January 06, 2018

冬の新作紹介 vol.27 KESTIN HAREのHarris Tweed Piped Stem Trousers/HULL TROUSER


昨日の寒の入りがあまりに寒かったせいか、今日は若干寒さが和らいだだけで随分と楽に感じました。とはいえこの連休明けからまた厳しい寒さがやってくる様で。今日いらっしゃったお客様もこれからの寒さ対策を考慮しつつ、ここのところ紹介したロイヤルロウのジャケットやスーツに心を動かされつつ、さてどう本セールの権利を使ってくれようか考えている、との事でした。とはいえ、色々と今日も動いておりまして、ウィンターセッションのトートバッグも数を減らし、気が付いたら結構な着数で別注したアレフルードのフクロウセーターもグリーンはあと2着迄着ております。グレーの方も半分以下なのでこちらも早めに押さえておくべきでしょう。

そんな中、寒い時期迄引っ張ろうと思って年を越えさせたケスティンヘアのハリスツィードのパンツが今日の紹介です。

これ同素材のオーバーシャツジャケットに対して紹介を引っ張っていたのは、同じハリスツィードでもオーバーシャツジャケットはトップスのジャケットとしては一重でコートを上から着ても中がパンパンにならない物にしているのに対し、パンツの方はチクチクしない様にというのもあって裏が付いていて、その結果かなりしっかりとした保温性の高いパンツになっていたからです。

今ならもう丁度良く使えますが、一寸前迄はこれは流石にヘヴィなんじゃないかな、というのもありまして。いや別にそこ迄気にする必要はなかったんですけどね、恐らく。でもポジティブな書き方をするとまさに年を越したこの時期にこそ相応しい1本なのです。

タイトルに書いている様にこのパンツ、パイプドステム、お尻の下辺りからそのまま裾迄ストンと絞っていないパンツです。勿論裾幅を指定してお直し出して絞る事は可能ですが、パイプの柄の様にストンとしたシルエット、という事でこの名称で呼ばれるトラディッショナルなシルエットで、海を渡った米国でアイビースタイルを代表するパンツのシルエットとして定着しております。とはいえ、ハリスツィードで作っていますし、この太さだからこその若さもある(アイビースタイル自体が若々しいという事もありw)けどトラッドでもあるというアイテムですし、パイプドステムのウールのパンツというのをまず見ることがありません。どうしてもアイビー調のチノパンというぐらいでしか定番展開されておらず、でもこれ細いシルエットからリラックスシルエットに移行しつつあるこの時期には逆に新鮮で、マニアックにもそのディテールで作られたウールパンツである、という事からしても押さえておく価値のある物です。

シルエットの美しさ、というと曲線で裾に向かって美しくラインを取ったシルエットの物をイメージしがちですが、今時パイプドステムのパンツを作るなんてかなり潔く振り切ったブランドなんです、ケスティンヘア。すぐに売れる売れないでいったらこれ瞬発力のあるパンツじゃないですが、ハリスツィードのパイプドステムのパンツ、というだけで取る価値があるパンツなのです。それでいて内装もしっかり拘って色毎にマーベルトの内側の滑り止めのテープの色を変えていたり、細部に渡って拘って英国で縫製しているにもかかわらず、29,000円(税抜)という価格設定が素敵。アンダー3万で英国を代表する冬生地であるハリスツィードを使って英国で縫製した特徴的なシルエットのパンツが買える、というのはなかなかない事ですので。サイズは今回SとMの2サイズ展開。このシルエットを大きなサイズで履くというのはあまりお勧めしません、パイプドステムだけにこのサイズ展開で良いかな、と。ケスティンヘアのパンツ、トップスに対して何気にウェスト攻めていて、XSからあるのですがXSで28インチ程度。なのでインチで30と32に相当するSとMという事にしております。

このシルエットなら中にスパッツを仕込んでも影響が無いので、本当に寒い時期には特にお勧めな1本です。

明日は日曜日で連休2日目です、明後日は天気が下り坂という予報が出ていますので、ご都合が付くようであれば是非お越し下さいませ。
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