October 16, 2023
秋の銘作紹介 vol.8 LA PAZのOrganic Cotton Check BD Shirt “BRANCO”
寒暖差は如何ともし難いのですが、日中に合わせるというよりも朝晩の気温に合わせて重ね着で対応するというのが良さそうな日々が続く天気予報です。今日もでしたが今週は今日と木金の３日間が夏日の様ですが、これが今年の残暑の最後の抵抗って感じなんでしょうかね、それ以降は晴れても20℃前後までしか上がらない予報になっております。しかも最低気温も10℃を切る日が出てくる様で、こうなってくると本格的に衣替え、という事になるんじゃないでしょうか。
そんな中昨日だけで終わらなかったので本日もやり続けて漸くシャツの最終入れ替えが終わりました。この際なのでシャツに関してはウールのシャツやシャツジャケ迄一通りシャツと名の付く物で秋冬物は全て出したんです。その作業を進めていたので本日の紹介はこれだ！と目を付けていたラパズのネルシャツ、いやこれがやらかしまして、なんとこのネルシャツ、未紹介アイテムだった事がいざ紹介するぞ！という事でアーカイブを検索してみて判明。しかもですね、本日仕事帰りに寄ってくださったお客様と楽しく話していたら21時40分頃になってしまったのですが、入れ替え終わったシャツハンガーで本来今日紹介しようと思っていたシャツ、２色あるんですけどこれがどうしてどうして、非常に吊るした状態での見栄えがよろしく尚且つ価格がコロナ禍前に取った当時の物なので、とても安く感じられてしまうみたいでして。そのお客様が２色ともマイサイズを押さえていかれてしまったのです。その為そちらも残りわずかとなってしまい、こりゃ良い読みやった、とっとと紹介せねば！と思って作業に取り掛かったらまさかの写真すら撮っていない、という事が発覚。今から写真撮って加工してをやっていたら日付超えるか超えないかになってしまいそうなので、今日は予定とは別のシャツを紹介しつつ、明日にもそちらの写真を撮ってそちらの紹介は近日中にしよう、という事になりました。
明日の紹介、とならないのは明日はカネルの入荷がある様なので、そうなると今シーズンの数少ない長袖ボーダーＴシャツです、そちらの紹介を優先しておこう、となりますよね。なので明後日以降なる早で紹介する、という事で。
という訳で本日は順番を入れ替えただけではあるのですが、店頭にあるコットンフランネルのシャツの内で最も生地の使い方のクオリティが高い１着を紹介する事にします。
入れ替えをしたのでこの秋冬のシャツのラインナップの全てを並べて見ている状態に。結果自分でそれぞれのバランスを吟味して見ちゃったりなんかするんです。生地＆付属(ボタン等)・縫製仕様＆縫製・デザイン・シルエット・オリジナリティ＆希少性の５項目をそれぞれ10点にしてグラフにしつつ、総合点がどれぐらいいくかを考えてみました。
これ別に総合点が高けりゃ良いってもんじゃないのが楽しくてですね、どこかしらかがピーキーな物の方が面白かったりするんですが、オリジナリティが高くデザインしてあれば良いってもんじゃなく、デザイン性を気にしないオーセンティックなシャツなのに生地がとんでもなく尖っていたりすると結果的に面白かったりもします。そしておもしろけりゃ良いってもんでもないですよね、俺そこ求めてないから、という方も多い事でしょうし。
で、このラパズのネルシャツというのは生地は比較的大人し目だけれどイエローのラインが映えるオリジナルのチェックで、糸はオーガニックコットン、ボタンは貝ボタンですが高瀬貝で薄い物。ただコットンフランネルでオーガニックコットンを使っている物は極僅かな上、これ表も裏も両面とも起毛させているという凝った作りのネルなのです。ドレス仕様ではないので厚手のボタンをあえて使わない、という選択もある事を踏まえ、生地＆付属で８点をマーク。これはコットンフランネルのシャツの中で最高点でした。縫製仕様に関しては丁寧にシングルニードル、折り伏せ縫いで縫われておりますのでシャツ縫製としては上等なのですが、カジュアルシャツだしネルシャツなので折り伏せの幅はそこまで細くはしておりませんし、袖付も一般的なシャツの仕様なのでまぁ７点。デザインはベーシックなボタンダウンシャツなので６点、でもシルエットはカジュアルに使い易く程良いので７点、オリジナリティ＆希少性に関してはオーソドックスだけれど生地はオーガニックコットンのオリジナルだしこのカジュアルさで正面柄合わせをしているというのはなかなかないよね、という事で８点、というジャッジになりました。
じゃぁベーシックなクランタータンのシャツが世の中にそれほどあるか、と問われるとそれはそれであまりないのですが、グレーベースなのでとても他の服との親和性が高く、それでいてそのイエローのラインが良い感じにスパイスになっております。そういう点でありそうにないチェックのネルシャツでして、とても洗練された雰囲気になる１着です。合わせるアウターを選ばない、という汎用性の高さと希少性という相反する点を持つ、というのはここのところで売れまくっているハリスのコーデュロイチェックのボタンダウンシャツと共通するところがありますね。
サイズはＳとＭの２サイズ展開、価格は24,200円(税込)です。今の気候ですと朝晩の寒い時間は何かしらか羽織っておき、日中はこれ１枚で過ごす、という着方になるでしょうからこれ１着で様になるチェックネルシャツ、オススメです。
という事で明日はカネルのボーダー長袖Ｔシャツが入荷予定です、そちらを紹介する予定ですのでお楽しみに。
人気ブログランキング
Comments
カーチス:
ベルトループなしでも使えるベルトはありますか?
(October 17, 2023 11:34:36)
mercier:
何にどう使うつもりなのか判りませんが、例えばガンベルトやタクティカルベルトの様にパンツのウェスト部分を締める以外の用途で使うベルトは存在しますよね。
生憎取り扱いはございませんが。
生憎取り扱いはございませんが。
(October 18, 2023 22:40:42)
カーチス:
ベルトループ無しで使う、オーバーベルトとはどういうものでしょうか?
(October 20, 2023 03:52:15)
mercier:
いやですからお答えしているじゃないですか。
ガンベルトやタクティカルベルト、言ってみりゃボクシングやプロレスのチャンピオンベルトだって全てオーバーベルトですよ。
パンツを押さえる為じゃなく別の実用的用途だったりウェストにポイントを持ってくる装飾の為だったり何かしらかのトロフィー代わりだったり仮面ライダーに変身する為だったりのベルトは全てオーバーベルトです。
言葉通りですね。
ガンベルトやタクティカルベルト、言ってみりゃボクシングやプロレスのチャンピオンベルトだって全てオーバーベルトですよ。
パンツを押さえる為じゃなく別の実用的用途だったりウェストにポイントを持ってくる装飾の為だったり何かしらかのトロフィー代わりだったり仮面ライダーに変身する為だったりのベルトは全てオーバーベルトです。
言葉通りですね。
(October 20, 2023 12:32:52)
カーチス:
当時のワーカー達がしていたオーバーベルトはどのようなものでしょうか?
(October 20, 2023 16:56:23)
mercier:
どんどん質問が混沌としてきております。
当時って一体いつでしょう？
ワーカーって随分と大雑把な一括りですが労働者は皆ワーカーです。
そして何故ワーカーはオーバーベルトをしているという前提なのでしょうか？？
当時って一体いつでしょう？
ワーカーって随分と大雑把な一括りですが労働者は皆ワーカーです。
そして何故ワーカーはオーバーベルトをしているという前提なのでしょうか？？
(October 20, 2023 21:42:00)
DISALLOWED (TrackBack)
