February 28, 2024
梅春の銘作紹介 vol.9 British Armyの90's Light Weight Baker Cargo Pant / SAS Version (Dead Stock)
今月は明日が木曜日で展示会廻りがあるので定休日でお休みなので、実質本日が今月最後。しかし明後日ローンチなnarifuri×WILD THINGSのコラボの２ウェイハッピージャケットが届いておりますし、来月１日にピッチリ納期通りにブリティッシュネイビーの今シーズンの別注アイテムが入荷するそうで。一気に春物アウターが入荷してきます。このブリティッシュネイビーの別注、渾身の春アウターです。英国軍そのもののアイテムではなく、英国軍施設で働くスタッフの為に支給されていたホルドファスト社が作ったワークシャツジャケットを、英国といえばこの素材でしょう！というベンタイルコットンに乗せ替えた別注です。なのでミリタリー色のあるワークウェアというそのテイストが大好きな私としてはツボな別注という訳です。
それが何処製かは別にして英国テイストなアイテムが好きなんですね、私。勿論それだけに留まらずアメカジだってフレンチアイビーだって好きですけど、ベタベタなアメカジは要りませんし、古き良き時代を継承しつつ現代のファッションとして成立している物が好きで、その多くが英国に端を発するデザインだったりスタイルだったりな物だ、という事ですね。それはクロージングの大部分が英国が確立したコーディネートのルールに基づいているのでドレススタイルは英国調にならざるを得ず、そうなるとビジカジの普及の結果オンとオフのスタイルに境がなくなっている現代の日本でもドレスとカジュアルの親和性を考えたら英国起源のスタイルの方が相性が良い、という事になりますわな。
で、一昨日紹介した別注ミリタリーキャップトゥと合わせるのにビジカジや綺麗目カジュアルだとこんなパンツ、というのが昨日の紹介。それに対してベタベタに使うとなったらこんなパンツと合わせる訳です、というのが今日の紹介です。
ここで一般兵用のアーミーグリーンのベイカーパンツを紹介するかSAS用のこのカーゴポケット付きの黒のベイカーパンツを紹介するか、迷ったのですが。ベーシックなベイカーパンツの方は昨年４月に紹介しているので、ちょっと間が空いていませんからそちらはアーカイブにある記事を見て頂くとして、今回は黒でいこうかと。
このパンツ、とても完成度が高い上に一般的な軍パンとして見るとかなり細身でして、しかもベルトループの仕様もサイドアジャスターが併設されている事もかなり独特。そしてネタバレになってしまいますが、このデッドストックそろそろ在庫が切れそうなので、その後はこれを手に入れるのが不可能になる事も鑑みて、来秋冬に実際には使われていないヘヴィウェイトのコーデュロイでロイヤルネイビーに別注しようと企画中。それぐらい鉄板というか私としては定番的に展開したいと思うアイテムなのです。
まぁ黒なので黒のストレートチップはバッチリでしょうけど、バーガンディもアイテムとしては完璧な組み合わせなので良い感じに程良く外すのに良いんじゃないでしょうか。個人的にはバーガンディの手袋とマフラーとか合わせたら楽しそうです。
このパンツ、デッドストックですからまさに本物中の本物なので、これで15,180円(税込)というのは破格です。ライセンスで作る別注でもこれ以上にはなると思われますので。サイズも何とか76-80と80-84の２サイズとも残ってますので美味しいかと。まだお持ちでない方は早めに押さえておく事をお勧めします。
明日ですが展示会廻りはハリスと幾つかのインポートブランドを見てきます、ブログはおそらく展示会報告になると思いますのでお楽しみに。月末最終日ですが17時には戻ってきておりますので、お時間の取れる方はお立ち寄り下さいませ。
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