October 04, 2018

春夏のオーダーもですがそれより!


念のため傘持って出掛けたのですが。全く雨には合わず、粛々と予定をクリアしてまいりました。気温も肌寒いという程ではなかったので長袖Tシャツ1枚で過ごせましたし、普段あまり行かないルートでしたが偶に違う所を廻るのは楽しいものです。まずは英国本土で展開されず、日本でだけ展開される事になったウィリアムロッキーの半袖ニットのオーダーを入れるかどうか、糸帳を見ながら検討する、という事。

元々九州で複数店舗を展開している所が半袖で3色使いのボーダーの半袖ニットをやりたいとリクエストした事からこの話は始まり、そこだけだと発注数が足りないので、別注で乗らないか、というお話でした。ところがいざ他のところで乗ってくれる所と話を詰めていったら、肝心要の言い出しっぺがやっぱ無地の方が良いな、と宗旨替えを。と、状況が錯綜としてきたので、行って状況を聞きつつもっともオーダーがまとまり易く、且つ皆様に提案して美味しいのはどうする事なのか、というのをジャッジしてきました。

結果として英国製の無地の半袖コットンセーターを発注したのですが、これ他にはない仕様の指定が出来まして、袖口と裾を一切絞らないという指定が出来たんです。どうしても袖口と裾に向かってリブで絞っているのがクラシカルなセーターの仕様なのでそうなってしまいがちですが、完全に半袖Tシャツ型で袖付けはリンキング、更に端は全てニットなのでどこにも断端がないという仕様を指定。更に糸をB.A.Tの分だけメランジの入った糸で指定。メランジのはいぅたネイビーとカーキの2色展開する事に。色に関しては定番色だけどメランジの入った糸にする事で差別化を図りつつリスクの高い冒険は避けて勝ちにいっていますが、英国製のコットンのハイゲージなんてジョンスメ以外ほぼ出回りませんし、完全Tシャツ型だけどニットなんてのは、一見ドカジュアルなのに上質で上品さが漂うジョンスメにはない提案です。まぁこれは来春を楽しみにして頂くとして。

そのウィリアムロッキー、商社を訪ねたら秋冬分が丁度上がってきているという・・・・いや秋冬は久々の日本展開な上に糸色を指定してのボーダーのクルーネックを組んだのですが、糸帳からで選んだので実際製品というかボーダーにしてみたらどんな感じかドキドキしていましたが、いやこれ素晴らしく完成度の高い良い感じなボーダーセーターに仕上がっており。元々機械編みのブラックシープでボーダーを企画していたので、そちらがあるならそちらにする予定だったのですが、何だかんだでそちらが流れてしまい、ウィリアムロッキーに行ったらほぼ変わらない価格で小ロットで糸色を指定して発注出来るという事になったので発注したのです。

が、私は見てきてとても良い出来だと思いましたが、如何せんここで一つ問題が。気温がハイゲージ寄りのミドルゲージを着る程下がってくれないんです、10月なのに(汗)
正直ハイゲージ寄りの、なんてのではなくそのものズバリのハイゲージのセーターがまだ動かない状況なのにその辺納品してもらって果たして良いんだろうか、と悩んでしまいまして。一応明日迄に考えてお返事する事にしていますが、この連休に合わせて納品してもらうか、それとももう暫く待ってもらってからにするか、検討します。でもこれ、入ったらすぐに売れるであろう出来の良さなのは間違いありません。

これに加えて久々に取った同じウィリアムロッキーのセーターに使った色糸ともう1色混ぜて作った3プライの編物のマフラー、これがまたとんでもなく良い出来でした。それこそまだまだマフラーは早いと思ってますが、見てきたのでその出来の良さは保証します。しかもこの品番、B.A.Tの専売モデルだし。3色色組むのがイメージし辛いので他では何処も発注しなかったそうで。という事でこちらも美味しいです。

と、何故か春夏の展示会に行っていたはずなのにもうすぐ納品されるものの話になっているんだか、という所なのですが。これ店頭では暫く前から告知していましたが、今年の秋冬のコンチネンタルサーカス×タイドニスタのネクタイの柄、銀杏の葉柄にする事になってまして。こちらも秋冬のお話で混同させてしまいそうで恐縮なのですが、本日最終打ち合わせに行ってまいりました。柄のランダムさを増して地色を秋冬らしくメランジ調に見える様にトーンの違う同系色を組み合せて、というのを詰めてきました。

結果として今回は銀杏の葉の色は地色に関係なく共通にしようという事に。そしてベースは元サンプルに近いグリーン系、そしてもう1色どうしようか散々悩みましたが、やってきていない色が良いな、という事でその中でビジネスの場で使ってもスーツの色と喧嘩せず調和がとれて格好良い物、というのを考えたらチャコールグレーベースという事になりました。こちらの方が銀杏がバキッと出るのですが、自然の風物を組み込みながらシャープな感じになるのでダークホース的にいけるんじゃなかろうかと。

秋だしノットがしっかり出来る方が格好良いだろうという事で今回もセッテ仕様にしているので、裏地は敢えて共地のシルクを使わずキュプラにして厚さと重さを軽減しております。前回やってみてそれがこのセッテ仕様には良いという事に。一応11月頭に上がる予定です。これは具体的にどうなるのか待ち望んでいる方が多いので是非今日のネタとして書こうとw

考えてみればビジネスにおけるスーツの需要がどんどん減り、それ以上にクールビズとウォームビズを含むビジカジの普及によってネクタイ業界は縮小の一途を辿っているのに、それでも他にはないコンセプトとテクニックと希少性を提案しているとはいえ、完全に逆張りでネクタイをオリジナルでリリースするなんてのは、つくづくへそ曲がりですよねぇ・・・・でも逆にそういう時代だからこそこれならしていきたいな、と思えるネクタイをして仕事に行きたいという事になるんじゃないかとも思うのです。

という事で、今日は展示会廻りでありながら実際には展示会廻りというよりも商談というか、オリジナル企画を進める一日になってしまいましたが。思い入れのある企画を着実に前に進めるというのは充実感があって嬉しいものです。

明日はザチノリバイブドのパンツが投入されてくる予定です、この3連休気温は高めの様ですが朝晩は20℃切る位なので、秋の準備はそろそろ進めておく事をお奨めします。明日のブログは商品紹介の予定です、そちらもお楽しみに。
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