August 31, 2017

状況分析と展示会報告


ふう、最近展示会廻りをする日は快適に廻れる気温になっている事が続いております。ありがたいのですが8月に25℃以下ってここ5年はそんな事があった記憶がなく。身体は楽ですがどうなんでしょうね、これ。

さてなんか堅いタイトルなのですが、展示会廻りのご報告をするにあたって昨日アレフルードの佐野さんとお話ししてなるほど、という事になった最近のファッションの傾向が、今日の展示会廻りでななるほどね、となった事とシンクロしているので、こんなタイトルになってしまいました。

最近よりネットで服を買う人が増えて実店舗で実際に物に触って着て買おうという方が減っている気がする、という話だったんですね、その昨日の電話での話というのが。そしてそれは最近のサイズ感の傾向とシンクロしているという事になったのです。ここのところジャストサイズではなく、シルエットとしてもドロップショルダーであったり若干ゆとりのあるリラックスしたサイジングの物にトレンドが動いています。あまりそういったトレンドとは関係のない、本来のクロージングにおけるジャストサイズと、トレンドといっても短期の流行というよりも何らかの社会全体に起因する理由でそうなっているという全体の傾向というのは一致しません。それには様々な事情がからんでいるのに一概にはいえませんが、現在のそのサイジングに関する傾向というのはこれはネットでの吹くの販売が増加している事と関わっていると思う、という結論に2人で話していて至ったのです。

ネットで服を買う。私は自分で売っていて再三書いていますがあまりそれに対して好きになれません。遠方の方でもお店にいらした事があってこのかたはこのサイズだろうというのが判ってお買上げ頂く分には問題ないのですが、実際はそんな事は無く、最近のインスタ映えだタレント着用だの画像一発の印象で決めている傾向が強いと思われます。そういう買い方でサイズなんて判るはずもなく、中には自分は平均的な体型だからどのメーカーの物もMサイズだ、なんて思っている方もいることでしょう。サイズなんてメーカー毎に違うのに。でも実際にはそういう買い方をする人が圧倒的多数になってきている今、ジャストサイズじゃないと野暮ったい、という感覚はその事実と矛盾してしまいます。矛盾するというか実際にはジャストサイズというのは極めて狭いレンジのサイズ判断を迫られますので。それに対してゆったり目、というのはかなり許容範囲が広い。で、そういうサイズ感がトレンドだという事になれば、ネットで買うのにあまりサイズを厳密に気にしなくても良いって事に。そしてそういう服をあたかもお洒落であるという意味でのトレンドとして情報発信したり記事広告という名のステマで操作すれば、よりAmazonやゾゾが売れる、という事なんだろうなぁ、と話していました。

私としては着方としてジャストサイズの方が見映えが良い物もあれば、リラックスして着た方が良い感じに見える物もある、と思っていて、どちらが絶対である、という頑な価値観はありません。こだわるべきはもっと別の所であってそうじゃないだろう、と思うので。もっとも私が書いているサイズ感を含む着方の違いというのは、そういったマスな経済の事情であるとか消費者の購入形態を読んだ大手の仕掛けであるとか、そういった発想と違って多様な文化のあり様として本来どちらも存在している、という意味でのどちらもありでしょ、という事ですが。

でもそうなると実際に物を手に取って買うという事をしませんから、ありもしないネームバリューであるとかメディア露出であるとか、そういった虚構に価値を求める人以外は、そのものズバリじゃなくてもネット上で主に中国で速攻パクって拡散される廉価な似た様な物で良いじゃん、という事に。多くの人にしてみたらファストファッションかその1つ上程度の価格帯でどんどん変えていける方が良いという事になってしまうでしょう。そうなると結局はアジアで大量生産されるものだけしか存在出来ませんから、まともな物作りなんて日本に残るはずもなく、当然日本同様欧米先進国での生産物は同じ事になってしまうでしょう。それってどうなのよ、と思うからこそここでこうやってグダグダと書いているのですが、それを打開するこれだ!という策はイメージ出来ず。

佐野さんもネットで販売する事等にも考慮したら、そういったサイズ感でキャッチーなアイテムをとなるとまったくモチベーションが上がらずネタが練れない、と嘆いていました。今まで通りにクオリティやオリジナリティを追求してクロージングのあるべきサイジングで提案するカジュアルアイテム、というだけならいくらでもコレクションを組めるけど、それが実売で廻らないのでは意味がないしこれなら売りたいというイメージをバイヤーに持ってもらえないと思うけど、それでもそんな全体の傾向に配慮した物作りをしても、アジア生産の安価なところも似た様な物作るだろうからこれならばという糸口が見えない、と。

