January 31, 2018

冬の銘作紹介 vol.4 A(LeFRUDE)EのMelton/Lether Combi Double Riders Jacket (B.A.T別注)


明日の夜にも降るかもしれない、という雪の予報。
それに対して世界的な気象予報団体の予報では雨すら降らないんじゃないか、という事で。どっちなんだか微妙な感じですよね、これ。明日は昨日のタイトルにある様に展示会廻りで、チェッセ・ピューミニのダウンのラグジュアリーラインの方と完全フランス製ジーンズ等の展示会があり、それ等を見つつ時間次第でビッグサイトでギフトショーという感じなのでさてどうしてくれようか、と。まぁ降るのは夜になってからという事なので展示会廻りに影響はなさそうですが。

いやそして昨日最後に書いた事により。物を見ているお客様がこりゃアップされたら瞬殺されるな、という事でこのブログを書く前に仕事の合間の昼休みにご連絡して下さいまして、既に押さえられていて完売しております。その完売している、という前提でご覧になって頂きたいのですが、これ何で紹介し損ねているんだか自分でも全く冷や汗物の別注アイテムなのです。

これ2015AWのメルトンとレザーのコンビのダブルライダースです。左のレザー部分が白いのがコレクションライン、右のレザー部分が黒いのがB.A.T別注です。ちなみにこれその時に完売していますので紹介せずじまいになってしまったのですが、ネイビーメルトンの物も作っていて、そちらにはコレクションラインは共通で白のレザーが使われていましたが、別注の方はタンのレザーにしております。

コレクションラインの方に使われている白いレザー、これダブルライダースをメルトンで作ってレザーを組み合わせる事により、厳つさを軽減してスタジャンの雰囲気を加味する、というコンセプトだったのですが、どうしても白のレザーと言うのは顔料でしか白にならないので、ベジタブルタンニングのレザーが使いたいな、という事で。ネイビーにはベジタブルタンニングのワックスを入れたナチュラル、という事でタン、グレーの方には黒を組み合わせました。これによりより本物志向というか経年変化によって革の味を楽しめる物になり、コレクション全体のテーマとは乖離しても服としての完成度を上げる事になるだろう、という別注でした。

しかもこれ、写真はコレクションラインの物との対比用にそのままにしておりますが、実はこれ襟の裏側もレザーでして。コレクションラインの物だとレザー部分が白なので襟裏も当然白の革で襟を立てるとかなり目立ちます。それに対して別注の物はメルトンとの親和性を重視して配色を決めた事もあり、特にこのグレーの方は襟を立ててもメルトンとレザーのバランスが非常に良く見えるのです。

ジーンズと合わせるととても相性が良く、まぁネイビーの方だとジーンズと革パッチの組み合わせと同じ配色なので更に相性が良いのですが、もう既に完売しておりますし、逆にこのグレー×黒、黒のベルトなんぞを組み合わせたらバッチリ嵌まりますよね。

何故にこれ紹介していないのにそのままになっていたんだろう、と思い返すに、これ先にこんな別注していますよ、というのを告知しており、その時点で情報をという方がたくさんいらっしゃり、結果として殆どの発注分が予約で埋まってしまい、数少ない店頭分もほぼ売れてしまっていたのでそのままになってしまったのではないかと。そして遠方のお客様用に写真は撮ってあってそのまま直接メールにて流しており、それを見て押さえてしまっている方が多かったので、なんかアップした気になっていたんですかねぇ・・・・

取りあえず昨日の段階でご来店頂いて見て気にしていた方が、昨日のブログの最後の曰くありげな文言(笑)からして、今日紹介したらそこから用意ドンだと遅れをとる可能性もある!という事で万難を排してこのブログを書き始める前に押さえてしまった、という事で今回は完売しているけど一度は世に写真を送り出した、というそれだけの銘作紹介になってしまいました。

