October 03, 2017

偶には時事ネタもありかな、と。


本日メアグラティアのパンツ2型とベストが入荷したのですが。まだ生地的に紹介するタイミングではなく。素晴らしく出来映えは良いのですが、やはり気候と相談しての紹介になります。となると。
タイトル通りですが、閑話休題といっては自分の住む国の政治に失礼というもの。今日は政治的な主張をするのではなく政治について書いてみようと思います。

昨日起きたラスベガスの銃撃事件も酷い話ですが。我が国のグダグダな衆議院選挙というのもどうかと思うのです。自分の支持団体に全米ライフル協会があるからといって、マシンガンを簡単に買って大量にホテルに持ち込める様な状況に対して、問題であるという事すら言えない大統領もさることながら、驕ってろくでもない行動や発言を繰り返し、それで落ちた支持率を上げるべく野党の女性議員の不倫疑惑で相手のイメージが悪くなったところで勝ちにいくべく衆議院を解散する総理大臣というのも人品の卑しさではどっこいどっこいでしょう。戦略的には相手が弱って価値が動かないと思われる状況で必勝を期すというのは正しいですが、その弱り目の原因が幹部女性議員の不倫疑惑とか、そういうのって弱味に付け込んだ、というタイミングは否定しても否定しきれませんし、そういう女性の弱り目につけ込む男というのは印象が非常に宜しくありません。戦い方としては常道ですが、一国の宰相たる品格としては巧言令色鮮し仁というやつです。

しかも今度は想定外に機を見て動いた小池新党、希望の党とやらが立ちはだかり、それに民進党が相乗りして自民党と公明党での過半数を取るのを阻止しようという事に。まぁしかし小池さんは随分と機を見るに敏というか、戦い方の鮮やかさに目を見張るものがありますが、この人の問題は事を起こすにあたって自分の事と自分を含む団体の事とを区別していない感がある事でしょう。個人の技量だけで国家の運営を左右される様な状況を望む人はそういないでしょうに。でも安倍さんにしたら青天の霹靂、思っていたのと状況がかなり悪い方に変わってしまい、余裕で勝てる戦いがかなりの誤算でしょうから皮肉な話なのですが。

しかしここで問題なのは結局小池さん、憲法改正賛成だし、選挙の争点は消費税増税の先送りだけ、そうなると増税しない方が今の気分としては良いですから小池さん達の方に分があるだけでどちらも保守政党に変わりはなく。え、これじゃ独断専行で動くトップが安倍さんから小池さんに変わるだけなんじゃ??という疑問を持つ有権者が多いのではないでしょうか。

そこにつけ込む余地があると思ったのが民進党の自称リベラル勢力とやら。私としては政党の主義主張そのものにはあまり興味はないのですが、民進党の対応にはあまり良い印象がありません。政権担当能力という点では大政翼賛会のメンバーの多くを引き継いで結党されて以来政権を長く担ってきている自民党が最も経験がある事は事実ですし、小池さんに対しても現段階で支持するとか支持しないとかもないんですけど、小池さんが“選別”という言葉を使ったのに食いついて立憲民主党とやらを作るという動きはどうかと思うのです。

そもそも。主義主張が違うのであれば同じ政党の一員として活動すべきではないのです。呉越同舟という言葉がありますが妥当自民党という事しか共闘する理由がないのなら、もし仮に自民党を過半数から引き摺り下ろしたとしても、結局混沌とするだけで倒したら今度はそのイデオロギーの違いが浮き彫りになり妥協出来ないのだから政治は停滞するばかり。精々みんなで折り合える当たり障りのない内容でお茶を濁して問題は先送りにするだけしか出来ません。野合をしてもそうなのですから、一政党の今から陣容を整えるというところに憲法改正に賛成と反対のどちらも入れて党を作るなんて事が出来ないのは自明の理です。