そんな話をした翌日の今日の展示会がオーバーザストライプスとエンハンスエレメントだったので。この2ブランド、そのリラックスしたサイズ感のアイテムでコレクションを構成していて、それでいてオリジナリティをしっかりと出せているブランドだけに、私としてはそのサイズ感の物はあくまでシーズンのセレクトの一環である、という立ち位置から動いていませんので、手放しにコレクション全てを良しとするというのではありませんが、結果的に時流に乗りつつオリジナリティは失わない、というコレクションは考えさせられる物がありました。あからさまなビッグTだドロップショルダーのシャツだというのはやはりどうかと思いますが、スウェット着用の上に着てもパッツンにならない程度にリラックスシルエットな耐久静電のポケッタブルハーフコート、リラックス感はあるもののジャガードでバンダナ柄を編んだミニ裏毛の生地とのマッチングが完璧なTシャツとハーフパンツ、今期B.A.Tでも取り扱いを始めて来年もやるであろうチャンピオンボディのTシャツ、インディゴじゃなく化学染料で芯迄染めた糸を使って退色が少ない10ozストレッチデニムのスワローテイルジャケットとジョッパーズパンツ、復活のグレムリンTシャツ、この辺りがこれならば上記に延々と書いてきた世の傾向に対する問題に対して日和って売れる事優先してセレクトした、という評価にはならないリラックスウェアかな、と。

世の傾向がそうなのはもう動かない事実ですし、それが購入形態の変遷によるところと重なってより顕著にその傾向にあるというのは仕方がない事ですが、それを安易に受け入れる様ではB.A.Tの既存のお客様は幻滅する事でしょう。どちらもアリだよね、と思ってもらえる様なアイテムは取る、本来のサイジングでビジカジ対応なアイテムが中心である事は変わらない、というスタンスは変えずに柔軟に新しい提案はしていかないといけないなぁ、と考えさせられました。

いやぁ後のビッグサイトは今ひとつでしたが、その分オーバーザストライプスとエンハンスエレメントについては来春も面白いものを提案出来ると思います、資料はありますので是非ご覧になりにいらして下さいませ。とはいえ、この週末はついに9月です、気温もここ数日は10月並み(今日は8月明日は9月なのに!!)という事ですし、私自身今日の展示会廻りはルミノアの長袖ボーダーTで行きました。秋物は1つ1つの数は少ないので、人気があるものは売れ始めると一気に減ります。なのでチェックはしておく事をお勧めします。
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August 30, 2017

明日はそこそこの展示会の数です


昼間はそこそこ気温が高かく蒸し暑かったのですが、夕方から激しい雨。明日は一日雨な上にその雨は明後日迄続く予報が出ています。そして明日はオーバーザストライプスとエンハンスエレメントの来春夏の展示会、そしてビッグサイトでギフトショーのライフ×デザイン展というのが開催されていますので、そちらを見に行く予定です。前回の秋冬物の展示会に行った際にはなかなかに見る物があったので今回もあると良いな、と。

気になっていたアレフルードの展示会は今回は国内のコレクションブランドのペースに合わせるそうで、10月中過ぎ迄ないとの事、ここ迄来たら残っているのは殆ど9月中に展示会を終え、10月はそういったドメブラの既存のところがチラホラとある、という感じになりそうです。比較的どかっといっぺんに重なって展示会という事にはならなさそうですね。

ただ・・・・明日はそんな訳で結構な雨の中展示会を廻る事になりそうで、それが今から気が重いです。色々と雑多な仕事を片付けていたらこんな時間になってしまい、慌ててブログを書いておりますが、明日はそんな訳で展示会に行ってきますが後半は合同展ですしサラッと廻って帰ってきてご報告を、と思っております。

いやぁ、この時期紹介してしまって良いと思える物がなく、お客様も9月になったら用意ドンみたいな感じになってしまっているので、季節の進みに合わせて新作紹介は9月の声を聞いてからにしようと思います、なので今日は明日はこんな展示会ですよ、という事でサラッと流させて頂きます。
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August 29, 2017

世は事も無し


ツィッターでもきっと沢山つぶやかれているでしょうけど、今朝は6時過ぎにJアラートで起こされまして。見たらえらい広範囲の警報が出されていましたが、結果的にミサイルは北海道の上空を通って太平洋のかなり先に落ちたそうで。関東全く関係ないじゃん!という始末でした。それにしても打ち上げ時間を考えて欲しいもんですね、まったく。