いやしかし。私は勿論アレフルードのクリエイションをリスペクトしておりますし、コレクションラインの物も十分に素敵だと思っておりますが、ブランドのコレクションとしてのクリエイションと、それをリアルクロージングに落とし込む、という事とは当然異なります。相手を活かしつつその辺をどう摺り合わせていくのか、というのが別注する際の基本的なアプローチなのですが、それが当面アレフルードにおいては出来ない、というのは寂しい事だ、とつくづく思います。

とはいえ。春の新作紹介の時期が来たら、その合間にこれ凄いぜ!な春夏物のスペシャルなアレフルードのジャケットやブルゾンやスーツがいくつかまだありますので、そちらはそちらで乞うご期待です。といってもこちらも紹介される前に押さえてしまえ!という方がいらっしゃってなくなってしまったら悪しからず。

では明日は展示会廻りでお休みですが、明後日からファイナルセール期間として又20%オフが使える様になっていますので皆様奮ってご利用下さいませ。明日は展示会報告ですかね、恐らく。
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January 30, 2018

明日で本セールは終了、明後日は展示会廻り、金曜日からファイナルセール期間に


今日は本セール終了1日前、という事で火曜日なのに結構お客様がいらっしゃり、しかも16時頃から19時過ぎ迄お客様が切れずにおられまして。その結果、細かく色々と動いていたのですが、最も顕著だったのがケスティンヘア×ウォルシュのスニーカーでした。黒もオリーブも残りが2足になっており、こうなるともういつ完売してもおかしくないですね。そしてやはり今週の木金も先週程ではないにしろ雪予報が出ている事もあり、更に長期予報で2月は例年に比べかなりな寒さになるという予報が出ている事もあり、こうなるとやはりダウンを押さえておこう!という事でダウンをファイナルセール分で検討する方が複数いらっしゃりで、色々と予断を許さない感じになっております。

そして本日いらしたお客様にはお話ししたのですが、本日来秋冬のPHデザインズの資料が届きまして、展示会前チェックをしたらなんとこれが結構な値上げになっているじゃぁないですか。本来ユーロは高止まりしてますけどポンドはブリグジットの動向を見つつも低調に推移しているので、これなら英国のアイテムは現状維持かちょっと下がるぐらいなんじゃないかと思っていたのですが、ダウンだけはそうもいかない様で。これはチェッセ・ピューミニのダウンも値上がりしている事から、調達が容易で安価なダックダウンを使わず、グースダウンに拘っているところは全体数の減少に伴い調達価格が上がっている事が判ります。特にハンガリーを中心としたフォアグラ用の鵞鳥から取るヨーロピアングースダウンの高騰は如何ともし難く、何とPHデザインズ、現状無理矢理76,000円(税抜)に設定しているデルタフーデッドジャケット(本来は79,000円なのですが)、来秋冬は88,000円になってしまうそうな。他のモデルも軒並み価格が上がり、メンズでアンダー10万円なのは定番のデルタフーデッドジャケットと新型のニューフーデッドジャケットという2型のみで、それも9万前後で残りは全てオーバー10万という事に。

いやもう取り扱っているという事自体が日本割当がメンズレディス全型合わせて800着程度というPHの輸入量を考えたら希少な物なので、継続展開はするつもりですが、それでもこのグースダウン全体の高騰は目を見張るものがあります。チェッセ・ピューミニの1000フィルの物を検討している方が複数いらっしゃるのも、来秋冬には実質2割近く値上げされる事をお伝えしているから。

こりゃもう堪りませんわな。それに加えてこれからしばらくの平年を上回る寒さ(一昨年迄は暖冬だったので余計身に沁みます)の予報から、安く買えるうちに買っておこう、というのは賢明な判断かと。

で、明日迄が本セール期間なので。まだお使いになっていらっしゃらない方は明日迄に20%オフの権利をお使いになると、2月1日から14日迄の間でもう1点20%オフでご利用になれます。本セール期間にご利用になれなくても14日迄はファイナルセール分で再び20%オフでご利用になれますが、ここはクジ引きを考えても明日迄にいらっしゃれる方は明日迄にいらっしゃってご利用になっておくべきでしょう。

