May 21, 2024
春の銘作紹介 vol.47 VPR(Vanni Pratesi & Rogai)のArtisano Seamless Coin Case
暑くなるという予報にドキドキしておりましたが、実際そこまで日差しが厳しい訳でもなく、何だかんだでまぁこんなもんか、という感じの１日。しかも天気予報を確認し慌ててブログを書いているのですが、この時間付近に雷雲が発生している様で、とっとと帰らないと帰る時間帯だけ土砂降りに当たる可能性が。明日は晴れ時々曇りで夏日にはならない予報になっておりますので、まぁ明日は今日以上に快適、という事で。
さてそんな訳で慌ててブログを書いているのですが、今日は整理した靴下棚の靴下にブログで紹介していないものがある事が発覚していたので、それを含めて全てネットショップに上げるべくその作業をしておりました。加えて昨日の段階で調べてみたら小物の中にとてもリーズナブルなアイテムが含まれているというか、結果的にリーズナブルになってしまっている物がある、という事が判明しておりまして、だったらここは革小物の紹介をしておこう、となりました。
日本では、というかイタリアにおいてもこの手の小銭入れ、ペローニ社の物が最大シェアになっていると思われ。でもそうは言っても一時クラシコイタリアが取り沙汰されたりチョイワル親父が・・・なんてのが流行っていた頃には伊勢丹なんかでもこれでもかとカラーバリエーションを揃えてやっていた、というだけの事でもう随分と落ち着いてはいるんですが、ネットで検索するとまぁ未だペローニ強しな感があります。
で、このVPRは同じフィレンツェの革小物工房でありながら、鞄の類をほとんど作っておらず、基本的に純粋な革小物、この木型を使って整形して革を膠ベースの天然素材で作られた革専用接着剤で貼り合わせてからパティーヌと同じく手で染料を刷り込む手法で色付けした小物だけを作っている伝統的な工房。
とはいえこのタッコと言われる形状の古銭入れのクオリティはペローニに勝るとも劣らないのですが、日本での展開は現在ほとんどなく。しかもこれ、円安が進む前に仕入れた物なので、なんと7,700円(税込)という破格の設定。現在黒のみしかありませんが、まぁ使い易さは黒が一番。手刷りで色を乗せているのでビビットな色の方が透明感があってそれはそれで良いのですが、汎用性の高さからすると黒がベストでしょう。キャッシュレスが中心な現代ではありますが、先日PayPayが通信障害で一時使用出来なくなったりもありました、電子決済はシステムが正常であってこそですので、小銭ぐらいは持ち歩いていた方が安心は安心です。この価格で出る事はもうないでしょうから、気になった方はお早めに。残り２つになっております。
さて明日ですが、明日は整理した事もあって靴下の紹介を。未紹介の分を紹介してしまっても良いのですが、どちらかというと夏っぽい柄なのでそれは６月に廻すとして明日は銘作紹介を予定しております、お楽しみに。
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