June 17, 2024
夏の銘作紹介 vol.8 BOSABOのAsymmetry Tricolor Strap Sandal (B.A.T別注)
今日も暑かったですねぇ、しかし今夜半から降り始めて明日は関東でも線状降水帯が発生する可能性があるみたいで１日大雨という予報になっております。特に9時から16時頃にかけてはその線状降水帯が発生しなくても土砂降りにはなるみたいですので、それまでに出勤登校して16時過ぎに退社もしくは下校するのが良いでしょう。
その分気温は下がって久々に夏日から解放されるみたいです。しかしそれも明日だけでこの後は30℃前後の夏日は勿論ほぼ真夏日という日々が続くみたいです。梅雨入りしたかしないかの時期から真夏日が続出するなんてのは困ったものです。
でですね、昨日も書きましたがそろそろオリンピックが近づいており。殆どそういった取り組みをしているところがない気がするのですが、フランスで開催されるんですから今年の夏は例年にも増してフランス製のアイテムを推して行きたいと思いまして。萩原朔太郎の詩“旅上”にある“ふらんすへ行きたしと思へども／ふらんすはあまりに遠し／せめては新しき背廣をきて／きままなる旅にいでてみん。”というヤツを、この詩は５月の詩ですがオリンピックは夏真っ盛りですのでジャケットではなくＴシャツやパンツや履き物をフランス製やフランスネタな物を着て気分を出す、というのはそれはそれで楽しいと思います。
それで今回は老舗フランスシューズメーカーのフランス製のサンダルを別注モデルでご紹介。
元々サボ、木靴を作っていたメーカーでそこから発展してフランス製のコンフォートシューズメーカーとして知られているボサボ。ただメンズ、殆ど日本に入って来ていないんですよねぇ。でも現在も取り扱いをしているフランス専門商社にリクエストをして、しっかりとお絵描きをして作ってもらったのがこの左右非対称で構成色は共通という別注のストラップサンダルです。
コンフォートシューズというコンセプトとして形状が足の形に近い形状になっていて、クッションにスウェードとコルクを組み合わせた物を使ったフラットなソールの靴というのが伝統的な物の特徴と言えるでしょう。とはいえ世界的に知られているのはドイツのビルケンシュトックが最右翼で、次が同じくドイツのトリッペン辺りでしょうか。この２つが圧倒的な知名度になっていてフランス製のボサボはどちらかというと木靴から発展したレディスのサンダルがメインになってしまっていて、日本ではメンズのコンフフォートタイプの物があまり見られません。でもこのモデルの発注の際は小ロットで別注組めて単体でも出荷してくれる事になったのでじゃぁやろうと。
見ての通りでアシンメトリー、徹底しておりまして、どこから見ても左右非対称、でもトリコロールを構成する配色の中で白だけは川で白にすると顔料で白にした物になってしまいますので、そこはナチュラルに行こう、という事で同じ鞣しの革の素上げの物、ナチュラルカラーを組み合わせてトリコロールにしております。こちらの方が経年変化が楽しめますので。でもまぁ、こんな指示書をしっかり書くところはまずありませんので、こんな別注は後にも先にもこのモデルぐらいでしょう。
そしてこの朔太郎の時代は海外旅行なんてお大尽のするものでしたが、今ではそれ自体は当たり前の様に可能ですけどこの円安下ではオリンピックで全ての価格が高騰しているフランスに行こうものならとんでもない出費になってしまいます、それ考えるとTV中継で見て楽しんで、気分はフランスに行ったつもりでフレンチファッションに身を包みオープンテラスでお茶をするとか、お出かけするとかが丁度良いんじゃないでしょうか。一応これレディスサイズと23・24cmに相当する35・36の２サイズ、メンズは26・26.7・27.4に相当する40・41・42の３サイズ展開と５サイズも作りましたので、その点でもお勧めですし、価格も現在では３万近いのですが、21,780円(税込)とリーズナブルな設定ですので是非チェックしてみて下さいませ。
という事で明日の日中は関東近郊は土砂降りみたいです、夕方以降雨の収まった時間に都合の合う方はお越し頂ければと思います。雨の中無理に出かけるとずぶ濡れになって大変でしょうから通勤通学の方は仕方がないとしてお出かけには十分お気をつけ下さいませ。
アイテム紹介ですが、明後日には夏に向けて半袖やサンダルに近いアイテムの入荷を遅らせて貰っていたアイテムが入荷してきます。明後日以降はそちらの紹介になるでしょうけど、フレンチな足元を提案したので明日はこれに合わせるならこんなパンツを！というのを紹介させて頂きます、お楽しみに。
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