なのに選挙の為だけに勢いがあって勝ちが拾えそうというだけで安易に希望の党に乗り換えようとする事自体が安易だし、そんなグダグダの党なんて政権取るも何もあったもんじゃないです。だから党として統一された見解で政権を取った後にもきちんと筋の取った運営が出来る、という為には明らかに党としての理念と違う政治家を選挙の為だけに加えることが出来ない、だから選別する、というのは極当たり前の事じゃないんでしょうか。

ですから希望の党への合流について全民進党候補者を、という前原さんの交渉自体がそもそも無理があるのです。自民党さえ第1党から引き摺り下ろせればそれで良いんだ、というのは政治家としてどうかと思います。政治は続くし一時的に政権を失う事は過去にもありましたが、政権担当能力もなく呉越同舟な連立は短命に終わるのは、少なくとも過去の事例では100%なのですから。

となれば最初から何が何でも、ミサイル飛んできても拉致被害者返して貰えなくても自衛手段を明文化する事にも、自衛手段をとる事にも反対だ、という政治家は自分達で結党して新たな党を作るしかない訳で、公私混同気味な小池さんだけに、選別という言葉を使うと自分の気分で他人を切る様なイメージを持つ人は多そうですが、その為に止むを得ず結党したみたいな主張に大義はありません。同じ方向を向いて歩める人と組むのは極当たり前の事でしかありません。

反自民の受け皿がなかったから本来我が国の政治体制と矛盾する共産党ですら批判票の受け皿になっていましたが、今回はそういう票は立憲民主党とやらと分け合う事になるでしょうし、調子こいて忖度とやらをあって当たり前でうやむやにし、それを支持して同じ穴の狢である事を恥ずかしいとも思わないけど政権担当能力はある現政権と、そこ迄主義主張に大差はないし些か個人プレーに走りがちな党首ではあるけれど、その傲慢さはない新党との戦いという事に。

私としてはこのブログで政治的な主張をする気は更々なく、客観的に見て本来良識のあるとされる集団でも権力が長く集中すると驕るので、いつでも政権を交代出来る同等に近い力を持つ野党がいる、という状況が己を律するのに良さそうだ、というお話をしたかった訳でして。米国では今回それが機能しなかった結果、今の様な状況になってしまっていますが、本来米国ではそういう2大政党が存在する事でどちらかが驕る様な事にならずにきたと思われます。

なので私としてはどちらかが勝ち過ぎる、という事はなく悪手を打てば直に相手に取って代わられるという危機感を持って政治が行われる様になれば良いなぁ、と思う次第です。

と、私の政治的指向に一切触れずに選挙ネタに触れてみましたw
明日は何か新作紹介を考える、という事で。
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August 29, 2017

世は事も無し


ツィッターでもきっと沢山つぶやかれているでしょうけど、今朝は6時過ぎにJアラートで起こされまして。見たらえらい広範囲の警報が出されていましたが、結果的にミサイルは北海道の上空を通って太平洋のかなり先に落ちたそうで。関東全く関係ないじゃん!という始末でした。それにしても打ち上げ時間を考えて欲しいもんですね、まったく。

ディンケラッカーの代理店の営業さんと来月の展示会の件等でお電話でお話ししたのですが、関西の方はニュースを見てそっち(バクッと東日本的なそっちですw)の方は大変だったみたいですね、と。イヤイヤイヤイヤ、大変だったとしてもそれは北海道であってこの辺じゃないから!と突っ込みを入れる羽目に。恐るべし関西人。

そのまま四方山話になったのですが関西は依然暑いらしく大阪は今日も35℃ぐらいある上に湿度が高くやってられないとの事。それに比べたら30℃前後な東京近郊は、晩夏初秋の新作紹介というタイトルにも違和感がなくなるぐらいの季節の進み加減なんでしょう。このまましっかりと秋になるとは考え辛いのですが。しかしそんな中でも秋物の納品が進んでいますので、先方は直営店もあってセレクトアイテムも売っているのでどうですか?と訊いたらこれが凄いネタをこぼしてくれまして、そんな気温の中インポートでモヘアのセーターが納品されてきてしまったそうでww

