Le mercier de B.A.T

秋の銘作紹介 vol.14 narifuri×TAIONのCrew Neck Cycle Inner Down Vest

季節が逆戻りした過ごし易い気温なのですが、平日ですからねぇ。しかしまぁ平日にお休みな方が立ち寄ってくださったりで、物の動きはそれなりにあった平日になりました。前回今回と最近の気候変動に即した丁度良いアウターやミドルレイヤーの紹介をしておりますが、そういう事を考えてアイテムを提案しているブラドも少なければ、考えてセレクトしている店も少ないと思うのです。結果どう考えてもまだそんな物着ていたら日中暑くて堪らないのにモコモコのフリースを着ていたり、何かしらかの現状に合わない服を無理矢理着て(平均的なこの時期の気温なら問題なかったんでしょうけど)過ごしている方が目に付きます。余程しっかりした冬が来ないと大は小を兼ねる的なコーディネートはもう極限られた期間にしか通用しなくなっておりますので、その辺をアップデートしておいた方が良いと思います。

という事で本日は昨日紹介したハンティングジャケットと合体可能なインナーダウンベストにして、単体でも使って様になるギミックを兼ね備えたTAIONとのコラボによる便利なベストの紹介です。

これ正面から見るとTAIONのマウンテンラインのインナーダウンベストと見た目に大差がありません。機能的にも800FPのダウンが入ったインナーダウンベストではあるのですが、このベストのコラボモデルたる変更点は正面ではなく背面にあります。

大胆にも背中側のダウンをオミットして一重のストレッチ生地に変更、更にそこにnarifuriらしく腰部分に３連ポケットを配しております。これ何故かというと自転車に乗らずとも最近通勤でも普段使いでもリュックの方が多く、背中側にダウンが入っていると背中が暑くなり過ぎてしまうという問題があるから。その問題を解決しつつ昨日紹介したジャケットと合体する際に全てのポケットが内ポケとして有効に使える様にしております。

まずこのベストを接続するのには裏返しにしてフロントのドットボタンをジャケットの内側に配された接続用のドットボタンに留めて接続します。接続するとこんな感じになります。前身頃の内側にダウンベストで使用している際の表側がくる様になっております。つまり表側のハンドウォーマーポケットが内ポケになります。そしてベストとして使用している状態では外側に付いている背面のポケットも内側になるので豊富な内ポケを配したダウンライニングのアウターになります。

そして今週ぐらいの20℃前後の最高気温の時には収納袋が付いておりますので、コンパクトに収納して鞄に入れておく事が可能です。寒い時間帯だけ出して着るスマートな使い方が出来ます。

昨年大変な人気アイテムになった事から継続で定番展開されてまして、今年も出されておりますが、B.A.Tでもほぼ完売していたので欠けたサイズを含め昨年と同色のオリーブとチャコールの２色で再販する事にしまして、先週末に入荷しております。Ｓ・Ｍ・Ｌの３サイズ展開、価格はTAIONならではな9,900円(税込)です。今シーズンは逆に900FP+のダウンを使用したこの上なく暖かいモデルを新たに投入しておりますが、どちらが良いかは使う方次第ですので、比較検討して頂ければと思います。

こちらを選択する際には昨日紹介したジャケットとの合体利用も含めてご検討頂きたいですね。明日はこのタイミングでハイクオリティなスーツの紹介をしておこうと思います、お楽しみに。

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