April 06, 2018

春の新作紹介 vol.8 The Chino RevivedのIce Cotton Dobby Cloth Trousers


この辺りは今日は暖かくはあるのですが、春の嵐を予感させるお天気でした。突風が吹きにわか雨が降り、急速に雲が動いて雲間から光が射したと思ったらお天気雨、といった感じで。そんな中ではありますが、旧作を含めザチノリバイブドのパンツ、先日も話題にしましたが動いております。全体的にはリラックスしつつワイド迄提案するトレンドは一段落していますが、ザチノリバイブドのパンツは元々が細身でしたが今回は腰周りは2プリーツでゆとりを持たせつつ裾幅は19cm程度なので比較的すっきりとしたシルエットにして、極端に細かったり太かったりしない、それでいてスッキリ見える落としどころを探る提案がされており、今日紹介するアイスコットン生地の新しい表情の提案であるドビークロスはまさにその白眉です。

最初にアイスコットンを使った生地としてザチノリバイブドが提案したのはその名の通りチノクロス。アイスコットンチノクロスでした。しかも薄手でピタッとしたスリムシルエット、接触冷感なのだから接触してこそなんぼ、というとても判り易いモデル。次に提案されたのがこのアイスコットンチノクロスに加えてアイスコットンを使ったストレッチデニムでした。これはこれで使い勝手が良く、他にはないスペシャルな提案でしたが、今シーズンはそれに輪をかけて他にはない生地の提案がされております。

先にジャケットとパンツで紹介しているアイスコットンセルヴィッジデニムはストレッチデニムのモデルに対してワークやヴィンテージ、それに付随するトラディッショナルな着こなしにも対応出来るアイテム構成でしたが。こちらのドビークロスは既存のチノクロスとは全く別発想で作られております。ドビーというのは本来生地の名称ではなく経糸を飛ばす開口口を上下に動かせる仕様の開口装置の事です。それによりザラッとした梨地織や小柄の時も様を出すことができる様になっており、その小柄の連続模様をドビー柄と言います。表側にはその経糸が柄となって表れるのですが、今回は身体に触れる緯糸をアイスコットンにし、生地厚は比較的あるので夏専用というよりも今位の場合によっては夏日もあるけど20℃前後の時期から着用が出来る様にしております。当然残暑の後、秋分の日を越えて10月頃迄は普通に使って全く問題のないウェイトです。それでいて汗ばむ気温下ではアイスコットンの接触冷感が機能するという至れり尽くせりな生地です。元々のアイスコットンチノクロスやアイスコットンのストレッチデニムが全てアイスコットンで作られていたのに対し、片やセルヴィッジデニムの方は経糸を斑糸にして力織機の利点を活かし、片やドビークロスの方は経糸が表に柄として出る事を活かしてユニークな表情と使用時期の長期化を図る、というこのブランドならではな生地開発をしております。

特にアイスグレーの方は長らく白に近い生地のパンツをやってきていないので、B.A.Tの提案としては珍しく私自身が新鮮ですw
そして無地でありながら表情のあるドビー柄というのは春夏のパンツとしてはこれ薄い生地だと表情でないのですが、ウェイトを上げても快適に過ごせるという事であれば耐久性も向上してイイトコ尽くめです。2プリーツ入っていますがこれがまた良く出来ていて、外側のプリーツはほぼ飾りです。表情を出しつつデザインとしては今時であり、それでいてどうしても2プリーツをしっかり入れると腰周りにボリュームが出過ぎてしまいますが、この仕様なら適度にボリュームは出しつつ裾に向かってテーパードしても極端なスリムシルエットにならないので、太腿や臑の太さが気になる方でも比較的スッキリ見せつつ快適、という提案です。

新しい生地の提案なのでサイズは79・82・85の3サイズ展開にしておりますが、どちらもネイビージャケットに合わせて良し、ネイビーのシャツに合わせて良し、春夏に濃い色のシャツをぶつける提案にピッタリな1本です、しかも今回は汎用性も耐久性も高い生地を使いながら25,000円(税抜)とセルヴィッジデニムに比べて1,000円ではありますが価格差をつけてくれております。是非試し履きして頂きたい1本です。この週末、微妙に天気は不安定の様ですが、是非多くの皆様のお越しをお待ちしております。

昨日告知したTシャツも既に減り始めており、その辺を押さえる為にも遊びにいらして下さいませ。
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