いやモヘアのセーターっていったらあのフワフワに長毛が出ている暖かそうなセーターやないですか、てかあれその気温の中では触りたくないというよりも見たくないですよね、その半径1m以内は気温が5℃ぐらい高く感じるぐらいじゃないですか!!とまた突っ込んでしまいました。ええ、関西の方のネタには突っ込むのが礼儀ってものですし。

今年はB.A.Tにおいても納品が非常に良い感じで進んでいますが、それでもそんな恐ろしいアイテムは10月迄要らん!と納期指定しております。じゃないとどうし様もないですもん、実際。もっとも指定も何も毎年お約束の様に遅れたりこなかったりが発生するのがインポートですし、ドメブラに関してはミドルゲージのセーターやらフラノの生地のアイテム等は最初から10月以降って事にしていますけどね。

先日8月9月の納品された物&納品予定の物のリストアップを書いた事もあって、今日いらしたお客様も遠方の方でお電話頂いた方も、展示会報告をしていた2月3月頃のブログと照らし合わせて、気になっている物がいつ入ってくるのかというご質問を頂きましたが、まぁそんな訳で確定していない物は敢えてリストアップしていませんので、前後して入ってくる物は出てしまいます、なのでそれはそれで逐次告知する、という事で。

とまぁ今日は朝のJアラートについてネタにしてやろうと思っていたのでこんなブログになりましたが、別に上空でミサイルが壊れて降ってきた訳でもなし、ニュースはそれ一色でしたが総じて世は事も無し、むしろ私としては早いところ季節が進むなり、この季節でも手に入れておこうという事になるシューズやバッグ類が入荷する事を願うばかりです。
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March 27, 2017

安いのは嬉しいけれど、安けりゃ良いってもんじゃない!


靖国神社の桜が咲いて開花宣言が出ているのに、富士五湖周辺には昨夜は大雪警報が出るという・・・これじゃなごり雪という感じでもなく。三寒四温もここ迄来たらもういい加減春の気候でだけど花冷えはする、というぐらいにしてもらいたいものです。

さて今日はこれから同じ様な状況に陥る話が多くなりそうな事でもあり、ネタにさせて頂こうと思います、てるみくらぶ。

私は年に2回ぐらいしか旅行という旅行に出かける機会がなく、しかも精々2泊3日が良いところなので、最近はもう買い付けを含め海外に行く事がほぼありません。それだけにどこかに行くというのも比較的ベタベタな観光地ではないところが多く、複合的にその2泊3日を如何に有効に使うのか、という事を最優先しますから、ツアーを利用する事がほぼなく。

ただ宿を取ったり、最近では日帰りツアーから派生したと思われるレストラン等の大幅ディスカウント等の情報が得られる事から旅行会社のツアー等の比較サイトには会員登録してありまして、そちらからのメール等で情報を得ております。その中によく登場していたんです、てるみくらぶ。まぁたしかにとても安くてこれなら美味しいよね、と思わせられる企画が多かったのですが。やっぱこうなるか、と。

そもそも私自身が商売していてそれはいかんだろうと思いますが、効率的に儲けるとか美味しい商売をする、という事に対してあまり興味がありません。企画であったり取り扱う物のクオリティや来歴、コーディネートにおける立ち位置等からこれは良いですよ、という物を提案してその提案を評価されて対価を得る、という事自体が最優先なので。またそれによってお客様自身がありもしないブランドイメージであるとかネームバリューや情報操作による人気だ流行だというのに振り回されない価値観を構築する事が出来る一助となっていれば尚良い、と思っております。

勿論同じ物がその流通過程や製造工程等によって安く買えるのであればそれの方が良いに越した事がありませんが、この旅行業というのは典型的にそういった構図が当てはまらないものです。

要するにこれ株の相場じゃないですけど、繁忙期は高く閑散期は安い、そしてそれぞれの事情によって価格が変動するという類いのものなので、人件費がいくらかかっているから、そして材料費や経費がこれだけかかっているからそこに自分達の利益を乗っけてこの価格、という真っ当な値付けをすると見た目に旨味が出ないビジネスなのです。