2月のファイナルセール期間、ここから一年で最も寒い時期が2ヶ月近く続くという事を考えても、典型的な春アイテムを買うのはまだ早いですし、例年以上の寒さを考えて中を薄着にして対応出来ますからダウンを考える、というのはありです。それに加えて綿のパンツで夏じゃなければいける物・スウェット関係・長袖Tシャツ、そしてこの期間に靴やベルトや鞄を押さえておく、というのはかなり有効なこの時期のセールの権利の使い方かと。どうしても季節が進んで本格的な春に入ってくると、リネン素材の物等これからの時期にこそ使える物、というのが目に入ってきます。そちらに目が移るので必要ではあるけれど靴や鞄や小物の優先順位が下がってしまいますから。なので元々セール期間をバクッと1月3日から2月14日迄としていましたが、12月のプレセール期間を加えて2ヶ月ぐらいを3回に分けてセール期間とする、という方式にしているメリットを最大限有効活用して頂きたいですね。

という事で減っている状況とセール期間についての一考察、といった感じでした、今日は。

明日は本日発覚したアレフルードの別注アイテムなのに未紹介だった渾身の秋冬別注アイテムにして他では作っていない美味しいアイテムの紹介になります。今日いらして悩んで帰られたお客様には申し訳ないのですが、ジーンズを紹介したこのタイミングで紹介する予定でしたし、未紹介である事が発覚した今、これは更に美味しい物になってしまいましたので紹介不可避かと。

ではまた明日。
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January 29, 2018

冬の銘作紹介 vol.10 TELLASONの14.75oz Straighat Jeans “ankara”


あれ、先週よりは暖かくなる予報だったのに、今日も氷点下。しかも展示会廻りのある木曜日から雪の予報が。オイオイオイオイ・・・・これじゃ先週月曜日の雪が溶けきる前に雪が降る事になってしまう・・・・都心部では私自身先週の展示会廻りで確認してきましたが、横浜川崎辺りでももう道路に雪は残っていないみたいなんですが、橋本周辺は日の射さない陰の部分は未だに雪がしっかりとアイスバーンになって残っていますから、困るんですよねぇ。

紹介予定が狂ってしまう・・・まぁ良いや、昨日のベルトはこの為にもあったのだっっ!!という今日の紹介なのです。

これがねぇ。今迄紹介していなかったんですよね、このテラソン。過去ログをアーカイヴで確認したところ、テラソンで紹介したのは20周年記念の13.75ozの限定モデルとアシンメトリーなカバーオールだけで、この定番ではあるけれど取扱店の少ない14.75ozのストレートジーンズは未だ紹介していなかった事が判りました。

とはいえ。テラソン代理店が営業攻勢をかけて取扱店が増えてしまったが為に私のモチベーションは急速に低下、だって大手セレクトショップチェーンとかAmazonとかが大々的に取り扱っている物をやってもねぇ。であるからしてブレイブスターにしろ来月に入ってくる予定のダブルウッドにしろ、他での取扱いが少ないというか、大量に生産していないところの物にシフトした訳です。した訳ですが、それでもそれはテラソンのクオリティを否定するものではありません。そもそもデニムそのものがコーンデニムのホワイトオーク工場でかのXXの生地を織ったのと同じ織機で織られた物です。色落ち云々とかデニム本来の味等というのはジーンズのシルエットだとか細かいディテールではなくデニム生地そのもののクオリティに差有される物なので、その点においては全く非の打ち所のない完成度なのですから。

で、何処もかしこもスリムストレートを取っていたので、それに対するアンチテーゼ的な意味合いも込めてストレートを取ったのですが、やはり後から投入したブレイブスターのスリムストレートでオリジナルのコーンデニムのホワイトオーク工場で織った生地を使い、シルエットそのものもセレブデニムのパターンワークを持ち込んでいて美しい、という方に皆様の興味も向けられていたのですが。ここにきてストレートジーンズ、シルエットとしてこっちの方が今時感が出てきております。行き過ぎたフィットに対する反動からかリラックスシルエットに全体の動向が移ってきていますので。

