June 21, 2018

夏の新作紹介 vol.17 NIPOALOHAの“葛飾北斎/西瓜文様”S/S ALOHA SHIRT


行ってみたら都心部の方が何かジメッと蒸しっとしてました、今日は。雨の上がりが東京よりも西の橋本周辺の方が早かったんでしょうね、地面の乾きも早くそれでいて1日中曇っていた事もあって気温がそれ程上がらず。比べて都心部、若干の雲間からの日差しもあったりで一寸湿度が気になりました。といっても生地屋はサラッと見てこの際だから、とその足で上野廻ってミラクル・エッシャー展見てきちゃいましたが。お客様も昨日いらした様でツィートしてましたね、行ってきた、と。こりゃ余計にイメージが湧いてエッシャーTシャツ押さえようと思われること間違いなしでしょうw

さてさて、そんな中ではありますが本日の紹介、何かアート繋がりなのが良いなぁ、という事で引っ張っていたら完売してしまっている事ですし、ニポアロハの今シーズンの新作アロハの紹介をしようと思います。

このブランド、レーヨン生地の、それでも2万円台ですけど廉価版も出しておりますが、特にこの江戸時代から続く京友禅の老舗、岡重に残っている最初に作られた当時の版を使って染め付けをしている物については、やはり織り柄の入った絹の着物地を使って作られた物じゃないと、逆にそこケチったら勿体ないと思うのです。

やはり今回紹介する北斎もそうですが、北斎が生きていた時代に本人の絵を使った構図で作られた版なのですから、その本物をリアルグレードとはいえレーヨンに落とし込んで作るというのは何か画竜点睛を欠いている気がします。で、そういう訳で絹の着物地を使い、そこに北斎晩年の版画ではなく肉筆浮世絵の西瓜文様を使ったアロハシャツになっております。随所に凝った染め仕様が見られ、西瓜の絵のない部分も単なる黒ではなく絞り染めで濃淡をつけて雰囲気を出しております。地模様と相まって柄が際立つ極彩色の中にも落ち着いた感じと、単に真っ黒にしていない分重たい感じが軽減されていて、本人の了承を得た構図というのは流石だな、と思わせられます。

これ、もう毎シーズン1着は押さえないと駄目じゃん!!というお客様が昨シーズンの取扱いから複数いらっしゃり、それに加えて新たにその争奪戦に参入するお客様もいらっしゃった事から、今シーズンはあっという間に終わってしまいました。本来なら梅雨が明けて盆踊りや花火の時期に満を持してこれぞ日本の夏!という紹介がしたかったのですが、まぁ仕方がありません。今回は完売しているので無理矢理ですけどアート繋がりでエッシャー展見てきましたよ、というネタに関連したアートネタ、という事で紹介させて頂きました。38,000円(税抜)というシャツとしては結構なお値段にも関わらず、これなら仕方が無い、というかむしろこれこの生地の着物買ったらとんでもない値段になるので、それ考えたら随分と頑張った値段だよね、という事で比較的即断で押さえていかれる方が多いです。来期はそういう訳で絶対押さえようと思ったら展示会後の資料を見て、来期はこれを取る、という発注が決まったらすぐにでも押さえに入った方が良いでしょうね。

という事で本日はもう完売してはいますが、ニポアロハの葛飾北斎の西瓜文様のアロハの紹介でした。
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