October 04, 2024
秋の銘作紹介 vol.1 cobmasterの“TAKIBIZUKI” Rip Stop Cotton No Collar 2Way Fatigue Jacket
今日も暑かったですねぇ、取引先の方ともそんな話ばかりでした。どう考えても季節がずれてしまっていて、夏というのは９月迄夏で、10月が残暑、11月から12月前半にかけてが秋で冬は２月迄。そして５月後半からは実質夏なので春も２ヶ月半程度で１年の1/3は夏って事になりますし、冬は２月がピークなので夏の処分セールは８月のお盆頃に、冬のセールはバレンタインデー辺りに設定するのが実状に合っているという事になるんだが、それは業界全体で一致団結してやらないと意味が無く、どこかが単独でやったところでそのやったところの売り上げが落ちて元の木阿弥になってしまうんだよなぁ、という話にもなりまして、早く涼しくなってもらうしかないですね、と締めて終わるという。
今日は久しぶりにいらして下さったお客様が21時半迄居られたので、それからこのブログを書いているのですが、今日の納品、案の定ハンターアウトドアの方は遅れて入荷せず。その代わり想定外に今日の銘作紹介のコブマスターから今シーズンのパンツが届きました。これがまた良い感じの出来でして、税抜アンダー１万円でここ迄のパンツはまずないと思います。なので今日はNANGA×SUBUのサンダル２型とこのパンツが入荷した、という事に。残りは明日に持ち越しですね。
で、今日もですけどこの真夏日やそれに近い気温の日が混じりつつ夏日かそれに満たないけれどどうやっても20℃以上の最高気温の日々が続くみたいですので、アウター＋半袖もしくは長袖Ｔシャツという着方の提案をしておかないと、と思いまして本日の銘作紹介はこんなアウターを。
半袖になる難燃アイテムって意味があるかどうかはさておき。リップストップコットンで作られた米軍のライナー型のノーカーラージャケットです。単衣なので半袖Ｔシャツの上に着て過ごす分には最高気温が25℃を切れば朝晩の羽織としては丁度良いくらいですし、日中も袖を取って半袖にしておけば問題ありません。長袖Ｔシャツの上に半袖の状態で羽織っても良いですし、この中途半端な時期を過ごせて当面の間使える便利な羽織ではないでしょうか。
コブマスター、今後の展開としてはより手の込んだ作りやギミックの物に移行して、その分価格的な上昇分を納得していただけるアイテム構成にしたいとの事。というのもこのブランドを展開している会社が米国のダックスターというスポーツカジュアルブランドのライセンスも取得して、そちらに現行のコブマスターの中のエントリーモデル的な物を移し、新たなデザインを加えて価格帯的にリーズナブルゾーンを担う事になるそうで、コブマスターは若干価格が上がってもその分の付加価値を付けたアイテムで構成したいというブランディングを考えているみたいでして。
正直このコブマスターのノーカラージャケット、ディテールにしろギミックにしろシンプルな割にかなり詰め込まれていてこれでこの価格か！と驚くレベルですが、このところの円安でもうこれは無理、という状況になりつつある様でして、でもこの時期を過ごせる２ウェイな袖の仕様にしろ３色展開というカラバリにしろ、やれる事は一通りやったアウターですし、日本の今の機構にはピッタリなバランスに仕上がっていると思います。後々これミドルレイヤーに使っても良いですしね、ライナーのデザインだけに。サイズは38と40の２サイズ展開、価格は10,780円(税込)です。
さて、そんなこんなで週末です、明日はハンターアウトドアのフィールドコートの入荷もあると思われますし、来週にはホーウィンのスペシャルレザーで作られたジャーマントレーナーの入荷も予定されております。店頭の入れ替えも進めておりますので、是非お越し下さいませ。そろそろこれはという新作にサイズ欠けや完売が出始めております、皆様のお越しをお待ちしております。
明日のアイテム紹介は本日ローンチだったNANGA×SUBUの30周年アニバーサリーモデルの紹介を予定しております、お楽しみに。
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