November 08, 2024

秋の新作紹介 vol.30 Le Tricot de la MerのShetland Fairisle Yoke Sweater


遅れてやってきた秋。暦の上では冬ではあるのですが、来週にはまた気温が戻って20℃台になるみたいですし、そこを考えると12月中旬迄は真冬じゃなくて秋から晩秋といった感じで捉えて良いじゃないか、と思うのです。ただ新作紹介としては15日迄秋の新作紹介として、そこからは冬の新作紹介とさせて頂こうと思っております。

とはいえ、ここ数日は月通りの気温になっていたのでもう冬の準備をしても良いかな、という事でウールの一重のアウターを週末に向けていくつか出しつつ、ニットもミドルゲージの中でも軽めの物をある程度出し終えた感じに店頭を整理致しました。でも今日はスウェットパーカや長袖Tシャツやダックのパンツなんかが動いてましたけどね。あ、でも合わせて今シーズンのロンドントラディショナルのダッフルコートのスペシャルな柄の物は連日押さえが入って、あっという間にラス1になってしまいましたが。出来ればウールのコートとかは冬の新作紹介になってから紹介したいんですけどねぇ。

とまぁそうはいってもニットの紹介はしておかないとね、という事で本日の紹介は希少なシェトランド島で飼育されているシェトランドウールを使った羊毛を使ってシェトランド島で編まれた、純正シェトランドセーターの紹介です。

ルトリコデラメール、本来シェトランド島のニットメーカーではないのですが、これは元々シェトランド島で全てを完結させていたニットメーカーが倒産してしまったのを、ルトリコデラメールがその工場を買い取ってルトリコデラメールネームで提供している、という変則的なニットで、軍や警察等に供給してきた実績のある工場を中心に技術力のあるファクトリーを吸収してその工場で生産されてきたアイテムを展開を続けているルトリコデラメールらしいアイテム。

シェトランド島のシェトランドウールというのは地産地消してしまう量が多く、なかなか手に入らないのでまずはそれ自体が希少性が高いのですが、島で編まれているニットアイテムというのは更に珍しく、しかもフェアアイルヨークと命名しておりますが、実質これノルディックの求心柄というやつでして、それを無縫製で編み合わせるリンキングすら判らないホールガーメントの様な技法で編まれております。糸はミドルゲージではあるですけどシングルでサラリと編んでいるので非常に軽く、ハイゲージ寄りなウェイトでして、とても良い感じです。サイズは38と40の2サイズ展開で、価格は26,180円(税込)と編み柄が入った英国製ニットとしてはかなりお買い得な価格設定です。

シンプルながら首元に向かって入る分だけじゃなく袖口にも同じパターンの柄が入り、無地のセーターよりも雰囲気が出ます。色も厳選してカシューとチャコールの2色をセレクト。ガーンジーセーターを始めとしてサブマリナーやトレーナーの原型モデル等様々なバリエーションがありますが、これが一番使い易いアイテムですので是非チェックしてみて下さい。

明日明後日の週末、天気は晴れているみたいですし、月曜日には雨みたいですので、是非このタイミングで秋服冬服のチェックにお越し頂ければと思います。特にTAIONのアイテムはあっという間に数を減らしておりますので、是非。

アイテム紹介ですが、スウェット類の紹介をしていなかったな、という事でTシャツを活かすべくレイヤーで羽織れるスウェットパーカの紹介をしておこうと思います、お楽しみに。
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