ディンケラッカーの代理店の営業さんと来月の展示会の件等でお電話でお話ししたのですが、関西の方はニュースを見てそっち(バクッと東日本的なそっちですw)の方は大変だったみたいですね、と。イヤイヤイヤイヤ、大変だったとしてもそれは北海道であってこの辺じゃないから!と突っ込みを入れる羽目に。恐るべし関西人。

そのまま四方山話になったのですが関西は依然暑いらしく大阪は今日も35℃ぐらいある上に湿度が高くやってられないとの事。それに比べたら30℃前後な東京近郊は、晩夏初秋の新作紹介というタイトルにも違和感がなくなるぐらいの季節の進み加減なんでしょう。このまましっかりと秋になるとは考え辛いのですが。しかしそんな中でも秋物の納品が進んでいますので、先方は直営店もあってセレクトアイテムも売っているのでどうですか?と訊いたらこれが凄いネタをこぼしてくれまして、そんな気温の中インポートでモヘアのセーターが納品されてきてしまったそうでww

いやモヘアのセーターっていったらあのフワフワに長毛が出ている暖かそうなセーターやないですか、てかあれその気温の中では触りたくないというよりも見たくないですよね、その半径1m以内は気温が5℃ぐらい高く感じるぐらいじゃないですか!!とまた突っ込んでしまいました。ええ、関西の方のネタには突っ込むのが礼儀ってものですし。

今年はB.A.Tにおいても納品が非常に良い感じで進んでいますが、それでもそんな恐ろしいアイテムは10月迄要らん!と納期指定しております。じゃないとどうし様もないですもん、実際。もっとも指定も何も毎年お約束の様に遅れたりこなかったりが発生するのがインポートですし、ドメブラに関してはミドルゲージのセーターやらフラノの生地のアイテム等は最初から10月以降って事にしていますけどね。

先日8月9月の納品された物&納品予定の物のリストアップを書いた事もあって、今日いらしたお客様も遠方の方でお電話頂いた方も、展示会報告をしていた2月3月頃のブログと照らし合わせて、気になっている物がいつ入ってくるのかというご質問を頂きましたが、まぁそんな訳で確定していない物は敢えてリストアップしていませんので、前後して入ってくる物は出てしまいます、なのでそれはそれで逐次告知する、という事で。

とまぁ今日は朝のJアラートについてネタにしてやろうと思っていたのでこんなブログになりましたが、別に上空でミサイルが壊れて降ってきた訳でもなし、ニュースはそれ一色でしたが総じて世は事も無し、むしろ私としては早いところ季節が進むなり、この季節でも手に入れておこうという事になるシューズやバッグ類が入荷する事を願うばかりです。
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August 28, 2017

晩夏初秋の新作紹介 vol.7 PAY DAYのMonotone Chambray Work Shirt


今日も過ごし易かったですねぇ。まだ秋風が吹くと迄はいきませんが。しかし・・・月曜日なのに日曜日よりもお客様が多いって・・・・いや昨日が悪過ぎたのは判っているのですが、まだ引きずってますw
別に今日いらしたお客様が多かった訳ではなく昨日が悪過ぎただけなので。そうはいっても皆様見ている物が同じでして、というかこの辺が新入荷ですよ〜とお勧めしたら食いつくところが同じでして、これはなんか危ない気がする、と思ったので少々早いかな、とは思いますがシャツの紹介をしてしまいます。でないと初っ端からもうサイズ欠けしてます、という紹介になってしまうかもしれないので、それは避けたいと思いまして。

これはワーク物としてはなかなかに珍しいアイテム、というか生地です。どうしてもシャンブレーというとサックスな物が定番。シャンブレーというのはデニムと違って平織りの生地で、経糸に色糸、緯糸に晒糸を使って織られています。サックスに見えているのは経糸にインディゴ糸を使うと晒し糸の生成りと合わさって濃いインディゴと白が混ざった感じになってサックスに見える、という訳です。インディゴ、デニムにしろシャンブレーにしろ私を含め好きな方が多いのですが、如何せんそればかりになってしまうのが問題です。ですがデニムにしろシャンブレーにしろ経糸に色糸を使っていればその生地の定義になりますので、色糸をインディゴ以外の色にすれば別のカラーの物も作れる訳でして。

それで今回バリエーションとしてペイデイから提案されているのが経糸を黒にしたモノトーンなシャンブレーです。経糸を黒、緯糸を晒し(生成り)にする事でグレーなシャンブレーになっていますが、インディゴに比べてコントラストがはっきりするので、まるでスイスアーミーの山岳部隊が使っていたソルト&ペッパーといわれる塩と胡椒を混ぜた表情になる生地の様になっております。これでワークシャツになっているのですからなかなかなものですよね。

