February 23, 2024
梅春の銘作紹介 vol.4 Le minorのReproducted French Navy Bask Shirt
３連休初日、天気予報を見ていると凄く微妙で、この辺は全く雪は降らず雨だけだったのですが、電車で10分程度なのに八王子は雪だった様です。とはいえ降っていた時間が実質５時間程度だったので積もりはしないというか積もってもすぐ溶けるというかでしょう。
こんなお天気の中いらしてくださったお客様が結構多くてですね、連休初日な気分を味わわせて頂きましたｗ
完売アイテムも増え、ありがたい限り。新作を見つつその辺は来月かなぁ、とおっしゃりながら今欲しいのはこれだ！とばかりにバラエティに富んだ売れ方をしておりました。リーボックの日本代理店での展開がないワーク＆タクティクスラインのスニーカーであるとか、フォックスファイヤーのゴアテックスのシェルのハイエンドモデルであるとか、はたまたホスのジャージパンツとか、本当にバラエティに富んでましたね。
明日もご来店のアポが入っておりますし、天気も晴れて良い感じの様ですので、是非皆様お越し頂ければと思います。
さて本日のアイテム紹介。銘作紹介ではあるのですが、完売していたのが連休前に入荷したアイテムなのでどうしてくれようか、と悩んだのですがここは素直に２回目なので銘作紹介、という事で。
ヘヴィウェイト生地の長袖Ｔシャツが主力だったルミノア、経営陣が交代し効率的なビジネスを追求した結果、その小回りの利いていたヘヴィウェイトは本国ですら定番ラインナップから廃番となってなくなってしまい、現在は日本代理店が生地をストックして作っている定番色のヘヴィウェイトのみ、レディスで多く展開しているライトウェイト生地ですが、それで作るにしても１カラー１サイズ50着のミニマムが設定されてしまったので定番色以外を作ろうとするとかなりしんどいのでほぼ展開されておらず。
そんな中で条件は変わらないのですが、フランス本国企画でフランス海軍が1938年に採用したルミノアのボーダーＴを当時と同じラッセル編機を使い編み上げたスペシャルなパネルボーダー生地で、忠実に当時の仕様のままに復刻したのがこちら。昨年サイズ２と３で展開したのですが、ウェイト的にはヘヴィウェイトとライトウェイトの中間ぐらいという事もあって、あっという間に完売してしまいました。で、再販可能かどうかを確認したのですが、生地はまだ残っているので再販は可能なんですけど自分たちで企画した限定モデルであるにも関わらず、通常のラインナップと同じミニマムを要求されまして、そうなると代理店商社も在庫を極力持たない方向でやってますので新たにサイズ４を足そうとしたのですが、それはかなり微妙、との事。結果的になんとかオーダーが集まったので無事入荷しまして今回はサイズ２・３・４の３サイズ展開になったんですけど、サイズ２はレディスでもオーダーが集められるので問題なく、サイズ３もメンズの中心サイズなので問題ありませんが、メンズのみで３よりは集まらないので今回が最後になるんじゃなかろうかと。そもそもラッセル編機の生地が無くなったら本国はもう乗らないと考えられるので、生地が足りなければ作れませんから(生地ミニマムは更に凄まじいのです)このモデルの生産自体が最後になる可能性が大。
でもフレンチボーダーの殆どのメーカーが普通の横編みの編み機を使っているので縦に縮む傾向にありますが、ラッセル編機は横に縮むので身幅を広めに取っておけば着丈が縮む欠点が解消されてますし、そもそも90年前のミリタリーアイテムそのもの、という浪漫も含めてのアイテムです、これは押さえられる時に押さえておく方がよろしいかと。価格も昨年と同じ17,600円(税込)のままですので。
という事で明日は天気も良い様ですので是非お越しくださいませ。アイテム紹介、明日は中途半端な気候の時期に程良い厚さのシェルを紹介予定です、お楽しみに。
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