つまり、空席が出来るぐらいなら空席のままだと利益は0だけど、どうせ運航で飛行機は飛ばすのであれば、格安でも埋めてくれれば良いという航空会社の判断と、同じ様にホテルの部屋をこのぐらい埋めてくれるのであれば大幅にディスカウントする、という物との組み合わせで格安に設定。しかしそれ同じ様な事をする同業社が多数あるので、今度は自分達の利益を削って価格競争をする、という事です。でもこれって他の業種でも同じ事になると思いますけどね。価格を下げていけばクオリティはどうしてもギリギリな物になるので、そうなったらもう如何に安いかが勝敗を分ける事に。アパレルにおいてはファストファッションなんてまさにその典型でしょうから、無理をすればシェアは広げられるでしょうけどそのしわ寄せは必ず跳ね返ってきます。その反動に耐えられなければつぶれてしまいます。

私も一消費者としての立場からですと、当然同じなら安けりゃ安い程良いと思います。特に消費期限がある物であれば尚更でしょう。でも例えば食品スーパーであっても全ての客が見切り品しか買わなくなってしまったら当然保つはずがありません。基本的には定価で売れていて、残った物が品質が落ちて売れなくなるから安く売る、というだけの事なので。でもそれじゃ他社との競争に勝てないから元々の設定を薄利にする。償却費を考えたら消化率が高い方が良いって事になりますから。

しかしおかしい話です。これってつまり安くないと売れないから価格を下げて売る→そうすると利益が薄いから給料が上がらない→給料が上がらないから値下げ後の値段でも消費が鈍い→更に利益を削って価格を下げる。この循環をデフレスパイラルと言いまして、アベノミクスとやらはそうなってしまっている日本経済の立て直しプログラムとして提唱された物だったはずなんですが。でも実態はそうじゃない。結局は安けりゃ安い方が良いんだという発想をどうにかしないとどうし様もないのです。

何でもそうですけど結局は人と人との信頼関係でしか物は動かないので。

例えばこの旅行会社は気持ちよく相談に乗ってくれて的確なアドバイスをくれる、そのアドバイスとプランの構築はとても良いので、それに対してネットで何のサービスもなく字面で説明されているだけの格安ツアーよりは高いけれど、それでもリーズナブルに全て個別に頼むよりかはかなりお得にしてくれたから、今後もここ使おうというお客様が多い旅行会社はこういう事にはなりません。

しかしどうしても旅費優先だったり簡単に検索出来るシステム優先だったりするのが現代の旅行のプランを組む際の大多数の人がやる事なので、そうなると複数会社があってそこに競争がある限り、ディスカウント競争はなくならないのです。その結果が今回のてるみくらぶの倒産の様になる訳で。

振り返って我が身に置き換える事になりますが、そういう無機質で気持ちの通わない関係性でビジネスを組む事とは一線を画したいと思っているので、何かそれを身につける事がステイタスになるとか、そういう射幸心を煽る様な売り方は私はしません。その代わりにしっかりと接客する、勿論お客様と色々とお話しする事は楽しいですが、ただ楽しくお話しして時間を使っていてもその時間全く収入がないというのは仕事としてどうなんだ、という事にもなります。

別に時間使ったからすぐにその対価としての売上げを寄越せとかそういう事ではなくですね、そういう接客が得られる場を持続出来る様な協力として、勿論何かこれはというものがあればという前提ですがお買物をして頂く事でお店は成立しておりますので、1割程度がショールーミングだとしても問題なく廻る大手百貨店や、一見さんが中心で顧客メインじゃない売上げを基本としているから一人のお客様に数時間接客するなんて事のない大手セレクトショップチェーンやSPAブランドと違って、お互いに気を使い合える関係性じゃないと小さなお店なんて成り立たないのです。