そして昨日も書きましたが、ホワイトオーク工場が閉鎖され、もうホワイトオーク工場製のデニムというのが供給されなくなる事が確定しております。そうなるとこれ、既に供給が止まっている様ですし、ホワイトオーク工場で織られたデニムを使ったジーンズは短期間に枯渇する可能性が大、そしてその中でもスリムストレートが多かった為に、これからイケてる感じな66程度のスッキリ目のストレートジーンズ、というのでホワイトオーク工場のデニムを使った物というのは殆どないんじゃなかろうかと。そしてこれ結構縮むんですが、その辺きちんと把握してサイズについて語れるところはかなり少ないと思われ。更にそうはいっても30・31・32・33インチのウェストサイズで大概はカバー出来ますが、大手セレクトショップチェーン等はサイズを細かく揃えるのを非効率だという事で2インチ刻みでしかサイズを持っていないところが殆どです。となると、その4サイズをしっかりと持っている(今のところですが)とても美味しい事なんじゃなかろうかと。実際ネット上で確認しても30インチ31インチは殆どのところが完売しているか取ってないという事になっており、32インチもかなり少なくなっている様でした。

という事で。オーソドックスながら本物志向で寒風にも強いホワイトオークの14.75ozデニムを使ったストレートジーンズ、ここから一気に市場から枯渇するのは確実なので、是非押さえておきましょう。
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January 28, 2018

梅春の新作紹介 vol.1 Martin Faizeyの1.25inch Quick Release Belt Oak Bark Leather / London×Pewter


銘作紹介としてこれは紹介しておいた方が良いだろうという物もまだあるのですが。先日もう入荷がありまして、と書いた様に梅春物として入荷してきた物がありまして。そのうちルミノアの長袖Tシャツは今シーズンはより春っぽい物にしたので当面紹介せずに引っ張ると書きましたが。マーティン・フェイジィに関しては久しぶりに新しい組み合わせを取ったので、個人的に先に紹介しておきたいなぁ、という思いが日に日に高まりまして。

そしてそろそろ今月も終わりが近づいてきた事もあり、セールの権利を使っておこうという方が本日も結構いらっしゃり、更に本日いらっしゃれないけど今月内にお越しになるから、という事でここのところの銘作紹介で紹介してきた物をお取り置きという事にした遠方の方もいらっしゃり、色々と一気に減っております。寒さが身に沁みる事もあってここは美味しいアウターを押さえておこうという方が多く、今年はアウター減りましたねぇ。でもまだ倉庫にあるこれは!というのがいくつかあるのですが、一遍に出してしまうとなんかそれはそれでなくなると寂しい(笑)とか思ってしまいまして。それはまた今度の秋冬に、という事にしつつそろそろじゃぁ新作紹介、しておこうかな、と。

というのも訳があるのです、今シーズンの入荷と関連して。

今シーズン、というよりも今年の今から判っているセレクトの傾向を表すキーワードとして、デニムが熱い!というのがあります。
世の中ではデニム、売れてない様なのですが。それはそのやり方にあると思うところがあるのです。といってもそう主張して私が今年一年様々な提案をしてみたところで大ゴケしてしまう、という事も考えられますが。

いえね、別に批判する訳じゃないのですが事の始まりはカイハラの耳付デニムのジーンズをユニクロが出した、というところからだと思うんですよ、思い返せば。ファストファッションで岡山を代表する大手デニム生地メーカーカイハラのセルヴィッジデニムを使ったジーンズを出す、というのはそれはそれで裾野を広げる、という点では意味のある事だったんでしょう。しかしその結果何故赤耳のデニムは上等とされてきたのか、とかセルヴィッジって何であるのかとか、そういった事を全く伝えずただ予てから珍重されてきた耳付デニムをユニクロで出すから、それ履いとけば大した出費じゃなくイケてる風に思ってもらえるぞ、みたいな売り方になってしまっているんじゃなかろうかと。その結果、まず同じ様にカイハラのデニムを売りにしていたヴィンテージレプリカメーカー迄はいかなくてもそこそこデニムに拘っていた様なメーカーのジーンズが売れなくなる。だってファストファッションと同レベルなら2万近く出すのは勿論ですが1万円台半ばでも高いな、という事に。

