July 11, 2018

夏の新作紹介 vol.34 WISLOMのKREIS(42/1 T-Cloth)“LAURENT”


運が良いのか悪いのか・・・過ごし易さとしては良いのでしょうけど雨がこんなに降らないと水不足の心配が現実化しそうでそれはそれで問題だと。いや日に日に暑くなっていて、今日なんて外を5分程歩いただけで汗ばんできました。やれやれ。

さてどんどん暑くなる中です、切りもいいところですしここで今シーズンのとっておきの無地Tを紹介しておこうと思います。どのタイミングで紹介すべきか、悩ましかったのですがこのタイミングはなかなか良いタイミングかと。

ウィズロム、到頭カットソー迄出し始めました。これが布帛のと同じかそれ以上に凝った生地でして。まず原綿は超長綿の代表格、米国産スーピマを使用。通常カットソーに使う綿糸はキリ番、10・20・30・40等といった糸番手の物が普通に加工されているのでそのキリ番になるのですが、これは別注紡績で42番という半端な番手の糸を作り、通常は双糸、40/2(40番手双糸)という表記になる様な糸を使うのですが、これは単糸のまま引き揃えて編み立てております。40番よりも絶妙に細い42番手の糸を双糸ではなく単糸、つまり双糸に比べて半分の太さの繊細な糸のまま使う事により、密で美しい編み目の天竺にしております。超長綿であるスーピマの美しい表情はそのままに、どちらかというとしっとりしなやかな超長綿の特徴に対し、経年変化を楽しめる様に張りやコシを持たせる為、仕上げで樹脂加工を施しております。

こんな半端な番手の糸を使って単糸の天竺を編み立ててくれるのは、産地である和歌山なのですが、製品染めと樹脂加工は東京で行っております。わざわざ編み立てて縫製するのと染色して加工するのを別々にするこだわり様、流石はウィズロム、という感じです。ディテールやテキスタイルを積み上げ煩くならないシンプルさながら、他にはない独特な生地感や着心地を持ち、1年中着ていられるTシャツというコンセプトで作られております。

本来のスーピマコットンの質感に対し、樹脂加工が落ちた後はその質感は復活するとして、それ迄張りコシのあるしっかりとした生地感で着ていられる、長年着る事で本来の味が出るという如何にもウィズロムらしい1着です。パターン的にも正面からみるとセットイン、背面はラグラン仕様になっていて肩を前に回す人間の動きに追従する運動性は確保しており、シンプルながらパターンにも凝っております。ここ迄作り込んで8,000円(税抜)というのはかなりなコスパだと思います。

色はアクアグリーンと白とマスタードの3色展開。白はやはりベーシック、王道として押さえておくとしてアクアグリーンとマスタードは絶妙な色目でシンプルながら他にはない、それでいて使い易いカラバリです。サイズは4(M)と5(L)の2サイズ展開、現段階でアクアグリーンは4が1枚残るのみ、白とマスタードも4と5各1枚になってしまっております。実は一昨日アクアグリーンの5が完売したので、これはまずい、このままでは紹介する前に色欠けしかねないと思いまして、本日の紹介と相成った次第です。

そのニュートラルだけど凝ったパターンワークとオリジナル生地へのこだわりから大人カジュアルとしてファンを増やしているウィズロム、カットソーもとてもハイクオリティなのでお勧めです。残り少ないので気になった方はお早めに。
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