June 05, 2018

夏の新作紹介 vol.5 Escher “Puddle” S/S Tee


どうやら明日の雨から梅雨入りの様ですが。明日から今回それに合わせて紹介を続けているエッシャーのミラクル・エッシャー展というのが上野で開催されます。初日雨というのは何だよなぁ、と思いはしますが、それでもまぁこの時期からやったらこうなるわな、という事で。今日は今回最もTシャツとしての完成度に自身のある1枚の紹介です。

今回の絵のタイトルはパドル、水溜りです。まさにそのまんまのタイトルなのですが、一昨日紹介したスリーワールズという絵が書かれたのが1955年。こちらは1952年に木版画で製作されています。水溜りに映る世界と轍や足跡が泥濘に残る地面。スリーワールズで描かれた3つの世界に対し、こちらは2つの世界の対比です。構図の複雑さにおいてはスリーワールズの方がより凝った物になっていますが、作為というより実際に見ることができる景色として2つの世界、実際と反映、清浄と混沌、虚像と実像、様々な対比として存在する2つの世界を切り取った様なこちらの絵の方が私としては過不足なく丁度良く感じられます。

ただし足跡等のタッチはどうもアメコミ調というか、木版画だけに線の出方等がコミカルになってしまっております。しかしそれが実際Tシャツと組み合わせた時に良い感じのバランスで、Tシャツとしての完成度という点では私現在店頭で展開している8種類のエッシャーTシャツの中で最も気に入っております。しかもこれ、明らかにスリーワールズの為の習作的な位置付けなのですが、それが故の丁度良い落としどころに落ち着いているところも何か偶然の産物的な出来映えで気に入っております。

アートなTシャツではありますが、絵の雰囲気からしてもボディカラーからしてもどことなくアウトドアな感じがして使い勝手も良さそうです。こんなTシャツ着て尾瀬や白駒池等湿原や湖沼のある山に遊びに行ってみたいですね。こちらもサイズはSとM、価格は3,900円(税抜)です。
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