October 30, 2024

秋の銘作紹介 vol.11 ROYAL ROWのWool/Silk Herigbone Tweed Jacket “KENT” (B.A.T別注)


平日でしたがわざわざスケジュールを調整して千葉から電車を乗り継いで昼過ぎにお越しくださったお客様がいらっしゃいまして、遠方な上に色々とご紹介した事もあって吟味を重ねられて15時半頃までそのお客様がおられ、その後18時過ぎに仕事帰りのお客様がいらした事で平日だというのに楽しく接客して過ごした1日となりました。毎日こんな感じだと凄く幸せなんですけどねぇ。漸く涼しくなってきたからこそこんな事が言えるでしょうけど。秋の支度というか、秋を楽しみつつ冬に備える時期がやってきております。

ここ数日で季節の進行に合わせた納品が予定されており、尾州で織られたウォッシャブルウールのバッファローチェックのシャツや昨年大好評だったクーマウールを使ったフルジップセーター(ニットブルゾン)が新色を加えて入荷予定。連休に合わせてライトダウンに特化してセレクトしたTAIONの今年のダウン数型
と、イーリーキシモトテキスタイルのレトロスニーカーにビブラムソールをオーバードッキングさせて再構築した限定スニーカーも入荷予定です。ローゲージニットや重衣料は11月に入ってからの投入となりますが、既存のアイテムとその辺りの新規投入アイテムで11月頭の連休は十二分に楽しんで頂けるかと。

そんな中でのアイテム紹介ですが、ドレス寄りなテーラードジャケットというのが随分と減っていて、サファリジャケットとかラウンジジャケットとかはあってもオーセンティックでシンプルなアイテムがこれしかない、という状況でしたので、今日はその紹介を。

この辺のクロージングアイテムについて本当に待ったなしで動かねばならない状況になってしまっているのを思い知らされる1型1着しか残っていないという事実。ロイヤルロウ、ちゃんと検討はしたのですが、今シーズンも来春夏もネイビーのジャケットばかり提案されていて、しかもそれがジャージやフラノだったりでどうにもそそられず。もうちょっとオリジナリティに富んだ提案をして欲しいところなのですが、カジュアル寄りなアイテム(カバーオール型ジャケットやブルゾン)は充実しているのですが、テーラードジャケットのラインナップはかなり限定的でして、その辺高額なテーラードジャケットを当たり前の様にずらりと並べて平然としているブランドよりマシではあるのですが、それでもクロージングとしてジャケットが無い、というのは避けたいので次に期待したいところです。

で、このぐらいの上からコートを着て丁度良いウェイトの着易いテーラードジャケット、あれば取りたいアイテムなのですが、これは店頭に出していなかった為に奇跡的に残った1着。ウールシルクという生地の組成は中にベストを着たりニットを着て丁度良い生地感ですが、表情はツィーディーでしかもヘリンボーンなので秋冬らしい表情です。極力芯を無くしているのに見た目にはしっかり構築的で、季節感のあるジャケットですので、ダークブラウンのコーデュロイやブラウン系の配色で構成されたグレンチェックのパンツ等を合わせるととても風流なコーディネートになるでしょう。46が1着だけになっておりますので気になった方はお早めに。価格は85,800円(税込)と生地のグレードとイタリア製クロージングという事からして現在では破格の1着です。

さて明日ですが、来春夏の展示会は流石にもう無い時期(来月から来秋冬展が入ってきますが)でして、月末でもあり一応営業しておこうかな、と。単に納品日の変更依頼を忘れて明日納品があるというのもありますが、まぁ店頭の入れ替えをしつつのんびり営業しますので、木曜日が都合のよろしい方は是非お越し頂ければと思います。

アイテム紹介ですが、来週には気温が丁度良くなると思われるコブマスターのフィールドジャケットの紹介を予定しております、お楽しみに。
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Posted by mercier at 23:00:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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