このペイデイのワークシャツ、全てがチェーンステッチ縫製、しかも多くの部分が3本針チェーンステッチ縫製というこれでもかというワーク仕様。それをこの色の生地でやっているのは極めて珍しく、これがもっと高額なワークスタイルを標榜するブランドならありますが、それでもここ迄凝った仕様の物は少ない上にこのシャツはこれで15,000円(税抜)なんですから凄まじいコスパです。しかも生地も縫製も全て岡山という、世界が羨むヴィンテージワーククオリティですから、こりゃ手に入れたくもなりますよね。

特にシャンブレー好きでついついディテール違いで買ってしまう、という方には嬉しい変化球、しかも汎用性も高い色です。そしておそらくこれ、通常のインディゴのシャンブレーと比べて発注が付いていないので、今回限りの生産になる可能性が大です、となると今回手に入れておかないと手に入らない物になってしまうので、これは早めに紹介しておかねば、という事に。サイズはS・M・Lの3サイズ展開で、幅広く着用可能なのですが、既に各サイズ1枚ずつになってしまっているのでお早めに。
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August 27, 2017

ううっ、踏んだり蹴ったりな一日でした(泣)


今日は久しぶりに涼しい一日でしたが。過ごし易さとは裏腹に8月の月末週というのは開業以来覆せないジンクスがありまして。どういう訳だか特に日曜日にお客様がいらっしゃらない特異日になってしまっているのです。いっそこの日に何らかのお客様がいらっしゃらざるを得ない様なイベントをぶつける事が出来ればと思うのですが、未だそんな美味しい企画は思いつかず。

そもそも時期が時期で、新しい物が入っているとはいえ秋物に手を出すのは出来れば9月になってから、という方が圧倒的に多いので今年の様にしっかり8月に納品があってもなかなかどうしてこのジンクスは継続してしまうのです。という事で今日はまぁ本来の営業としてはとても暇だったのですが、こういう時に限って別の事がねぇ。

そう、ここ数年毎年これもお約束の様になってしまっているのですが、子供の夏休みの宿題、中でも自由研究がそろそろヤバい時期になっておりまして。やるのは子供なのですが、例えばリクエストされた資料をネットで検索して出してやったり、提出用の紙に後で消せる様に字を綺麗に並べて書く為のマスを書いたり、そういう作業が実に時間がかかるかかる・・・・しかもどちらかというとやりたくない作業なんですが、それは子供も同じ事なので効率がとても悪くここ迄来たらそういう地味な作業は手伝わざるを得ないのです。

で、お客様がいらしたらそりゃぁ仕方がない、お仕事ですからその嫌な作業から逃れられるのですが(非常に不適切な表現ですがw)、そういう日に限って暇の特異日なのです。まぁここ2年ばかりはそれでも引っ張って引っ張って8月31日に終わんねぇぇぇ!!と子供とほぼ徹夜して9月1日に間に合わせるというのが続いたので、今年は今日の段階である程度進んでいますからそこ迄悲惨な事にはならないはず。

しっかし売り上げが立たないのは店の存続に関わりますから困りますし、そういう作業をしている時に限ってPCが熱ダレして落ちるという・・・・もういい加減にしてくれ、と泣きたくなる様な一日だった訳です。トホホ。

取置きボックスは秋物の取置きで結構いっぱいになっているのに何でこうなるんだろ・・・・いっそ先週入荷の告知をせずこの特異日になっている週末を秋物の売り出しスタートにしてしまえばお客様はいらっしゃるんでしょうけど、なんか姑息な手段な気がしますし、そういう事じゃなく皆様がこれは行かねば!という何かを考えないといけないと思うので、まぁ来年こそはこのジンクスを跳ね返してやろう、と心に誓っている次第ですw

さて、そんな訳で新作紹介はちょいと控えて愚痴を書かせて頂きました、こうなるとあれです、別にお買物じゃなくて構いませんので遊びにいらして愚痴の1つも聞いて頂ければと思うぐらいで(そんなのはごめんだと思われるでしょうがw)、今月お誕生日で淡如湯日割引を使っていない方もたくさんいらっしゃいます、是非仕事帰りにでもいらして頂きたいですね。

今日は別の疲れでヘロヘロなのであがります、明日は何か新作紹介をしようと思っておりますのでよろしくお願い致します。
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