August 02, 2024
夏の新作紹介 vol.34 BRVADOの“IT / Pennywise with Balloon” S/S Tee
暑いは暑いですけど猛暑日じゃなければ幾分楽に感じるのは完全に身体が慣れてしまったからでしょう。この時期は花火大会や夏祭りが各地で開催されていて、駅前はそれぞれ目的の場所に行くの人で混雑しておりました。この橋本でも旧暦で七夕祭りがこの時期に開催されておりますが、まぁ人でごった返す程ではなく。以前は店の前の空き地にステージを組んでダンス等をやったりしておりましたが、猛暑の中なのでその手の屋外イベントは少なくなっている様です。
とはいえ、夏の風物詩ですから夏祭りも盆踊りも花火大会も年々本来の文化の継承的なローカルなものは少なくなって、商業的に地元商工会や市が開催するレベルの物が主流になってきている気がします。子供会もこの地区では無くなってしまいましたし、お客様にお訊きしても今年で子供会最後とかいう地区もあったりで子供神輿を担ぐ子もいない世の中で、上っ面の他所から持ってきた七夕とかさも元々やってました感を出してやって美味くもない露店で散財するだけじゃ悲しいので、長く続いているお祭りは残って欲しいものです。
さて、そんな夏の風物詩の一つがホラー、怪談でゾワっとして涼むという心理的な事で体感を緩和して過ごしやすくするという不思議な慣わしが我が国にはあり。それもあってか私、国内外を問わずホラー映画も怪奇ネタも大好きでして。始末が悪いと思うのはスピリチュアルな物が物理的に作用する事を全く信じていないのにその手の物が好き、という事でして、それ故にＢ級Ｃ級どころかＺ級レベルの残念なホラー物まで一通り網羅しているという。悪魔の毒々モンスターやアタックザキラートマトに至るまで一通り見てますし、久しく遊園地とか行ってませんけどお化け屋敷も大好きです。それもあってか今年もやってしまいました、ホラー映画Ｔシャツ。という事で本日の紹介はそれで。
イット。1990年の小説刊行時にTV映画化された長編を見ていたので、2017年のリブートの方は実は見ておらず。何しろスティーブン・キング原作ですので、その辺の薄っぺらいホラー映画と違ってジュブナイル要素を汲んで子供から大人になる事と純粋な心を失わない事、恐怖に打ち勝つ勇気や正しい事を正しいと言える強さを描く本格的なストーリーなのにも関わらず、謎の殺人ピエロであるペニーワイズがやたら怖く見えるので、近年のホラー映画としてはクリーチャーの存在がしっかり認知されたものとなっております。
それが貞子でも伽倻子でも良いんですが、造形や設定に今一つキャラ立ち要素が無く、ハリウッドの産んだホラーキャラクター、ジェイソンやフレディ、チャッキーといったある種コミカルなレベルでもなく、ホラーでもあるけれどシリアルキラーの話でもある悪魔のいけにえやテキサスチェーンソーのレザーフェイスの様なまさかこれが人間の仕業ではあるまいと思うレベルのシリアルキラーが実在した、という怖さでもないので。特に貞子に関しては元々超能力を持っていてその後も怨念が存在し続けているという設定ですが、伽倻子なんて単なる妄想癖に取り憑かれた夫による殺人に過ぎません。俊雄君なんて母親に生きながらあの世に連れて行かれてしまった設定。こんなんで問題になるならもうすぐ原爆の日や終戦の日がやってきますが広島も東京都心部も怨霊渦巻く呪いの地って事になってまいまんがな。
その点イットは人の恐怖を食らう異次元か地球外生命体って設定ですからまだ判る設定です。ただ恐怖を煽る姿として選んだこのピエロの姿、なんででしょうね、とても怖いですよね。ピエロ恐怖症の方がいるというのも頷けます。
という事でイット、ホラーＴとして夏に着るのにとてもふさわしい１着だと思います、是非チェックしてみてくださいませ。サイズはＭとＬの２サイズ展開、価格は4,840円(税込)です。
本日からファイナルセール期間とさせて頂いておりまして、一応18日までに設定しております、是非皆様こちらのご利用にいらして下さい、お待ちしております。そしてアイテム紹介、明日は世界のサブカルチャーの転換点として語られるＳＦ映画の金字塔の映画Ｔを紹介します、お楽しみに。
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