先週いらしたお客様が仰っていたのですが、最近色々物入りで今ひとつ自由に使える予算が少なく、その分吟味して買わないといけないから即決はなかなか出来ない、だから長い時間とって吟味していて、それはそれで楽しいけれど付き合ってくれている事に対してその対価を得られないのは大変なんじゃないかと気になります、との事。いやいや、そのお気遣いがある方はそのうち何かしらお買上げになられるんでしょうから問題ありませんて。

そういう気持ちでいらっしゃってくれる方は、まさにお店を支えてくれているお客様な訳で。私としては基本的に皆様そういう方々なのだという認識であればこそ、接客姿勢に手を抜かないというか他では得られないであろうクオリティでの商品説明やコーディネート相談を心掛けております。

その気持ちを通わせるという作業がない方が楽だ、というのはそれはそれで一つの考え方としてありです。特に現代においてはそういう発想が台頭している事は否めません。だからこそのネットモールや巨大ネットショップの利用者が流通大手のヤマト運輸の経営を逼迫させるぐらいの影響を及ぼしてしまうんでしょうけど、それはネットの普及が原因なのか、そういう感覚の需要にネットがマッチした結果なのか、どっちなんでしょうね。

そもそも接客はただであれこれ使役しておいて買うか買わないかは客の勝手だ!というお客様は神様的な発想は昔からあった訳で、その動物の順位付け的で尊大な態度へ対応する煩わしさを排除しているという点で、ビジネスとしてだけ考えたら無機質に字面と写真とフォーマットだけで自分は出荷するぐらいしか関わらないネットショップは売る側にとっても楽っちゃ楽なんでしょう。でもそれは煩わしいお客様への対応をしなくても済む代わりに、自分も一緒に成長出来るお客様との時間の共有や、無機質な利便性や情報操作によるタイムリーな品揃えではない何故自分はこの仕事をしているのかという根幹に関わる部分も一緒にオミットしてしまっていると私は思うのです。

字面で物を売る、という点では某大手アミューズメント事業の運営会社にお勤めの方からよく言われているのですが、ブログだけで新規顧客を増やしているという点で、あなたのビジネス手法はそういった手法とは真逆ではあるけれど筆で接客している様なものなんだそうなw

ただそれでもスタートが字面を読んだ事であっても基本ご来店頂いての対面販売、次にメールでのやり取りや電話での対応、そういった今となってはアナログで泥臭い方法に価値を見出してくれる方がお客様の多くでいてくれる事を、改めてありがたいと思った次第です。

結局は為替誘導で大企業に利益を確保した、というところから先へは全く何の手も打てていないのが国策の現状ですが、だからこそそういった恣意的な何かではなく、安けりゃ良いだと結局破綻しちゃうんだから、そうじゃない価値観に変革していきましょうよ、そうじゃないといくら順位付けしてみたところで近隣のあまり仲の良くない国の方々と考え方や民度のレベルは大差ないって事になっちゃいますから、という事を訴える政治家がいても良いと思うんですけどねぇ。まぁそういう事は近代国家の歴史上主論として謳われた事はないんですけどね。選挙があるから仕方ないんですけど。有権者に耳障りの良い事を言った方が指示されますから。あなた方の考え方が今日の困窮を招いているんだからそこを改めろ!なんて言ったら諫言は耳に痛いもので、正論であればある程面白くはないでしょうから。

どうも物販もサービス販売も同じ様に現状のままだと低迷していきそうな感じなので、今日は久しぶりにこんな話になりましたが、ものが売れないと当然製造業も生産業も全て低迷してしまいます、そうはならない様にあって欲しいものですね。今日はこんなお話でした、明日は新作紹介しようと思いますのでお楽しみに。
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June 25, 2016

グローバル経済の中の日本

スイマセン、連チャンで小難しい理屈をこねて。でも昨日のネタのままだと我が国の経済よりも自分の都合を優先して英国のEU離脱を喜んでいる狭量で視野の狭い人みたいに見えちゃうかも、と思いまして。新作紹介進めようと思ったんですけど、世の中の反応もなかなかだし、コメント欄やアクセス数も皆様の関心の高さを示していましたから。

