随分とイメージが違ってきます。しかも冬から春になっても最初にネタに使った様に春は名のみという言葉があるぐらいで今月から春ですと言われたところで気温は冬のままやないかい!という時期。でも重いウールのコートは脱いで薄い綿や化繊のコートに替える事で気分から春を迎えに行く服装にする事からスプリングコートなんて言葉があるんじゃないかと。となるとライトウェイトデニム ..
2024-03-04T23:05:00+09:00