そもそもがジーンズの歴史やその人気を支えてきた特徴やディテール等についてきちんと説明出来るスタッフが店頭から激減しており、現在の10代20代にしてみたら何訳の判らないところに拘ってんの?とか色々ある選択肢の1つでしかないじゃん、という感じの比率がとても高いので、そこ迄のこだわりがありません。今後どんどんその傾向になるであろう事が予測されるのにファストファッションレベルで耳付デニム使ってしまった結果、それ迄買い支えてきた30代40代の層からも醒められてしまう、という事になっているんじゃなかろうかと。

それって世界的な動きでもあるのかコーンデニムのホワイトオーク工場が閉鎖されてしまい、今後XXを織った機のデニムは当面手に入らない事になりました。これには流石に私もちょっと危機感を感じましたね。

でもそれは売る側の姿勢にもよりますし、だったら別の切り口を提案したり、様々な形でやり様はあるんじゃないかと思うのです。そして次の秋冬の事を今書くとちょっと気が早いですが、イタリアとフランス、それぞれパーフェクト本国生産のジーンズというのを提案出来るんじゃないかという感じになっていて、既に店頭ではお客様にそうアナウンスしております。更に来月あたりに米国で日産数本という何十年もデニム工場でデニムを縫い続けてきたデニムマイスターが自分で縫える分だけを生産するという米国製ジーンズが入荷する予定です。

さて、こうなるとジーンズに合わせたベルトって欲しくなるじゃないですか。このフェイジィのオークバークレザーのロンドンカラーのベルト、同じ革でカッパーバックルの物をジーンズスペシャルとして展開していたのですが、カッパーバックルの生産が中止になりまして、若干在庫が残っていた為にずっと発注をしていませんでした。でもこりゃジーンズをガシガシぶつけるとなるとそれに合わせるベルトが欲しくなりまして。やっぱこのジーンズの革パッチと相性抜群のロンドンという色のオークバークレザー、やろうという事に。でも残り2色、ナチュラルとダークステインという色はブラスのバックルで展開しています。だったらこの1色は差別化を図るべくペウターのバックルで発注しよう、という事にしました。

で、上がってきたのがこれ。いやこれはこれで良いですよね、まだ見ていませんがユーロ生産なジーンズというのにも合いそうです、雰囲気的に。となればこれ、ジーンズが上がってくる前に紹介しておいて、ジーンズにより興味を持って頂ければな、というのが2月に入る迄引っ張ろうと思っていた梅春の新作として本日紹介する訳です。

ちなみに銘作紹介で紹介したい物、というのももう既に日本ではB.A.Tでしか買えないであろうブレイブスターの専売モデルとテラソンのストレートジーンズ、共にホワイトオークのデニムを使っている物です。これもまたもう手に入らなくなる物ですから在庫があるうちに押さえておくべき物でしょう。

取りあえずオークバークレザーのベルト、お値段据え置き18,000円(税抜)です、今紹介したらセールの権利を行使されちゃうじゃん!と思って引っ張るつもりだったのですが、今後の布石に紹介しておきます、これは!と思った方はお早めに。ベルトもサイズがありますので。
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January 27, 2018

冬の銘作紹介 vol.9 GLOVERALLの1951 Collection “MONTY”


今日はひとまず寒さが和らいでホッとしております。そして週間天気予報を見ても都心部よりも寒いこの周辺でも来週は最高気温はともかくとして氷点下になる予報はないので、随分と朝晩の冷え込みは落ち着く様ですね。といっても2℃とかだけど(汗)