経済学者の方々はポンド・ユーロ・ドル安による円高に対して、円高によって輸入される物が安くなる事で物価が下がる事=デフレとして警戒をしているというコメントを出しておりますが、私は全くそうは思っておりません。デフレというのは単に物価が下がる事ではなく物価が持続的に下落していく現象を指しています。多国籍感の複数の通貨レートはそれぞれの経済的な事情、もっと書くとその事情に対する投資家の思惑によって変動しております。これは株価でも同じ事ですが、もし株が下がったとして売った人と買った人の数はどちらが多いのかというと、どちらも同じです。その価格が得をすると思った人は買います(売らない)し損するんじゃないかと思った人は売ります(買わない)。その思惑によって動く確実な予測不可能な物が市場取引であり、どちらの転ぶかの確率は求める事は出来ても確実な予測は不可能なのです。つまり単に確率の高い方に賭けているだけの事であって、だからといって必ず当たるとは限らないって事です。ただ思惑ですからある程度は予想は出来ますが。

その思惑によって一国の閉ざされた中での経済ではなく、連動している通貨による相対的な価値によって世界経済は廻っています。今回の英国のEU離脱、本来は通貨そのものには直接的な影響はないはずなのです。だって英国元々ポンドを使っていて通貨としてのユーロは使用していませんから。EU経済圏からの離脱という点ではEUはその経済圏の20%の経済規模を現実に失うのでEUの経済規模が一気に20%下がるという事で、ユーロが下落するのは論理的に判ります。しかしポンドはこれから2年の間に英国が完全に経済的に離脱する過程でどれだけの代償を支払うのか、それはまだ判らない事で、想像の域を出ません。

それに対して円高に振れました、という事で確かに物価は下がるでしょう。で、何が悪いんです?持続的に物価が下落しているのではなく、自分達に何の要因がある訳ではないのに変動する通貨レートを作為的に自分達に都合の良い様にコントロールしようという小賢しい施策が吹っ飛ばされただけの事です。そしてアベノミクスとして主張してきた一部の輸出産業の利益が増えてそれが従業員の給料を増加させ、更に消費として還元されて国内の消費が増え、それにより内需が拡大していくという筋書き自体に無理がありますよね。だって昇給率で考えたら一般的な定期昇給+ベアを合わせても円安による物価上昇に追いついていませんから、インフレは消費マインドを低下させるだけです。

ファストファッションではないのでB.A.Tの取り扱っている物、それなりな値段しています、それでもそこにその値段以上の価値がある事を自負して取扱いをしてお客様にお伝えしてご理解して頂いて買って頂いていると思っておりますが、その買って頂いているお客様をして給料なんてそんな物価高をものともしない程上がった事は一度もない、と言わしめております。中心は30〜40代のきちんと働いて上場企業を含むそれなりなお給料の会社にお勤めしている方々なんですから、そこでその実感が無いというのは多くの方に企業収益が従業員に還元されているなんて実感はないって事です。

そんな中でお金を出す価値があると思って頂ける事はとても嬉しい事なのですが、でもそれってつまりアベノミクスでいうところの循環の最初の部分が一部自動車産業等の儲けにしかなっていなかったって事ですよね。全く国内の消費には還元されていない。それに対して外的要因とはいえ、世界的に円高の動きで日本ごときが一国で市場介入してみたところでその流れは変わらない巨大な奔流となって円買いが加速した、そして恐らく適正と思う投資家の多いところで止まるという事です。それが想定していたのと違う円高=一国の作為の無い現実的な適性と思われるレートであるのであれば、それがもたらす物価というのが本来の物価だったのです。国内景気の反映としてデフレが続くというのは安くしないと売れないから仕方がなく利益を削って安くするのが止まらないという事であって、円高によって物価が下がる事ではありません。なのでまるで景気の悪化以外の理由で物価が下がる事が悪いみたいな事を言う経済評論家はお粗末極まりありません。

