January 03, 2018

冬の新作紹介 vol.25 ROYAL ROWのLoro piana“mooving” new “LONDON” Suit(B.A.T別注)


年の初めから躓くとは(汗)
昨日旅先から帰ってまいりまして、荷物を置いてその足で実家に年初の挨拶で行ったのですが。そのまま今朝実家から戻ってきたんですけど、何が悲惨てスマホの充電器を荷物に入れたままにしておりまして。昨日の夜、さてブログを書くか、と思ったところで気が付いたのですが、充電切れてスマホが使えず。そして充電器は持ってきておらず。という事でいきなり新年2日目にしてブログに穴を空けてしまいました。しっかも元旦は元旦でサーバーにトラブルがあった様でアップしたブログがなかなか見れなかったですし、先が思いやられますw

とはいえ、本日より営業を開始しており、開店からポツポツとお客様がいらっしゃり、お正月話をしつつ本セールの権利を行使したり福袋を作ったりと楽しく過ごしていかれました。残りが本当に僅かになっているフィリッポのヤクセーターと定番だけに後回しにされていたタートルネックセーター、そしてこちらも年末にドカドカと売れて大幅に数を減らしているテレリアゼッドのヘリンボーンのパンツも、今日は数を減らしております。今日のところは大物アウターよりもクジ引き回数を考慮してかセーターやパンツ、カットソーの出が多いですね。

そんな中、2連チャンでロイヤルロウになってしまいますが、今年の最初の新作紹介、ロイヤルロウのスーツにする事にしました。

今日は寒いですし、フォークランドコートの紹介を先にしようかと思ったのですが。フォークランドコートは昨年に引き続き取り扱っていて、新作紹介ではありますがまぁ再度紹介を、という感じ。それに対してロイヤルロウのスーツ、ちゃんと上がってきたのが初めてなので。といってもジャケットの着心地やシルエットについては昨年末最後に紹介したジャケットと変わらないのですが、こちらはトラベルスーツというテーマで軽快に動き易いスーツとして提案されているのですが。

で、今回はこれ生地がキモっちゃキモなので。ロロピアーナ社のムービングという生地を使用しております。以前も一度触れていますが、これ最初に私が発注した生地ではありません。元々は同じロロピアーナのストームシステムという防水性のある生地でマイクロハウンドトゥースの物を発注したのですが、あえなくボツ。それで第二希望で発注したのがこの色柄のこの生地だったのですが、他での取扱いが無い、という事でもしかしたらまた更にボツをくらうかも知れないので第三希望で生産が確定している生地を選んでおいてくれ、と言われておりました。なのでどちらがくるのか判らず、恐らく第三希望の生地だろうな、と思っていたのですが、届いて見たらしっかり第二希望の生地で生産してくれておりました。

ベースはミディアムグレー・ダークグレー・ブラウンの3色のメランジで構成されています。その上にチャコールグレー、黒にかなり近いのでどちらかというとオックスフォードグレーといった方が良いのかもしれませんが、その色でグレンチェックを入れてあります。グレー系のグラデーションにブラウンがミックスされて深みと単なるモノトーンじゃないアーシーな暖かみを加えております。そしてグレンチェック自体が立体感を出す為に入れてあり、この同系色に元々その構成要素に含まれるグレーを加える事で遠目にはチャコールグレーの無地に見える生地になっております。そしてこのムービング、その名の通り動き易さを念頭に作られていて、素晴らしく伸縮性がある生地なので、まるでジャージを着ているかの様なストレスフリーな着心地です。

ジャケットのところでも書きましたが、ロイヤルロウのクロージングに対する感覚は現代の気候や生活環境下で屋外ではコートを着て嵩張らず着心地の良い、屋内でもジャケットを脱がずとも快適に着ていられる、そんな使い方を標榜しております。そして着心地を追求して上質な生地を作っているのであれば、その生地の伸びを阻害する裏地は極力付けない方が良い、というのが縫製仕様上の特徴でもあります。

現在単品のパンツをロイヤルロウのコレクションの中ではあまり作っておらず、そもそもこれ形自体が私の最初に発注しているものではないのですが、それは最初はジャケットとパンツを同色同素材でバラバラに提案しようとしていたから。セットアップにする事で新型のパンツとチェンジポケット付きスラントポケット仕様のジャケットを組み合わせ、ロイヤルロウでは今迄にスーツとして提案されてこなかったブリティッシュな特徴を色濃く反映させたスーツを提案しようとしていたんですね。しかしこれ、ジャケット・パンツ共にあっさり型ごとボツ。そして生地もボツ。一体どうしてくれるんじゃいと憤慨しつつ、パッチポケットのジャケットと組み合わせてスーツとして最初から提案されていた形にして、生地を乗せ替えて提案する事になったのです。とにもかくにもパンツを含めて提案されているロイヤルロウのスーツを取り扱うのは初めてです。

そして本来この生地ですと16万近くになるグレードなのですが、これだけ変更を余儀なくされた事から若干のディスカウントを頂いたので、それとB.A.Tの企業努力を組み合わせて128,000円(税抜)という価格設定に。最初から20%オフでの設定というお得な事になっております。

これだけ使い易くてスーツとしては素材と縫製仕様とパターンワークを考慮すると破格の価格設定ですし、ジャケット・パンツどちらも単体で運用して高い汎用性を保証してくれる得難いアイテムです。サイズは46・48の2サイズ展開です。秋冬での提案ですが、基本的にスーツに関しては真夏以外の3シーズンでの運用を想定していますので、是非仕事以外でも使って頂く事を検討して見にいらして頂きたいものですね。

あ、念のため。明日は木曜日ですが営業致しますので、まだ冬休みのお客様、是非遊びにいらして下さいませ。
blogram投票ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