November 07, 2024
秋の新作紹介 vol.29 NANGAのHINOC DOWN VEST
折角なかなか出来ない体調不良が重篤なら1日寝ていても良いという休みでしたが、夕方には店に出てきて色々やっておりました。しかも安静に努めていたらお陰様で体感としての風邪症状はほぼ全て治ったのですが、なんと今まで大丈夫だった声がいきなりガラガラ声になってしまい、何故喉のいがらっぽさや痛みや咳き込みが無くなったのにこんな事になるんだか、お客様とお会いしない日だから良いのですが、それにしても困ったものです、明日迄に治ると良いんですが。
東京近郊の冬の寒さとなると日中でも10℃以下、最低気温で0℃前後といったところなので、流石にそこ迄なるにはもう1ヶ月程度かかるとしてからですが、急激な気温の変化には気をつけないと、これぐらいで大丈夫だろうというちょっとした油断が体調に影響しますから皆様お気をつけ下さいませ。
さて、本日は昨日紹介したNANGA×SUBUのサンダルと同素材のダウンベストの紹介です。デザイン的にも機能的にもクオリティの面でもこれでもかと作り込まれたアイテムですのでご注目。
ここ数年NANGAのアイテムを取り扱っていて、トリプルコラボのインナーダウンベスト以外本来の主力であるダウンアイテムを全く取ってこなかった、不届きな取扱店だ、という自覚はあったのですが、そうは言ってもダウンウェア、それこそその使われているダウンの素性から暖かさの程度(ただただ暖かければ良いってもんじゃないので)、全体のコンセプトとの整合性とかから、取扱店の多いNANGAのダウンをファッションとしてお客様に提案する機会がなかなか廻って来なかった、という事で。
今シーズンからHINOCに名称が変わった難燃加工生地のシリーズに初めてダウンベストが提案されまして、その結果取り敢えず初回の今回は日本製で提案されるとの事。それを昨日も書きましたが、ミリタリー系じゃないと定番色としては順位の低いコヨーテ、そして今シーズンのみの差し色の可能性が高いライムという、他ブランドでの提案が少なく、アイテムとしてもニッチなダウンベストであれば、他のセレクトショップでの取り扱いが少ないだろう、と見越してその2色で提案する事に。個人的にはモビルスーツ的コーディネート提案になりますが、narifuriの温かいスウェットパンツに色の合うフリースをトップスにして、足元とダウンベストをこのHINOCのヤツにする、という感じのコーディネートを提案したいところです。これ色名としてはライムになってますが、ピスタチオとかマスタードが表現としては正確な色でして、合わせると暗くなりがちな秋冬の服装を季節感のある暖かなコーデにしてくれると思いますので、特にオススメですね。今月16・17日で開催される八王子いちょう祭りなんかにまさにイチョウの色付いた葉の色であるこんな色の服で遊びに行ったりしたら際立つでしょうね。
シルエットも肩幅を大胆に削って動き易さを確保しつつ、フロントを開けなくても脇から内ポケに手が入る様にバランスを取り、それでいて写真で確認出来る様にスッキリとした身幅に見える身幅と着丈にしております。その点とても個人的に好感を持っているのですが、NANGAは変にファッションを意識してフィールドでは邪魔にしかならない意図的なオーバーサイズシルエットにしておりません。そういう着方がしたければ大きなサイズを買ってね、という事でそういう着方を推奨していませんが、ジャストサイズで着用する前提でそういう着方も出来る様にサイズを沢山用意しております。
そして外ポケも左右のフラップの付いた大型パッチポケットとその脇にフラップと同様のドットボタンで開閉するハンドウォーマーポケット、加えて右フラップの上にはファスナー開閉の隠しポケットを装備しているので、保温も収納も十分且つミニマルなデザインバランスです。そして脇から手を入れて届く様にしている内ポケもこの様に大容量ですので機能的です。ダウンそのものについてですが、スペイン産のダックダウンに独自のナノ撥水加工を施した超撥水ダウンを採用しており、数字の上でのFPは750FPですが汗をかいても性能が低下しないので、インナーダウンベストよりも大幅に多い(インナーダウンベストの2.5倍量)ダウン量ですし、メンテナンスに出したり長年使ってもダウン性能が落ち難い配慮がなされております。
これで国産で49,500円(税込)というのも自社工場持ちならではなお得な価格設定です。サイズはSとMの2サイズ展開、Sは女性の方でも若干リラックスして着て丁度良いサイズ感ですので、SUBUと合わせてご検討頂ければと思います。
個人的にはミドルからローゲージのセーターの上にこのベストを合わせてツィードライクな表情の生地のパンツにトレッキングブーツやアウトドア感のあるスニーカーを合わせて月末辺りに近郊の低山を廻ってきたいところです。勿論街中で使ってもとても便利だと思いますので、是非チェックしてみて下さいませ。
さて明日ですが、そろそろミドルゲージのセーターは紹介しておいた方が良いかな、と思いますので、今年提案するミドルゲージセーターの中でもハイゲージ気味なウェイトの物を紹介予定です、お楽しみに。
人気ブログランキング
Comments
No comments yet
DISALLOWED (TrackBack)