この円高を謳歌して、格安でヨーロッパ旅行に行ったり、輸入品をお買い得に買ったりをする事で消費を積み上げて結果としてお金を使う事を推奨すれば良いだけの事なのですから。

円高差益還元がすぐには行われないのは当り前です、輸入商社は円安誘導のしわ寄せに耐えてきていたんですから、ここらでチョコッとそのご褒美に儲けを貰おうという事で。でもそれも半年や1年の事であって、英国が離脱する頃には流石に還元しないと消費者からの批判を浴びかねません。それにそれこそ直接取引で輸入しているブランドの物は少なくとも私はその円高分を確実に価格に反映させますね。直近の秋冬から。

なので経済的な独立が他国の利益を害するなんて事は本来ないのです。そこに勝手な思惑で相手を利用したり依存しようとしている、他力本願な経済運営にダメージがあるのは自業自得というものです。国が虚業で利益を得て経済運営しようなんてのはこの際打ち捨てて、実際に国内で物を売り買いしてその回転で利益を産み出していく分には通貨レートがどうであろうとあまり関係ないんですから。

ただその思惑と産みの苦しみで上手くいくいかないは別にして英国のEU離脱して独自路線を行くというのは先行き不安だというのは当り前です。その当り前の事が原因で円高に振れているんですから、至極ごもっともな現象です。だったら気にせずメリットを考えた方が良いと思うんですよねぇ。

さて、そんな中ですが色々と今日も減っておりまして、到頭エトスクラブのコードヴァンのスリッポンのネットショップにアップしている物が完売しました。仕方がないのでもう1型のとっておきの方をアップする予定ですが。Tシャツも減っていますし、パンツの減りも目立ちます。プレセール期間最後の土日です、明日の日曜日、特にまだプレセール使っていない方のご来店、お待ちしております。明日はサブトラクトのTシャツの紹介をする予定です、お楽しみに。
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June 24, 2016

アベノミクス吹っ飛ぶw

結果を固唾を呑んで待ち受けておりましたが、どうやら確定した様です、私の希望としては願ったり事に英国がEU離脱を国民投票で決めました。私はこうなって欲しいという願望はありましたが、その願望は客観的な予想をするのには邪魔なので、敢えてそれについて触れてきませんでしたが、英国のEUからの離脱を望んでおりました。

アベノミクスなる自民党主導で進むマクロ経済対策主体の経済運営は日本は貿易立国だからというところに起因して為替市場に介入して円安誘導をして、日本製品の輸出を増やして経済を上向きにしようというのが1つの方針でした。その理由は自動車等輸出関連企業が貿易収支におけるインの方の大きな柱なので、それ等の企業が収益を上げればその収益を従業員の給料に反映させ、その結果その従業員がお金を使えば内需が潤い、それに伴い物販やサービス業の売上げが上がりそこも潤う、またインフレターゲットを設定して物価を強制的に押し上げるのにも食料品やエネルギー等を輸入に頼る我が国においては円安誘導は簡単に物価を押し上げる方法ですから。

しかしこれは鶏が先か卵が先かという論議の様に考える人もいるのでしょうけど、周辺国の景気や政治動向に大きく左右されない経済運営、つまり結果として国民の景気判断というのは賃金と内需でしかないのだからという点に立脚すると本来の景気高揚策ではありません。為替を意図的に操作してそれに伴い市場経済の原理で利鞘を稼ぐ、言ってみれば為替のトレード、FX取引みたいなものでしかないのです。それで儲かればウハウハな生活が待っているんだぜ!という謳い文句で国民を煽っただけの事です。

その結果、中国が主な要因でしたが消費税を上げることが出来ないぐらいに外的要因で円安誘導が崩れただけで頓挫してしまいます。恥も外聞もなくこの施策を先進国に理解を求めるなんて事をやっていましたが、表立って批判はしなくても何処の国も良く思っていないに決まっています。だって何処の国だって経済の実状に合わない利幅の大きくなる様な自国の通貨安に誘導出来れば輸出が増えて貿易収支では黒字に向きますからその方が良いに決まっているんです。それをなんで日本だけが意図的にそんな操作をしているのに協力しないといけないのか、と思われるに決まっています。身勝手な愚策だと思います。

