February 29, 2024
これは負けない！という武器があるところは強いです
今日も気温は低いまま。とはいえ明日３月１日には17℃予報が出てますのでまぁ段々と春の気温になってはいくのでしょう。でも明後日は9℃、その後も15℃以下の日が２週間以上続く予報になってまして、これ本当に17日に桜が開花するんかいな、と疑問に思ってしまいますな。そんな中の展示会廻りでしたが、インポートに関しては今後に期待、という感じになりました。というのも既存で店頭に並べていないにしても在庫をしっかり持っているフォーティス、英国製で英国軍が現行で使っている生地を提供しているメーカーの過去に作っていた軍服のデザインで作るアウターコレクションなのですが、今回別の代理店に替わって持ち込んでおり。でも今回は裏無しのSASスモックのみでしたので、そりゃ今後のバリエーションなんかに期待する事になろうかと。靴ももうお腹いっぱいではあるのですが、ドイツのトリッペンの代理店でもあるのでそちらも見ましたがなかなかにお値段上がってきていてそれもまたなかなか手を出せる感じでもなく。
それに対してハリスの秋物は安定の一言に尽きました。そしてタイトルの通りなのですが、ここのシャツ、ポケットと正面の柄合わせをしっかりしているもう世界的に見ても稀有なシャツになってしまってまして、しかも生地が来秋冬はこの秋冬にも好評だった先染めチェックのコーデュロイというこれまた珍しい生地で作ったものを展開しております。来秋冬はバリエーションを増やして４柄取ろうと思っております。そしてこれまた今シーズン好評でしたが他ではあまり作っていなかった温度調整保温型の生地を使ったカットソーのタートルネック。一定の熱量を貯める機能を持たせた生地なので、一定の温度になる迄は身体からの熱を貯めて保温し、一定以上になると放熱して暑くなり過ぎない様にしてくれる生地で、今シーズンマイクロボーダーで取ったのですが、来シーズンも同じ生地の色違いでカラーバリエーションを展開していて、それは押さえます。そして同じウェイトの生地で無地の物を使ってクルーネックを作っていて、とても便利な長袖Ｔシャツですのでこちらも来秋冬には展開する事にします。
とまぁそんな感じなのですが、ハリスは国産でホールガーメントのハイゲージニットを持ってまして、ここのところインポートのニットの価格が上昇していて、このままでは他よりも価格を抑えて抑えて何とか２万円台を維持していますがそろそろ限界になりつつあり。となると日本でホールガーメントという選択も視野に入れておかねば、という事に。取り敢えず来秋冬はインポート優先にしておりますが、今後はこちらを展開する事になるかもしれません。
こんな感じで今日はいつもよりかは文字数の少ない紹介になっておりますが、暖冬傾向が続く事を念頭に考えるとこういったシャツやシャツの代わりに1着で着られるカットソーで気の利いた良い感じの物というのはありそうでないので貴重です。なので是非忘れずにチェックして頂きたいですね。
明日ですが、narifuri×WILD THINGSのブルゾンの紹介となります。本当はまだちょっとアイテムとしては早いというか、梅春の新作ではなく春の新作として紹介すべきアイテムな気もしますが、明日ローンチという事になっておりますのでそれに合わせて紹介する事に。そして明日入荷予定の英国軍施設作業員用のシャツジャケットをベンタイル生地にした別注モデル、こちらは今迄のロイヤルネイビーの別注コレクションの中でも最高に完成度が高いと思われます、サンプルを作っていないので私も明日初めて確認する事になりますが、楽しみにしております。そして同じタイミングでヒロシツボウチのユニークなデザインの別注シューズが投入されてきます。敢えてのステッチダウン製法の物を選んでおりますが、スニーカーの様な履き味ですが見た目にもしっかり革靴なのでこちらも是非チェックして頂きたいアイテムです。３月に入って入荷がどんどん進みますのでお楽しみに。
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