March 03, 2018

梅春の新作紹介 vol.7 la vacchetta grassaのVacchetta Heather Belt


今日も春っぽい陽気でしたが。明日明後日は更に暖かい様で。月曜日は雨でも19℃とかの予報ですからかなりなものです。丁度木曜日に都立高校の合格発表もあり、お子様が合格した!というお客様がいらっしゃいましたが、これも春らしい話題ですよね。

さてそんな陽気ですから悩みました。昨日は本日辺りにセーターの紹介を、と思っていましたが、今日まぁ予想していない物迄届きまして、それが結構待っていた方が多かったベーシック且つ既存にはないヘザー(端を削いで薄くしてある仕様)のベルトだったので。そしてZDAのスニーカーも届きまして、1万そこそこのスニーカーでキャンバスなので春向き、ともなればあれこっちを先に紹介すべきか!?とも思いましたし。でもスプリングコートは来ていてもまだジャケットは来ていませんし、シャツも来ていないのでドレス仕様なベルトってどうなのよ、と思いつつこのクオリティでこの価格で提案するとなるとこれ、中心サイズが一気になくなる可能性があるな、と危惧して今日の紹介はベルトにしよう、という事になりました。

このラヴァケッタグラッサ、昨年の夏にメッシュのベルトを取り扱いましたが大好評でほぼ完売。秋冬は発注時期がまだ最初の入荷前だったのでどうしてくれようか、という事で1シーズン様子を見ていましたが、書いた通りに昨年の夏大好評だったので、今年のこの春夏に向けてその好評だったメッシュのベルトを昨年同様のダークブラウンとネイビーに新色のグレーを加えて展開する事に。そちらはそちらでそのうち暖かくなってメッシュのベルトが丁度良い季節になってきたら紹介するとして、更にもう1型やる事にしたのが今日紹介しているこのヘザーベルトです。

イタリアはモデナの街に工房を構えるレザーブランドであるラヴァケッタグラッサ。その名の通りイタリアの手鞣し手仕上げな革、ヴァケッタを主にしたレザーアイテムのブランドです。主にした、というのは牛革はほぼヴァケッタのみなのですが、イタリアらしくエキゾチックレザーは好きな様で、リザードにクロコ、更にオストリッチやパイソンなんかは提案されているので。どうしても日本での取扱いは単品の価格が高額なクロコダイルやオストリッチなんかが目につきますが、イタリアのメーカーを取り扱うんです、その名の通りヴァケッタで作られた物の方が遥かにコスパが良く美味しい提案が出来ると私は思っております。そもそもクロコやオストリッチのベルトなんてビジネスで使うのには成金臭くて気が引けますし、その割には革自体の希少性から高額な物になってしまいます。それよりかはなんか同じ黒なのにクラフト感が出て味のある革を使ったシンプルだけど目を惹くベルトだよね、という方が私の嗜好からしても良いだろう、と。

そして何よりお客様からの声が結構あったんですよね、ヘザーのベルト。どうしてもメインでやっているのがクィックリリースバックルのマーティン・フェイジィだ、という事もあり、1枚革のベルトで厚さも含めて革そのものの味を楽しみましょう、という質実剛健な英国調がメインになっていますが。でも例えば冠婚葬祭であるとか、ダークブラウンにしてももっとオーソドックスに正調ドレスカジュアルなコーデに合わせられるベルト、という事を考えたら何かしらヘザーのベルトが欲しいよな、というお客様からリクエストされておりまして。

でも色々見ていて英国メーカーのベルトだと革の表情がやはりブライドルに見劣りしてしまいまして。それに匹敵するデイリーユースな革となるとこれはイタリアのヴァケッタだろうと。で、昨年の春夏はバリエーションとして店頭になかったレザーメッシュのベルトを、という事でヴァケッタを手編みしたメッシュベルトにしましたが、満を持してヘザーのベルトを今回投入した訳です。まぁしっかしこれがまた悩ましく。

このメーカー、端を縫い合わせた物と貼り合わせた物の2種類用意されていまして。単純に見た目でよりエレガントなのは貼り合わせの方なのです。靴だって単にエレガントというだけならマッケイというかボローニャ製法でコバが張っていない物の方がスッキリはしていますから。でも耐久性を考えたら糸で縫っている方が強度はあります。で、私のジャッジは端ミシンかけているもの、という事に。1つだけバックルをメッシュのベルトとは違うもので尚且つエレガントな物に変更する、というささやかな別注はしております。これ別に組み合わせをこれ、と指定すればこれになるのでそれだけを別注仕様と謳うつもりはないのですが、他のところは角度の付いているホームベース型のバックルを使っていて、そのバックルの方が長さが短いのでバックルがちょこんと付いている感じに。それは個人的にはエレガントという感じではないので、折角だからそこは変更しておこう、という事で。

それとここもある程度こちらで価格設定を考えられるメーカーなので、ユーロ高でドキドキしていたのですが、そのユーロ高の下では結構頑張ったな、と自分で思う13,800円(税抜)という価格設定にしました。今検索かけて把握出来る範囲では15,000円が殆どなので、ささやかですが気持ち良くいける価格にと思いまして。単に税込で15,000円を越えない様にしたかっただけなんですけどね。消費税10%になっちゃったら意味ありませんがw

という事で今回はイタリアンなヴァケッタを使って究極オーソドックスに、それでいて味があって使い易いビジネスにもフォーマルにも(勿論カジュアルに使っても構いませんがw)使えるベルト、というのを提案してみました。今後はどうするのか考えずに取りあえず1回目、という事でサラッとしか発注しておりません(そりゃそうだ、お前どんだけベルト集めてんだってぐらいにベルトありますので)、サイズがインチに直して32・34・36の3サイズで取っておりますが、32・34インチは一気になくなる可能性がありますのでお早めに。

さて、明日は今のところセーターを先送りしてスニーカーの紹介を考えております。そちらもこのクオリティでこの価格か!という良い感じな1足なのでお楽しみに。
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