円安に振ったから国内の諸品の価格は輸入品が上昇した事もあって上昇しました。これは景気が良くなったからじゃなく単にそのせいで物価が上がったのです。当然実状がついていかないから値上げした分売上は鈍ります。それでも自動車が海外で売れてくれればその利益増加分が内需に還元されるんだと主張し続けたのがアベノミクスです。理論としては整合性がありますが、姑息な手段に過ぎず本質的な解決には全くならない、実にお粗末な主張なのです。

結果中国の経済成長が伸び悩んだら対中輸出が落ち込み、更に中国経済が落ち込んで石油の需要が減った為に原油価格が落ちて円安分を上回る下落の為インフレ率が下がる。それだけで息切れしておたつく様な脆弱な政策に過ぎません。そこにきてこの英国のユーロ圏離脱決定。これでユーロは2割以上の経済圏を失い、英国もポンド安に見舞われます。元々通貨統合には入っていない英国なので、何処迄経済に影響するかは判りませんが、差し当たって通貨としてのユーロとポンドは全面安が続き、円は買われて高くなるでしょう。これでアベノミクスとかいう他力本願でチョコチョコ通貨操作をするぐらいしかやる事のないハッタリの経済政策は見事に吹っ飛んだって事になります。

面白い事に世論調査では残留派が勝っていましたが、若年層と富裕層に残留派が多く、中高年層と低所得層に離脱派が多かったそうで、それに対して過去の選挙の投票率を見ると若年層は50%以下、中高年層派70%近いというデータがありまして、世論調査で離脱反対を回答しても選挙行かなければ意味がないって事だったんじゃないかと。残留派の方が実際は多かったけれど選挙に行って我意を示す人は少なかった、という事が残留派の敗因なんじゃないかなぁ、と思います。

私としてはこれで暫くしてある程度ポンドやユーロが下がりきった時点でインポートのブランドが一気に安くなりますし、ドルも連動して下がってますから物価は押し下げられるでしょう。これまた虚飾に塗れたインフレも吹っ飛んで色々と安くなって、その代わり利益はしっかり出せる、消費者と販売者共にウィンウィンな状況になるのは間違いありません。

内需を拡大させたかったらとにかく使わないと経済は活性化しないんだという事ですから、ちょっと物価が下がったらデフレだというのではなく、内需における利益は下げずに物価が下がる事によって内需そのものは拡大するでしょうから希望的観測で差し引き0、でも利益は増えているという状況が結果としてよりベターだという事になります。経済に特効薬はないのです、あったとしてもそれは大変リスキーでそのハイリスクに対して偶々当たって上手くいったという確率論の話でしかないです。一歩一歩着実に積み上げていくしかない、それを蔑ろにして市場原理で一発逆転的な方法を模索してそれらしい名前を付けたところで自分の懐が傷む訳でもない、税金で博打をしているだけですから無意味なのです。

さてそんな訳で、長々と書いてきましたが、価格上昇を続けてきたトリッカーズを含む英国ブランドのアイテム、どうしてもなかなか高値で下げ渋っていたユーロブランド、更にドル建てで計算している発展途上国の手間暇かけたアイテム、全て価格が下がる可能性が大です。これによりアベノミクスは瓦解するでしょうけど、お客様には色々と良い事があるんじゃないかな、という事で。作為的に高くするとか安くするとかじゃなく、適正価格であるという事は大事ですからね。あ、ユーロ圏抜けられちゃうとユーロとの自由貿易協定が結ばれても英国は別になっちゃうか・・・・それは関税面で宜しくないけど自由貿易協定締結は当面先だろうし、まずはポンド安ユーロ安を価格に反映出来る事を期待しましょうww
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