May 10, 2018

思わぬ事に手をとられてました


朝は昨日と同じ様に肌寒く、とは言え今日は特に展示会もない時期になったのでこういう時じゃないと行けない日暮里に生地でも見に行ってくるか、と思ったのですが。出ようとしたところで雷鳴が轟き、一時的に雷雨となり。出足をくじかれてしまいましたが、まぁゲリラ豪雨の類いなので短時間でお仕舞いでしたので気を取り直して行ってきました。

でもなんかまだ半袖Tシャツをガシガシ行こうぜ、という感じにはなりませんよねぇ。何しろ今日も最高気温で20℃届いていないですし。なのでせめて20℃台半ばになってからですね、半袖Tシャツの紹介は。くう、そうなるとしかし紹介の計画が崩れてしまいまして。そして昨日も今日も面倒な仕事に係っていたので、今日はそのネタについて書かせて頂きます。商品紹介を楽しみにしている方には申し訳ありませんが。

とはいえ、結構実際どんな感じで進行しているのか、という部分をブログで公開している訳ですから、その辺に興味のある方や服飾専門学校・美大系の方にはそれなりに興味を持って読んで頂けるネタかと。

現在一昨年やってみて軌道に乗せるぞ、という所迄来て不可避なアクシデントで断念していた独自のオーダーシステム。それを何とか夏迄に再構築するべく昨年末位から動いていたのですが。それがここにきて何とか糸口を掴んだ感がありまして、今回サンプルを送って見積もりを出してもらうところ迄漕ぎ着けました。で、前回同様コストと仕様についてパターンオーダーのところがやっていない様な細かい仕様を指定して作って貰ってコストを合わせるのに中国に出すのですが、前回はこちらに工場関係者がいらっしゃって、その方との繫がりで進めていた為に、私は直接中国とのやり取りをしていませんでした。

しかし今回は細部の説明から何から何まで基本的に私がやらないといけない状況でして。取りあえずまずは見積りと何処迄出来るのかというところを見極めるべくサンプルを送ったのですが、イタリアや英国や米国、珍しいところではエチオピアには送った事があったのですが、中国に直接物を送るというのが初めてでして。台湾にはあるんですけどね・・・という事で直接説明に行けない事もあって細かく仕様書を書き、いざ送ろう、となったのが昨日。サンプルだけで国際流通を利用するととても高くつくのでEMS、国際郵便で送る事にしたんです。ところが郵便局のサイトを見ても用意するべき書類が微妙な表現でして。

CN23という書式の物を用意しろ、と書いてあったので書式をダウンロードして書いて持っていったらこれは送り状に記入すると複写で出来るのでいらない、と。で、サイトには郵便の場合インボイスはいらないと書いてあったのに、行ったらインボイスを添付しろ、との事。昨日はそれで戻ってきていて、インボイスは昨日のうちに作っておいたので今日帰ってきてから郵便局に向かい、無事出荷してきた、という次第です。

結局のところ結論からすると色々とサイトには書いてありましたが、私が送る繊維製品に限ってはインボイスと送り状があればそれで良い、という事。だったらそう書いてくれれば良いのに・・・・そして郵便局の窓口の担当者も今一つその辺について判っておらず、昨日対応した方も調べて上司と相談してインボイスを用意しろ、となりましたが今日行って担当して頂いた窓口の方は、これまたサンプルでも0円で大丈夫なんでしょうか、とかお米を送った人が送り返されてきたのですが、とか言い出しまして。日本米は中国には厳しい防虫処理をしたものだけしか輸出出来ない事になっているのを知らんのか、と言ったら知りませんでした、お客様お詳しいですねぇ、なんて言い出す始末で。針葉樹の木材製品も何やら添付書類が色々いるみたいですよ、そう郵便局のサイトの注意事項に書いてありましたよ、と言ったらそうなんですね、知りませんでした、ってオイ!あなた方は窓口なのだから知りませんでしたじゃ駄目でしょうよ、と内心思いつつ、ああ、この周辺では国際郵便を使って中国に物を送る人はあまりいないんだな、という事は判りました。結構この辺住んでますけどね、中国の方。

何れにしろここから後はどう折衝してシステム化するかが問題で、私としてはスーツ量販店や既存の格安オーダースーツチェーンとは一線を画しつつ、価格帯としては2極化した2つを考えていて、1つはある程度仕様については拘りつつコスト優先でビジネスでランニング出来るラインをスーツメインというよりもジャケパンやシャツ、ビジカジ対応に大きくシフトしたラインナップで提案するのと、オールハンドもしくは大部分を手縫で対応する着心地やマニアックな仕様、そしてそれに相応しい生地を組み合わせたラインナップの2ラインに絞ってしまおうと思っております。

今回繋がった工場は共産圏のメリットをより反映出来ているところでして、ハケットのルーマニア製のスーツを作る工場がかつての共産主義時代のルーマニアにおける対外的に国家の威信がかかる人々、外交官やメディア関係者、党幹部の為にスーツを作っていた工場を民主化後に押さえて使っているのからも判るのですが、そういうポジションの人々に対してクロージングを提供している中国の会社には優先的に人材や生地が集まる様になっているらしく。中国国営放送、中華電子台のアナウンサーやタレントの為のスーツをオーダーで作っている工場だそうなので、私としては結構期待しております。

なぁんて書いていてコスト面であっさり諦める事になるかもしれないので、一般的にはある程度決まる迄表には出さないんでしょうけどね、でもその辺はネタとしては皆さんと一緒にこうなったら良いよなぁ、という夢を見る、という事でもあるので楽しいですよね。

という事で本日もこの気温の中半袖Tシャツの紹介をするのは何なので、どうやら明日はそこ迄気温が低いという事にはならなさそうなので、明日の紹介とさせて頂こうかと。その分ここ数日結構手間をかけて取り組んでいた仕事が一旦送る事で区切りがついたのでそのお話を。

そう、お客様がいらっしゃる時間と展示会を廻っている時間、それだけじゃなく色々とやっているんですよ、というお話でした。
blogram投票ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