November 01, 2024

秋の新作紹介 vol.23 Fox FireのWashable Wool Buffalo Check Shirt


今日から11月。とはいえ気温の推移がまだまだ漸く秋といったところですので当面秋の新作紹介のまま続けます。とはいえ、3連休の温帯低気圧の影響は明日1日で済むみたいで、予報は日曜と月曜は晴れになりました。ですが最高気温は22℃とかなんですけど、最低気温は11℃とか9℃とか、そこだけ11月っぽい気温に。こうなると1日外出するとなると最高気温よりも最低気温を気にして過ごさないといけなくなります。流石に夏から冬という急激な変化ではありませんが、晩夏初秋の期間がなく夏から一気に晩秋に近い気温になっておりますので、早急に準備をしないと風邪ひきかねません。

という事もありまして、明日からの3連休に向けて昨日入荷したばかりなのに昨日今日と動いて数を減らしているフォックスファイヤーの暖かく季節感のあるシャつを紹介します。

元々はウールリッチが米国のカントリースタイルをベースにしたコレクションでカウボーイスタイルテキスタイルとしてバッファローブレイドと命名して発表したのがファッションとしての赤×黒の大柄のチェックでしたが、つまりこれは米国のカントリーなシャツのテキスタイルとして愛用されていた物、な訳でして。何故赤×黒なのかというと、山野で過ごしていて鹿を中心とした狩猟者に誤射されるのを防ぎつつ、鹿を含む多くの動物は赤を色として認識しないので、狩猟者にとっても動物に対して迷彩色として機能するから。

そのウールリッチのコレクションが人気を博した事で、ファッションとして赤×黒のバッファローブレイドが普及し、その派生として80年代に別色のバッファローブレイドが提案されて今に至ります。

そのバッファローブレイドを日本における毛織物、ウール生地の産地として知られる尾州(尾張一宮を中止とする岐阜から愛知にかけての一帯)でスーパー100以上(繊維径18μ以下)のメリノウールを使って織りウォッシャブル加工を施したオリジナルの生地として作ったのがこの生地です。判り易くカントリー&アウトドアな雰囲気になる赤×黒は鉄板色としてラインナップしておりますが、加えて今回もう1色として作られた紺×黒が非常に渋くて良い感じ。というのもこの配色、濃紺で作られる事がほぼありません。黒とのコントラストが視認し難いからですが、そこを敢えて一見これ黒いシャツなんじゃないかと思えるぐらいの紺の濃さで作ったのですが、明るい陽の光の下ではチェックなのは視認出来つつかなり落ち着いた雰囲気で、薄暗かったり日が暮れてからは黒いシャツに見える、という他にはないシャツになっております。

細部のディテールもしっかりしていて襟裏とカフス裏の肌に直接触れる部分には滑りの良いナイロン生地を使い、左胸ポケットの上にはミリタリーのモールシステムの様にウェービングテープを配置して、ペンを挿したりサングラスを引っ掛けたりと機能的な主張をしっかりしていてありがちなバッファローブレイドのネルシャツとは一線を画す、生地からディテール迄抜かりなく作り込んだシャツになっております。

サイズはMとLお2サイズ展開、価格は23,100円(税込)です。名産地の別注生地を使って国内縫製でここまで作り込んでこの価格はかなり頑張った設定ですし、他で作られる事もないでしょうからオススメしておきます。現段階で赤×黒の方はLが完売、紺×黒の方はサイズ欠けはしておりませんが各サイズ1着になっております、是非この連休中にチェックして頂ければと思います。

明日は今シーズのTAIONを含め色々と納品がある予定なので、そちらに関しても是非このタイミングで見にいらして頂きたいので、3連休、皆様のお越しをお待ちしております。

アイテム紹介ですが、明日は入荷するアイテムの中から丁度良さそうなのを紹介予定です、お楽しみに。
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Posted by mercier at 22:10:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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