August 14, 2024
夏の銘作紹介 vol.34 SANFRANCISCO HATの BRISA POKE PIE HAT
今日もお盆休み真っ最中なまったりとした１日でしたが。台風の進路次第で大した事がなかった、もしくはなさそうだからお出かけしちゃった、という事になるんだかならないんだか。明日通常営業にする、と昨日のブログに書いたらお盆休みも働いているお客様が明日仕事帰りに行きます！とご連絡を頂いて喜んでいたら、今度は取引先の営業の方から明日遊びに行っても良いかというお電話が。お盆も働いてんだなぁ、と笑い飛ばして快諾しましたが、これで取り敢えず明日は折角営業したのに本来は定休日だから誰も来なかった、なんて事にはならずに済む事が確定しているので、最悪の事態はないので安心して営業出来ますｗ
とは言え、こんな風に働いている方がお盆休み中に働かねばならない、同病相憐む的な感じでお越しくださると連絡をくださっているんです、当然これは普通に夏休みの方で遠出せずにまったり過ごしている方は何も言わずにお越しくださるだろう、と大いに期待しております(と、圧をかけてみますw)。
さてそんな本日のアイテム紹介、アーカイブをチェックしていたらもう随分と長い事紹介していなかった、という事が発覚したのでパナマハットの紹介です。ただ一口にパナマハットと言ってもこれ、本来はエクアドル原産のトキヤ草という植物の葉の繊維を使って編まれた帽子の総称。現在では本来それだけがパナマと言われていたのに、トキヤ草を使ったものを本パナマなんて呼ぶおかしな事になってまして。当然B.A.Tではその本パナマのパナマハットしか取り扱っておりませんが、この本パナマのパナマハット、とんでもなく高くなっております。その中でしっかりとエクアドルで編まれたパナマを使ってサンフランシスコで作られている物が本日の紹介です。
その中でもこれ、いわゆるポークパイハットの形を本パナマで作っておりますが、深さは若干あるものの所謂カンカン帽として知られる形状に近いものとなっております。そう、本パナマで作られた帽子の総称がパナマハットなので、形は様々なんですね、これが。今までにもこんなの作っちゃったのね、というのを色々とやってきておりますが、ここまでトラディショナルでオーセンティックな物はなかなかありません。というのも米国における夏の装いが比較的洒落っ気のある服装に寄っていて、中折れ帽が最も定番的にラインナップされている物でして。中折れ帽は編み地を変えたりリボンを付けたり付けなかったり刺繍を入れたりとバリエーション豊富なんですが、それ以外のモデルとなると途端にリリースされなくなってしまいます。
そしてここ近年、コロナ禍前ぐらいからサンフランシスコハットの生産が職人の体調不良などから滞りがちで、なかなか日本に入って来ず。特にその中折れ帽以外の物がほぼ壊滅的に上がってきません。その結果、他の本パナマのハットというのをリリースしているメーカーの物がほとんどになっているのですが、まぁ高いの何の。日本のメーカーの物でも３万近く、ボルサリーノとか帽子の代名詞的なインポートブランドのものとなると４万以上、６万円台もザラにあります。その点このサンフランシスコハットはなんと16,280円(税込)と価格破壊に近い価格設定。サイズもS/MとL/XLの２サイズ展開しております。もうここ数年展示会にも出されていないモデルですので、ぜひチェックしてみて下さいませ。
さて明日ですが、終戦の日ですからそれに因んだアイテムを紹介させていただこうと思います、そんなもんあんのか？？とお思いでしょうけどまさにこれはこのタイミングで紹介すべきだろう、というデッドストックアイテムを紹介します、お楽しみに。
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