昨日のブログで動いている物と入ってきた物と発注する物と、と一気に情報を上げましたが、そういう事すると漏れる事もあり。それが今日の銘作紹介に繋がるのですが、本国の経営体制が変わり生地の見直しがあり、更に来シーズンから輸入代理店が変わる為にもう買えなくなってしまう物を紹介しているグローバーオール。そのグローバーオールの来秋冬の動向が少々伝わって来ておりまして、その中で気になった事が。新しい卸代理店商社ではメンズの展開がとても少ないそうで、レディスメインのラインナップの為に大手セレクトショップチェーンは別にして今迄の取扱店のうちメンズの個店等にはオファーも行き渡っておらず、やるところが激減するとの事。

来秋冬についてはチョコチョコッとまぁ動きが無きにしも非ずなのでそれは置いておいて、そうなると比較的新しい3年程前のモデルではあるのですが、思えばこの時が旧経営体制の中でアーカイヴや同じ英国ブランドからデザイナーを招聘してコレクションを組んでスペシャルな物を提案していた最後のシーズンだったなぁ、と回顧したのです。で、その時に普段定番のダッフルをグローバーオールから一切取ってこなかったのですが、これは物として美味しいから取っておこう、というので取ったのが今日紹介する1951コレクションのモンティです。

この前のコレクションも良かったんですけどねぇ。ロンドントラディッションというコレクション。デザイナーが古巣に戻ってしまって白紙に戻ってしまうという事で、次に考えたのが創業当時のラインナップと当時の風俗や出来事をベースにコレクションを組み立てようというもの。今回紹介しているモンティはその1着なのですが、その前のコレクションと言うのとは全く趣を異にしております。ロンドントラディッションの方はトラディッションといっておいてトラディッショナルなディテールを組み合わせてダッフルを中心にアウターを再構築したものでした。ディテールの1つ1つは過去にあった物ですが、その組合わせによって新しいダッフルコートの提案がされていて、とても良かったのですがそういうのってデザイナーの力量によるものなのでいなくなるとそうそう簡単に任せられるデザイナーは見つからず、同じ様な事は出来ず。そこで考えたのが1951コレクションだったので、アイテム的には定番というかマスターピースというか、そういった物を素材や細かい仕様を吟味してチューンナップし、そこにF1という新たな切り口を加えて提案したんですね。当時のF1は英国勢が上位を独占しており、ドライバーがピットで待機する際等にダッフルコートをよく着用していたそうで。その際に使われていた写真等からチームウェアとしてのダッフルコートというのを最初から作らないと出来ない細かい仕様を加えて作ったのです。

それ故にレタードカーディガンの様にワッペンが付いていてピンバッジも付いているのですが、私個人としてはユニオンジャックを彷彿とさせるトリコロールの3本ラインのオリジナルの裏地を使っている事が最も良い感じになっているかと。ぶっちゃけワッペンに関しては縫い付けてあるだけなので外して布製のトートかなんかに付け直して使う方が雰囲気も出ようかというものですし、大人の着用に向いているんじゃないかと思うのですが、生地も厚さがあるのにそこ迄重くないスペシャルな物になっていますし、色もネイビーですからワッペン取ってピンバッジは肩口や胸の辺りに移動してしまえば、今後出る事もなければ過去に販売された事もない、グレンアイラだカシミアだといった生地の豪華さではなく、ヴィンテージレプリカとしての良い感じなところを歴史背景を交えて作り込んだスペシャルモデルとして、後付けのデコレーション無しに評価して頂きたい物です。

まだ1シーズン目ですが現代理店の方針が変わってメンズに振ってくれない限りはこういった物は日本に入ってこないでしょうし、94,000円(税抜)という設定もグローバーオールがグレンアイラを使ったのに近い頑張った設定なので、良いんじゃないでしょうか。

こういう時代に散った徒花的に一見見えつつ、実はとても作り込んだ物というのはやり方次第ではとても美味しい物になりますので、是非ご検討を。

さて、本セールも残すところあと4日です。といっても2月に入ったらファイナルセールって事になるのでセール期間は続きますが、グローバーオールにしろアレフルードにしろ、存在していても体制や取扱いが変わってしまう物は押さえられる時に押さえておく事をお奨めしておきます。
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